26話目 一つ目の遺産ゲット?だぜ
そして果し合い?試合?の日になった。
めんどくさそうだなぁ
「そろそろ、時間だな。両者ともよいか?」
「うん、大丈夫です」
「帝様、かたじけない。審判役など頼んでしまいまして」
「気にするな。見てみたかったのだよ鬼神とトウハの格闘王の闘いをな」
は?それ初耳ですよ?カクトウオウって何ですか?
(K-1?)
やめろ、怖い事を言うな
「では……」
そこ、溜めないでください
「始め!」
さて、どうす……
「はやっ!」
「はっ」
ガキィン
一撃が重い……しかしこの剣どっかで……
「その剣……ダーインスレイブか?」
「やはり知っておったか……そうこれが遺産」
「めんどくさいなぁ」
やっぱ、あれ使うしかないか……とりあえずテレパでっと
お~い、メグ
(わっ!?ああ、恭介どうかしたの?)
アレスにグングニル借りてきて
(いいけど……どうするの?)
あいつに投げる
「気を抜いていて良いのか?拙者は強いのだが」
「弱い犬ほどよく吼えるって……ねっ!!」
太刀を投げつけて王家の剣で袈裟懸けに斬りかかる。しかし、その太刀筋をいなされてしまう。
さらに左に持ち替えて双虎で居合い切り、相手がはじき浮く
「うを!?」
「これで!」
「なんてな」
「まだまだ!双龍閃・雷!」
さらに剣を振り下ろす!だが手応えがない……やっぱり
相手は先に距離を離すため後ろに大きく跳んだ
そして、睨み合いになる
「メグ!!あれは!?」
「貸してもらってきたよ~。ほい!」
刃の部分に少し装飾がしてある2m弱の槍、グングニルを受け取る。
「今更だが、人の形を取っている時の名前は?」
「……村正」
「分かった。じゃあこの一撃で決めようか。村正」
「承知した」
王家の剣……めんどいからアロンダイトでいいか。アロンダイトを左手で構えてグングニルを右手で構える
初撃が当たらなければ勝つ事は不可能だ。まあ、裏の手を使えばやれない訳ではないんだけどね
念のため裏の手の準備もしておくけど……
「行くぞ!!」
村正が走ってくる。まだだ……あと少し………今だ!
「うらっ!」
「甘いぞ!拙者は血を吸うまで鞘に納まらぬダーインスレイブだ。そんな物でっ!」
「裏技その1、ただのグングンニルに痛覚付与能力を付けておいた。かすっただけで後がめんどくさいぞ?」
「ふんっ、それごとき!」
剣でずらしながら突っ込んでくる。だが肩にかすったらしく傷がある
「これで!」
「チェックメイトだ」
「な…に…?」
「裏技その2,3,4だ。まず、お前の強制実態化能力付与もちろんグングニルにだがな。3に三度目のヒットでの傷の無効化、最後にこのアロンダイトの能力の増幅だ。あと飛んで行った先に空間の亀裂を作ってこっちに飛んで来るようにしてあった」
「なっ!………がぁ!?」
「で?どうする?降参するか?」
(恭介、コイツどうするの?)
できればこのまま本体を封じちまいたいな。後々めんどくさそうだし
「こ……降参だ」
「ん、本体は封印させてもらうぞ。あれだけの力を持ってるんだ」
「くぅ……承知した………」
親指を犬歯で切り裂き本体にルーン文字を血で書く。封印のためだ
「よし!封印終了!!」
「あんまり変わらないようだが……」
「くっくっくっ、今はな……まあもう力は使えないはずだ」
「その含みのある言い方が気になるのだが……」
「ふふふ、明日を楽しみにしているがいい。帝さん帝さん、部屋に帰ってもいいっすか?」
「あ、ああ、よいぞ」
「そりゃどうも。みんな行くぞ」
村正と帝さんがポカーンとしているが無視無視。部屋に戻って俺は寝たい疲れた
「うぅ……ねむ……」
「そういえば、秋よ。お主達は何の為に旅をしておるのだ?」
「んあ?ああ、なんか魔王を何とかしておくれとウッドノースの王様に頼まれちゃってさ~しかたなく、ぶらぶらぐだぐだしながら向かってんの魔王城に」
「魔王か………ん?しかし今回の魔王は平和主義者だと聞いておるぞ?」
「平和主義者ねぇ……ならカイザーって知ってるか?」
【ああ、あの喋るヴェオウルフね】
【あいつは強かったな。三人で攻めてもダメだったし】
「カイザー!?秋!カイザーを知っているのか!?」
「は?知ってるも何も戦ったぞ?」
おいおい、なんでそんなリアクションが返ってくるんだよ。大袈裟だろ。
「それでこれまでの事は魔王の仕業だと思っていたのだな?これは大変な事になるぞ………」
???なんだなんだ?何事だ?って……え?今回はもう終わり?次回に続く?
マジで?
「「「【【メタ発言ダメ!!】】」」」
「おぉう!?」
遅くなりました。
申し訳ないです。ネタがなかったんです
すいません言い訳ですね