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恭介くんの数奇な生活  作者: 熊海苔
第1章 アルカディア介入編
31/65

27話目 町へ行こう!その1

和馬の話です。

場所は魔王城、魔王襲撃から1週間が経ったある日である。

職務室へ向かう影があった。この城の主和馬である。


「あのさ、クレア」

「なんだ?今かなり忙しいのだが」

「うん、この城が建ってる島って向こう側まで全然離れてないよね?」

「そうだな」

「時々、人が迷い込んでるらしいんだよ」

「ふむ、それで何が言いたいのだ?」

「もういっその事、島と陸を橋で繋いじゃわない?この島の魔族って友好的だからなんとかなると思うんだよね」

「なるほど……我々側は何も問題ないな。向こうの人間は知らないが」

「それで僕が聞きに行こうと思って……」


それを聞いてクレアが頭を抱えてしまった。僕、何か間違えた?


「今回の魔王は………歴代にそんなこと言った者は居ないぞ?というか、普通そういう発想がなかったな」

「やっていい?責任は僕がとるからさ。ね?」

「しょうがないな。そのかわりお前がちゃんと責任とれ。いいな?」

「じゃあ、行ってくる」


よしっ、最強の難関から難無く許可を手に入れたからもう大丈夫だ


****

村のある海岸に来たはいいけど……

どうしたものだろう?向こうに渡る方法が変幻しかない……でも、見つかったら怪しい目で見られるからなぁ

う~ん………


「あっ、魔王様。こんな時間にどうかなさいました?」

「ああ、ツクミのおばちゃんか。畏まって話さないで」

「そうかい。なら、どうしたんだい?和馬君。こんな時間にさ」

「ちょっと向こうに渡る方法を探しててさ。変幻しか思い付かなくて……」

「向こう?人に会いに行くのかい?なら、ウチの船を使いな。おんぼろだけど使えるはずだよ」

「ありがたく使わせてもらうよ」

「じゃあ、船着き場に行きな、おんぼろ過ぎて見つけやすいはずだよ」

「じゃあね。ツクミのおばちゃん」


おんぼろって……沈まないかすっごい心配だな……


「まったく、なんであんないい子が魔王になったのかね?世の中まだまだ不思議だねぇ」


****


目の前にはかなりボロボロの船がある。腐ってるんじゃない?と思えるくらい色がおかしい。


「これは突っ込むべきなのかな?とりあえず……こんなのに乗ったら沈むよっ!船体の横に穴が開いてるってどういうことさ!?」


これは変幻するしかないかぁ……でもまだ長時間の変幻出来ないからなぁ


「よし、変幻!」


何変幻したか自分でもわかんないけど……この感じは…………


「これ、ヒポグリフかな?四本足で前が鷲の足、ヒポグリフだね」


助走をつけて飛び立つ。身体に当たる風が心地好い、かなりの距離があるけれど何とかなるよね?


****


20分間ほど飛んだけどまだ距離はそこそこある。町?村かはわからないけど明かりは見えてはきている。でも、そろそろ元に戻りそうだ


「や、やばい……変幻が解けそうだ……うあっ」


変幻が解けて僕は海に落ちた。

長らくお待たせしました。やっと更新です。

少し余裕ができたんで投稿できました


ほんと、忙しかったんですよ?いや、マジです


では、次にいつ更新できるかはわかりませんが

さよなら~


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