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恭介くんの数奇な生活  作者: 熊海苔
第1章 アルカディア介入編
24/65

20話目 新たな能力、ゲットだぜ!

ついに、禁断の能力を手に入れます。


ぶっちゃけノリで書いていたらこんなことに…

目が覚めると朝だった。そして湯船に入ってからの記憶が曖昧だった。

だいたい、あのメンバーで風呂に入るのが問題なんだよ。

俺は、体は女だが中身は男なんだ。耐えられるわけない、しかものぼせたし…


「おはよう、アキ」

「ん、おはよう、ミーナ。昨日は心配かけたな」

「そのこっちこそゴメンね、無理矢理お風呂一緒に入っちゃって」

「あぁ、気にするな。過ぎたことだろ?まあ、後でお仕置きだがな」

「やっぱり怒ってる!?ホントにごめんなさい!なんでもするから許して!」

「なんでも?ホントに?」

「なんでもするから!」


そこで、いい事を思いついたとばかりに秋は笑った

最近、自分ばかりが物を買ってもらっていることを気にしていたから、お返しを考えていたのだから


「じゃあさ、メグとミーナの服を買いに行こう」

「え?私とメグの服?なんで?」

「いやさ、最近俺ばっかり物を買ってもらっていたからさ。自分のお金でなんか買ってあげたくてな」


少し自重気味に笑う秋を見て、ミーナは驚きで目を見開いていた。

なんせ、これまで自分が物を買ってもらった時、大体の相手がミーナを狙っての贈り物で、

お礼としての物など貰ったことがなかったからだ。家族を除いて


「ダメか?なんか恩返ししたくてさ」

「ううん、ありがとう、すごく嬉しい」

「まだ買ってないから、一緒に買いに行こう?」

「うん!」


その時のミーナの笑顔はこれまでの笑顔とは、違った笑顔だった。

そのことに秋はドギマギしながら笑い返した。


「そういや、メグは?」

「んと、神様のお仕事だって」

「おk、ちょっと待っててくれ」


その時、秋からは黒いオーラが出ていた。

それに気がついてミーナは、うわ~、あれはかなり怒ってるな~と、考えていたりした


「一応聞くけど、どこに行くの?」

「神の国?エデンの園だっけ」

「何をしに?」

「メグを引きずってくるために」

「ん、じゃあ待ってるね」

「あぁ、ゴメンn――」


秋がそれを、キスされたのだと気付くのに少々時間が掛かった

なにせ、いきなりの事だったのだから


「ンッ――えへへ、じゃあ早く帰ってきてね」

「んあ?へ?は、はい」


あ~、ヤバイなんか頭がぽ~とする。てか、あれファーストキスなんじゃないかね?俺の。

え?mjd?初めてがお姫様?うわ~、姉ちゃんに殺される……


「ナハト、アレお願い」

【見せ付けてくれるな~まあいいか、はいよこれくらいでいいだろ?】

【私達の方がすごいものね~】

「ひとの部屋で何やってんだぁああああああああああああ!!!」

「ど、どうしたの!?アキ!」

【実は俺たち付き合ってるんだ!】

(後でO☆HA☆NA☆SIしような)

「んじゃ、行ってきま~す」


そして、自分で買った太刀を振るった。

すると、次元の裂け目ができた、そこへテクテクと入っていった秋だった


「宅急便で~す」

「はいは~い、待っててください。ハンコ取ってきま~す」

「ここでも宅急便てあるんだ……」

「あら?あなたは、たしか……そうそう秋ちゃんね」

「へ?」


後ろから声を掛けられて飛び上がりそうになる。


「あなたは?」

「ああ、自己紹介がまだだったわね。私はヘスティア、人は炉の神って呼んでるわね」

「すいません、ギリシャ神話は知らないもので……」

「まあいいわ、まずゼウスの所に行きましょう。話はそれから」

「あの~、今クロノスさんが…」


今クロノスはハンコを取りに行っているからな~ここから動く訳には…


「ん?呼んだかい?」

「あれ?さっき……あれ?」

「ほら、行きましょう」


ヘスティアに背中を押され神殿の中に入っていった。

数分歩くと玉座のような物に腰掛けている人(?)がいた


「ふむ、よく来たよく来た、エデンの園まで人が来れるとはな。我はゼウス、社長のようなもんだ」

「俺はアレス、軍神だ」

「わしはヘファイストス、鍛冶の神じゃ」

「あたしはアルテミス、狩りの神」

「私はアテナ、知恵の神よ」

「僕はハデス、冥界の王」

「とまあ、なんたらの神、王うんぬんは人が勝手に言っているだけだがな」

「あの、メグはまだ来れませんか?」


その言葉にゼウスが眉を顰めた


「一つ問おう秋、なぜペルセフォネにこだわる?」

「仲間だから」


質問に少しムッとして答えた


「ふんっ、そんな理由か、ならば我のペルセフォネは渡さん!欲しくば我に勝って奪え!」

「上等だ!この野郎!人が黙って聞いていればメグはお前の物?ハッ!冗談は休み休みに言え!」

「ならば……食らえ!天照!」

「お前!チートか!?くそなら、峰崎流壱の型!『絶』!」


説明しよう!峰崎流とは、今秋が考えた流派である!


「なかなかやるな!峰崎流!ならば!俺のこの手が真っ赤に燃える!お前を倒せと

轟き叫ぶ!爆熱!ゴットフィンガー!!」

「なら!フタエノキワミアーーーーーーー!!」


ドゴーン

拳と拳のぶつかり合いで生まれた衝撃波で地面がえぐれる


「ふっ、来い!エクスカリバーMk-Ⅱ!」

「双虎!」

「「飛天御剣流……」」

「龍翔閃!」

「九頭龍閃!!」


キンッ!ズガガガガガガガガ


「ふっ、我の負けだ…連れて行け」

「ああ、なかなかいい戦いだった」

「ついでにこれをやろう」

「これは?」

「チート能力だ好きに使うがいい」

「ありがたく頂戴する……メグ!行くぞ!」

「は~い、じゃあねぇ~みんな~」

「待て!秋!」

「ん?どうかした?」

「お前に受け取ってほしい、この槍を」

「あたしもこれをあげる」

「これは?」

「ああ、これはキリストを殺したと言われるロンギヌスの槍だ」

「それで、あたしが渡したのは、「いりません」…へ?」

「神の宝具だぞ?いらないのか?」

「いりません」


と、はっきりとした口調で言う。

それに渋い顔をしたアレスとアルテミスだが引き下がってくれた。


「とりあえず代わりに、情報をあげよう。あの世界に人間と言う種族は君と魔王以外存在しない」

「え?」

「じゃあな、帰るんだろ?ほら!」

「て、蹴って送り出すなぁあああああああ!!」


そのまま戻ったが、途中で上からナパームが降ってきた。

あんな物、神が使っていいのか?


「「ただいま~」」

「お帰り、じゃあ、さっそく行きましょ」

「うい~」

「どこに行くの?」

「ミーナとメグの服を買いに行く」

「ホント?やった~」


メグがかなりはしゃいだままだったが、この前と言うか昨日俺の服を買いに行った店に行った。

まあ、昨日ので俺が有名になったらしく、昨日よりも人が多かった。


「ねぇねぇ!ミーナ、このキャミソールかわいくない?」

「この、ショートパンツも中々…」

「あんま高いの買うなよ?」

「このワンピースもいい!」

「アキ!このブラよくない?」

「なぜ私に聞いてくる!?」

「むぅ~、ねぇ!メグちゃん、このブラいいよね」

「私に喧嘩売ってるの?」

「それ以上話が展開したら買ってあげないぞ?」

「じゃあ、これだけ買って!」

「私はこれだけ」

「あいよ、これください」

「はい、しめて53ゴールドになります」

「ん~と……5万3千円!?あっ、すいません。お金です」

「はい、お預かりしました。またのご来店を」


笑顔で送り出されたが、財布の中が寂しすぎてブルーになっている秋と

欲しい服を買ってもらって上機嫌なミーナとメグだった。


「ありがとね、アキ♪」

「ありがとぉ~」

「あぁ、まあ二人が満足なら俺はいいよ」


すると、ミーナ達二人がいきなり内緒話を始めた、すこしすると秋の両サイドを二人がとり

歩みを止めた、何事かと思い秋も足を止めるすると二人が秋の肩を持って頬にキスをしてきた。


「え?え?な、ななな、なんでキスするのさ」

「ふふふっ」

「「お礼のキス」」

「そ、そんな女の子が気軽にキスしちゃいけません!!」


その後、周りから優しい、ほんわかした視線を向けられている事に気がついた三人は、

足早に城へ向かうのだった。

明日も投稿します

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