16話 風邪①
えー。こほん。更新遅れた理由は全部の修正等をしておりました。
「うっ、もう朝か。」
目をぱちくりと開ける。
パサッザッ。
なんの音?と考えながら起きる。
「あっ、やべっ」
ハルキが見たものはメネルがちょうど着替えてるところであった。
「ってか具合悪い。」
そう言いながら横になる。体が熱い。変な意味でもなくただ単に。
「さて、まずはハルキ起こすかぁ」
どうやら着替えが終わったらしい。
「ハルキー!起きてーって熱ちちちちっ!」
メネルがハルキを触って熱いと叫ぶ。やはりメネル視点でも体が熱いらしい。というか大袈裟なような気もするが。
「うーん熱、測ってみるね」
この世界にも体温計があるのか。
ぴとっ
「えっ?」
おでこに何か当たってる感覚がある。歪む視野を凝らしてよーく見てみるとおでことおでこがぶつかっているようだ。
「やっぱりおでこも熱いなぁ」
「いや大丈夫だから」
起き上がろうとするがメネルに止められる。
「こらっ、もー寝てて!あとタオル濡らしてくるから待っててね♪」
プンプンと膨らましたあとはタオルを濡らしに行く。
「ハルキったらいっつも無理しようとするんだから。」
と、奥の方から聞こえてくる。
「こりゃあ風邪引いたかなぁ。別になんかしてるわけじゃ…」
一瞬黙り込む。
「ってしてたぁ!アイス食べすぎてたし、はぁ」
今更原因に気づく。
「うっ」
改めて横になっていると、熱を感じる。くらくらする感じ。
「はぁ、風邪なんていつぶりだろ?」
・・・・・・・・・・・・
「うっ、ここは?」
風邪引いてる感じがない。ただ来たことがある感じがする。
「神の空間に似てるけどこんな家はなかったしなぁ」
二階建ての洋風の家。レンガの屋根が良い味を出している。
「とりあえず入ってみるか。」
まずは扉を叩いてみる。
「反応はなしと。」
ガチャ
「空いた?」
扉を開けると階段やキッチンにテーブル。普通の家の感じが漂ってくる。
「おじゃましまーす。」
中に入り奥の方に向かう。
すると
「これは水の音?シャワーか?」
耳を澄ますとシャワーの音と確信ができる。聞こえてる先はバスルームだ。
「さて、どうするか。」
入るのはいいが人によっては危ない。ここは幻。つまり神の空間かただ単に転移されて肉体的に変な空間に閉じ込められたか。
「ふぅ。開けるしかないか」
ガララと高い音が流れる
「えっ?」
と聞こえる先には少女。堕天使の神がいた。
「いやっその。」
「やっぱり男の子だねぇ。まさかいつの間にかのぞきに来るとは。」
「違う違う!たまたまだ!」
と手で目を隠しながら顔をそらす。
「その勇敢さにたたえ、私の体見ていいよ」
無駄にテンション高い堕天使の神から目を背け、隠す。
「いやいやいや!ダメだよ!」
・・・・・・・・・・・・
堕天使の神がバスルームから出てきてテーブルに二人とも座る。
「別に見ててもいいのに。」
「いやいや、だめだからね?」
「私が君のを見てあげようか?」
「それも、やだよ!」
と嘆く
「ってかここはやっぱりここは神の空間だったのか。でも、なんで家が?」
「私はこの空間に住んでるから家が欲しいなと。この空間は私のだから、念じるだけで自由に作れるから」
「へぇ~。それよりも本題だ」
真面目な顔に戻る。
「堕天使の神。お前を見て思い出したんだが今更、矛盾を発見した。」
「へぇ~、どんな矛盾だ?」
「それは時の神の話なんだが。」
「ほう」
「あいつは俺の秘密の事を話してた。」
思い返せばそうだ。あるところで矛盾が出来上がる。
「ああ、なんだ。君の転移の話か」
その瞬間自分でも顔がひきつったのが分かった。
「っ!?なぜそれを知っている?」
「私らは神だぞ。君の記憶を見るぐらいは容易い。」
「なんだ。そんなことかよ。って事はただのハッタリだったんだな?」
がくっと力が抜ける。
「ああ。神なら誰でもできるぞ。」
「ん?って事はさっきからかったんだなぁぁ!?」
「あ、いや、それよりも」
と一生懸命ごまかす。
「今更だが君は私の能力。いや能力の一部使えるはずだが?」
「一部?」
急にわからないことが出てくる。
「ああ。って?そこからかぁ」
はぁ。とため息をつく。
「仕方ない。使い方を教えてあげるよ!」




