4話目 世界の事とお姫様
はい、どうも秋です。季節じゃないよ。
今、謁見の間に移動中です。なんだか廊下が無駄に長いのは、気のせいだろうか。
うん、気のせいだ♪ そこ!ツッコまない!
「そろそろ、到着しますので」
「あの~、私、王族にたいする礼儀作法なんて知らないんですけど…」
「姫様は、そのことは気にしないからと言っておりました」
姫様、あなたはエスパーですか?なんで先読みができるんですか?すごいな~王族
「着きました。どうぞ中へ」
謁見の間スゲーな広いな、そして姫までの距離遠いな、まだ歩かなきゃならんのか…気が滅入る。
「アキさん、こちらへ来てください」
「あっ、はい」
まさか、さん付けで呼ばれるとは!
とりあえず、近くへ行くと姫の容姿がわかった、17歳くらいで天然物の金髪に赤の目、身長は俺とレイの間くらいはっきり言ってかなりきれいだ。
「あなたが、アキさんなんですね。私は、ミーナ・テス・ウラガーノこの国の王女です」
「はじめまして、峰治秋です。王女様、私にどのような用事が?」
「どうぞ、ミーナと呼んでください。アルペンタを一人で倒したと聞いて、依頼があるのです」
「依頼ですか?いったいどのような内容なんですか?ミーナさん」
「依頼内容については、後ほど私の部屋でお話します。すぐに行きますか?」
「少し用事があるので一度あの部屋に戻ってから伺います」
「わかりました。では、後ほど」
とりあえず、情報が要るから部屋に撤収!頼みますよ、執事さん(仮)
「部屋に着きました。姫様のお部屋に行きたい時は部屋に備え付けの、ベルを鳴らしてください」
「わかりました、ありがとうございまいた」
お礼の意味でニコッと笑っておく。せめてものお礼なわけですよ。うんで、落ち着かない部屋に再び入ります。何回みても派手だな~
「ただいま、メグ、流し込むのよろしく」
『準備はOKだよ』
メグは、俺の頭に手を当てた。すると、膨大な量の情報が流れ込んできて視界を光が覆った。
・・・・・・
え~、情報を整理しよう
まず、種族とその容姿についてと魔力について
属性は、火、水、土、風、光・闇、無、この6つがこの世界には、存在する
種族は、無を抜いた5つからなる。容姿については、火から順に赤、青、茶、緑、金
他に魔王が居るらしく、魔王は漆黒らしい
国は、
森と農業の国ウッドノース
鉱山と工業の国レアール
草原と牧畜の国ユーランド
砂漠と宝石の国サンゴールド
武術の国トウハ
それぞれの国は特産品の貿易で上手くやっているらしい。
それで、ここでは魔法が使えるが、それぞれの精霊から力を貸してもらう。
火の精霊サラマンダー
水の精霊ウンディーネ
風の精霊シルフ(シルフィードとも呼ばれている)
土の精霊ノーム
この四精霊に力借りて魔法を行使する、精霊に力を借りないのが無と光闇で
光闇は、王族と魔王しか使えなく、無は誰でも魔力があれば使える。
これが、情報を整理した結果である。
「これ意外と気持ち悪くなるな」
『まあ、英単語三年分だからね~』
「あ~、聞こえない聞こえない。英語なんて聞こえない」
【すごい拒否反応ね~、伊達に三年間1じゃなかった訳ね】
『ちょっ、秋ちゃん!落ち着いて、人が来ちゃうから!』
「はっ!俺は、一体何を?」
何か聞いちゃいけない単語を聞いた気がする。分かんないなら知らない方がいいよな、うん
はい、そこ!ひかない!
【メグちゃん、秋がリアルエスケープしてるわよ】
『そうだね、あんな姿見たのが初めてだよ。なんか上の空な感じだね』
「そうそう、今からミーナの部屋に、依頼の内容聞きに行ってくるから」
【『ミーナって誰?』】
「あっそうか、ここの姫の名前だよ」
『なんかいきなり仲良くなってない?』
【あら、秋は姫攻略フラグ立てたの?】
話が完璧に脱線してるよ。しすぎだよ、脱線してから車両が切り離されてる勢いだよ。
何?例えが微妙?気にしたらダメだよ、白髪が増えるよ
「話が脱線してるぞ二人共、てかキリがないから行くぞ」
『え?もう行くの?』
「どこからか執事さんが早くしろと殺気を送ってきてるんだよ」
【いってらっしゃい】
ちりん、ベルが耳に心地よい音を出した
「お呼びでしょうか?」
早過ぎだろ執事さん、ベルを鳴らして約1秒で来たぞ。世界陸上で金とれるぞぶっちぎりで
「今から姫様の部屋へ行きたいのですが、いいでしょうか?」
「わかりました。では、こちらへ」
と言う訳でミーナの部屋に行きます。
このときは、まだあんな大変な依頼を頼まれるなんて思いもしなかった…
どうも、熊海苔です。
もうすぐテストがあるので更新が遅れることになると思います
まあ、もうすぐと言ってもゴールデンウィーク明けなんですけどね