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恭介くんの数奇な生活  作者: 熊海苔
第1章 アルカディア介入編
22/65

18話目 たまには、息抜きも大切 前編

そして話は秋達に戻る


****


レアールとの戦争から3日目


「アキ…貴女、お父様にかなり簡単に丸め込まれてない?」

「ナ、ナンノコトカナ?私にはさっぱり…」


くっ!女の勘というヤツか!やはり、伊達ではないな…


「わかったよ、白状する。ロストテクノロジーの遺産を回収することと、ミーナの近衛騎士になって

ほしいという事を頼まれた」

「よりによってロストテクンロジーなの?まためんどくさい物を…」

「?そうなん?なんか面白そうだけど」


バタンッ!


「君がアキかい?」


うわっ、変なの来た。さらさらな爽やか系金髪イケメン君、でも笑顔がうざい


「お兄様?!なぜここに?」

「『お兄様?!』」

「うむ、そうだ。僕は王子のアヴァロンだ」

「それでその王子が私などにどのような御用で?」

「僕と結婚し「お断りします」……」

「やです。ならミーナを貰います」

「あ、そうそうアキ、私まだキョウスケのこと諦めてないから」


ミーナさん?それは告白にしか聞こえませんよ?これでも自分、付き合ったことありませんよ?

メグが隣で脹れてますし、あれ?てことはメグも俺を……?まあ、そんなことないか


「妹は渡さないぞ!」

「うっせぇ!シスコン!ついでにロリコンだろ!」

「んなっ、つあっ、ちょぎ!」


とまあ、どーでもいいことで言い争っている二人を傍観しているメグとミーナだった


――同時刻――


サンゴールド国内、王都市場


「お、お待ちください!」

「やーだよー♪今日は公務やんないも~ん」

「ゼッド殿、シンシア様をお止めください。私達では無理です」


荒い息をしながら大臣達が言ってきた


「やれやれ、だからシアは自重しろと毎回毎回…」

「うわっ!ゼッドを使うの卑怯だよ」

「公務は、俺が手伝うから城に戻るぞ。シア」

「やったー!ありがとゼッド♪」


こっちはこっちで王女と将軍の間で成り立たない会話をする能天気さを爆発させていた


****


「ふむ、結果的に君は猫派と」

「で、お前は犬派と」

「『どんな話の発展の仕方しとんだぁあああああああ!!』」

「「うをっ!?」」

「何なの!?その話!何でそうなるの?!」

「そのシスロリコンのせいだ」

「君のせいだろ!このひんぬー」

「ああ!言いやがったな!これでも気にしてたんだぞ!」

『ねぇ、ミーナ…』

「何?」

『秋ちゃん、普通に女の子生活エンジョイしてるよね?』

「うん、さっきの発言で完璧に乙女化してるって確信したよ」

「まあ……」

「『愛でやすくなったからいいんだけどねぇ~』」


む?なにか言われた気がする…ん~何だろう?

まあいいか!アヴァロンも倒したし!


「わ、我が一生に一片のくいなし!み、水色だったぞ……ミーナ…」

「んなっ!」

「さあ買物に行きましょう。ア・キ?」


ああ!!はめられた!

こいつら手を組んでやがったな、どうりでミーナが突っ掛かってこない訳だ。うん、納得

まあ、納得しても状況は変わらないいんだがな…


「また行くのかよ…ココに帰ってきてから何度目だ?」

「いいじゃんか~♪女の子にとって買物は楽しみなのよ」

『それか、一緒にお風呂に入るか。どっちがいい?』


どっちもいやだな~、でも拒否権ないだろうし…

む~、買物は危険だし、風呂も危険だし、考え物だな…


「どっちもいやだ」

「OK両方ね」

『いや~、秋ちゃんがココまで積極的だったとはね~』

「んな!んなこと言ってねぇぞ!勝手にきめn「レイ直伝のお仕置きしてあげようか?」行かさせて

いただきます!」


レイめ!変なことをミーナに教えやがって、後で見てろよ……

にしてもレイのお仕置きは耐えられんからな


「じゃあ、まずこの前行った服屋さんに行こうか?」

『行こ~う』

「は~い……」


ん?流されすぎだって?レイのお仕置きを知らないからこそ言えるんだぜ?

あれは、一生係わらないほうがいいもんだ。

まあ、んなことを考えていると、悲しいことに店に着いてしまった…


「ねぇねぇ!このスカートいいと思うんだけど。どう思う?アキ」

「いいんじゃな~い」

「このボトムスもよくない?」

「その言葉、ココでもあるんですね!?」

『うん、それには私も驚いた』

「じゃあ、これとこれとこれ着てきて!」

「んあ?え、ちょっ、何で!?」

「いいからいいから♪」


まさかだな。これを着ろと?男の俺に?まあ、体は女ですけどね!


「き、着たけど…見せなきゃダメか?」

「ダメ♪早く出てきて」

「うぅやだな~…」


俺が着せられているのは、俗に言うゴスロリを着ています。

このスカートがなんかモサッとしててすごく不安になります。はい

カチュウシャも着けなれてないからなぁ~


「うん、似合ってる、似合ってる。ほら周りのお客さんを見てみなさいよ」


なんかかなり注目されてて凄く恥ずかしい…


「「「「か…」」」」

「か?」

「「「「カワイイィイイイイイイイイイイイイイイ!!!」」」」

「にゃぁあああああ!?」

「なにこの子すごい可愛いんですけど!」

「お、お持ち帰りぃいいい!」

「天使ktkr」

「ちょっ、や、やめて…くださ…い!ちょっなんで服に手を突っ込んでるんですか!?」


あ~やばい…なんかくらくらしてきた。背中に当たる膨らみも気になるし、この甘い香りも…


『ミーナ、そろそろ助けてあげようよ…』

「ん~そうだね。そろそろ助けてあげよっか」


もうダメだ。


【おい!気を失うな!】

【そうよ、今はダメ】


おお、久しぶり。でもさこれきついんだけど…ん?誰かが手を引いてくるな…誰だ?


「大丈夫?アキ」

「助けるのがおせぇよ」

「じゃあ、その服買ったし、次のお店でも行こうか?」

『よし、行こ~う』


え?まだ行くの?こんなにされたのに?mjd?


「どこ行くんだよ…」

「ん~、そうねぇ~なにか食べましょうか」

『もうそんな時間なの?アイス買ってくれる?』

「あったらね。なかったらアキに作ってもらって」

『は~い』

「何食うのさ?」

「ん?郷土料理だけど?」

「ウッドノースの?」

「ほら、行きましょう?」


服屋からその店は、近くにあるらしくすぐに目当ての店についた


「いらっ…姫様また来たんですかい?」

「いつものお願い。三人前ね」

「わかりましたよ。じゃあそこの席で待っていてください」


出てきた食べ物は…和食だった


「メグ…これ見たことあるんだけど」

『奇遇だね。私も思ってたところだった』

「どうしたの?」

「いや、なんでもない…」


うん、見た目と同じで味も大丈夫だ


「「『ごちそうさま』」」

「最後に武器屋に行く?」

「ん~、今日は別にいいよ」

「でも、用事あるから寄らせてもらうね」

「私に聞いた意味は?」

「ない」


さいですか…ん~でも用事ってなんだろう?


「おお、いらっしゃい!何かお探しですか?」


またも参上、やさしいおっさん


「頼んでいたものは出来ましたか?」

「はい、出来てますよ。ええと、100ゴールドになります」

「うん、やっぱりここに頼んでよかった」

「エルフに頼むのが大変でしたけどなんとかしてみましたよ。それでそんな刃を潰した剣なんかどうするんですかい?」

「秘密よ」

「そうですかい、ではまたのお越しを」

「じゃあ、帰りましょうか」

「そうだな」


まあ、帰ったはいいけどまだ試練が残ってるんだよな~


少し憂鬱になる秋だった

いや~テストが燦燦たる物でした…

留年したくないなと思う、熊海苔です

小説を書く時間がないです。はい

かなりピンチです小説も勉強も部活も

なので、不定期になるかもしれませんが、暖かく見守ってください


感想等受け付けています。

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