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恭介くんの数奇な生活  作者: 熊海苔
第1章 アルカディア介入編
23/65

19話目 たまには、息抜きも大切 後編

感想をくださったArishia様、香多詩路様、ありがとうございます。

そしてお礼が遅れてすいません

「にしても城までの坂、無駄にぐねぐねしてね?」

「そう?これくらい当たり前じゃない?敵が攻めてきた時に楽だもの」


そういうもんか?あの強さの騎士団がいるから大丈夫なんじゃないか?


「あれだけ強くなったのは、アキのおかげよ」

「エスパー!?なぜ地文が読める!」

『ちょ、ちょっと秋ちゃん。メタ発言はだめだよ!』


うぅ…メグに叱られてしまった。これは自重せねばな


「んん~まあいっか、で今から何を………」

『逃がさないよ~。一緒に泳ご~」

「お風呂で泳いじゃいけません!」

「じゃあ、その監視のために一緒に入ってね」


あっ、はめられた!うぐ、逃げ場がない…門に居たナーシャの目も妖しかったし…

う~ん………そうだ!メグで防ご~っと


♪~


そんな時に俺の携帯が鳴った


「ん?なんで携帯が鳴るんだ?異世界だろうに…はい、もしもし、どちら様でしょうか?」

『どうも、初めまして。そこに居る神の上司です』

「ん~とメグのことですか?」


そこでそばに居たメグが首を傾げる。うむ、可愛いな、今の仕草


『ああ、今メグって呼ばれているんですね。ちなみに、本名ペルセフォネって言います。

自分は上司のクロノスって言います。以後お見知りおきを』

「どうも、じゃあメグに変わりますね」

『ありがとう、聡明な女s「ちなみに俺は男です」それは失礼しました』


なんか、神ってクセのある人たちだな~


「ほい、電話だよ」

『え?私?』

「そうそう、あと、これからは口で喋ろうね。作者との約束だよ?」

『ああ、秋ちゃんが電波を受けてる…でも面倒だから口でしゃーべろっと」

「そんな簡単なものなのね…」


ミーナが呆れていたのを二人は知らない…


「は~い、お電話変わりました。メグです」

『ペルセフォネ?元気だったかぁ?仕事もせずにどこほっつき回ってるんだ?』

「うぅ…クロノスさんですか?これは…その…」

『アルテミスも怒ってるから、一回帰って来い。いいか?』

「わかりました……」

『ゼウスは相変わらずデレデレだけど…11時には帰って来い、以上』


ツーツーツー


「なんか怒られたっぽいな。まあ、メグなら大丈夫だろ?あと素朴な疑問、ペルセフォネだから

冥府の女王なんじゃないの?」

「え~と、それは人間が勝手に言ってるだけ、神は家族じゃなくて会社みたいな物だし」


発覚!神様は会社だった!?……笑えねぇーな。オヤジギャグよりひどいな


「さー!お風呂入りましょー!!」

「あ!逃げ忘れた……」

「れっつごー!」

「お~い、発音がおかしいぞ」

「秋ちゃんとお風呂~♪」

「も~ヤダ~、この子達…」


うわ~、グチグチ言ってる間に着いちゃったよ…


「ふふふ…もう逃げられないわよ~」

「え?何その展開…お約束の展開?え?マジ?ちょっ、服に手をかけるな!」

「秋ちゃん?逃げられないよ~」

「お前もかぁああああああ!!」


と、騒いでいる間に手際よく服を脱がされてしまった。


「うぅ……は、恥ずかしい…ちょっ!こっち見るなバカ!」


手で隠しながらペタンと座り込んだ秋を見て、ミーナ達は暴走寸前だった。

や、ヤバイ食べちゃいたい と、思うミーナ

あのまま部屋にお持ち帰りを! と、思うメグ

もうかなり犯罪の域に入ってる二人だった。


「お、俺は先に入るからな?」

「「私達も行く!」」

「だが断る!」


そういうと、俺は全速力で走り風呂に向かった。しかし風呂場のタイルは濡れている訳だ

つまり……盛大にすっ転んだ。


「!ーーーーー!!」

「うわ~痛そう……まさか後頭部から行くなんて」

「ちょっ、アキ!大丈夫!?」

「らいじょーぶ…じゃない。すごく痛い」


答えてからタイルの上をのた打ち回る。これは、痛すぎる、気絶するかと思った

ん~治まってきたな…てか、う~ん風呂でっかいな~


「ふふふ、大きいでしょ?」

「まあデカイな……つーか前を隠してください///」

「何で?女同士なんだからいいじゃない」

「俺はお・と・こ!!」

「今は女の子じゃない。問題ないわよ?」

「もう観念しなよ~秋ちゃん無駄だよ?」

「もうやだーー!!」

「ほらほら、いい子だからお風呂入ろうねぇ~」

「抱き上げるなぁ~頭を撫でるなぁ~」


そのままお湯を掛けられて体を洗われ始めた。


「じ、自分で洗えるから、やめて!」

「顔を赤くしちゃってぇ~カワイイんだからぁ~」

「うぅぅ……なんで俺ばっか…」


でも洗うのが上手いから気持ちが良いな…と、いけないいけない。のまれる所だった

でも、気持ちいいからいいやぁ~


「あら?いきなり大人しくなってどうしたの?」

「ん~?気持ちいいからどーでも良くなった」

「ふぅ~ん、ほら洗い終わったから湯船に入りましょ」

「わふっ!目に泡が!」

「はぁ~いい湯だなぁ~」

「それにしても、綺麗な髪に肌ね~」

「えぇい!触るな!」

「いいじゃない」

「いや、あの、ホント勘弁してください」


こー、あれだ、背中に当たってる物がすんげー気になるんだよね。


「ふふふ、そーゆうことか」

「そうそう、だから離れてくれ」

「ヤダ☆」

「あ…やば…もう限界…」


そして気を失った


作者「今回ゲストでヴォルドが来ています」


ヴォルド「お久しぶりだな」


作者「なんか言い方にトゲがある…」


ヴォルド「私が話に出てこないではないか!」


作者「すんません…当初の予定ではこの話に出る予定だったんだけど、時間がなくて…」


ヴォルド「なら番外編を書け!」


作者「考えときます…はい、感想、ご意見、誤字脱字の指摘等、お待ちしてます」

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