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リシアンの契約 ~呪われた世界と聖なる夜の仔~  作者: 水森已愛
第一章 『リシアンの契約Ⅰ』
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~舞台設定~

 < 青の国 >

 

 水や森に富む豊かな自然の国。

 神秘的な土地が多く、

 なかでも、選ばれたものしか入ることを許されない、

 ラズーリ禁猟区の神々しい美しさは圧巻だ。


 特に、美しい青い霧に包まれた、<禁じられた森>は、

 一度入ると二度と抜け出せない、恐ろしい土地として有名だ。


 奥地には、宝石を体内に宿した動物がいるらしいが、

 誰も捕まえたものはいない。


< 白の国 >


 常冬の地として知られる、宗教の国。

 国民のすべてが、聖カトリキア教を信仰している。


 噂によると、黒の国を滅ぼす寸前まで侵略したらしい。


 教皇はおらず、大司教一名のみが君臨しているらしいが、

 まだ年端もいかない少年が、なぜそこまでの信仰を集めるのか、

 他の国の人々はかなり疑問に思っているようだ。


< 紫の国 >


 若き巫女王が君臨する、知識と知恵の国。

 この世のあらゆる知識を集めた、

 紫陽花の図書宮が有名だ。


 神より託宣を預かりし王は、まだ年若い娘だが、

 その賢さと誇り高さ、神秘な美貌で、

 国民の支持を大きく集めている。


< 黒の国 >


 美しく誉れ高い騎士王が君臨する、

 誇り高き騎士たちが集まる国。


 今は白の国の侵略に敗れ、その内情は悲惨を極める。


 話によると、各国に散らばった国民を、

 王自らが集めているという。


 もとは遊牧民たちの集いゆえ、

 今はどんなに貧しくとも、皆たくましく生きているようだ。


< 黄の国 >


 水晶と動物たちがおりなす平和な国であったが、

 最近、外界<アザー>より招いた青年が王となってからは、

 先進的な機械がたくさん生まれ、今ではもっとも豊かな国となった。


 王・リクは、名前の縛りを受けない自由な身として、

 超常の力を持たないかわりに、

 12の国唯一、“呪い”を受けていない王とされる。

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