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恭介くんの数奇な生活  作者: 熊海苔
第1章 アルカディア介入編
17/65

14話目 一目惚れ

「今からホントに買い物に行くのか?」

「昨日約束したじゃない」

「昨日は……うぅ頭痛い気持ち悪い」


どうも、俗に言う二日酔いになっている秋です。

いやはやここまでお酒に弱いとは思っても見なかったよ


『じゃあこれ飲んで!』

「なにそれ?薬?飲む、ぜひ飲む、いや飲ませてください!」


日本語がおかしい?はっ、そんなこと今はどうでもいい!

この症状が治まるならなんだってやるさ


「うわっ食いつき方が凄いわね…」

「そういえば、二人とも朝から何でニヤニヤしてるんだ?」

「それは、昨日の晩にね~、メグちゃん」

『そうだね~あれは強烈だったね』


なんか墓穴掘った気がする…使い方がおかしい?ほっといてくれ


「ほら、さっさと行くぞ!」

「『ふふふ~』」


さてと、男に戻れるようになったし今から、一回物陰に隠れて男に戻って

脅かすか


そうと決まれば、ダッシュ!


「あっちょっと待って!」

『じゃあ私はここらでおいとまするね』

「あ!裏切り者!」


*****


ふうここまでくれば大丈夫だろう

ほい、変身っと


「久々に戻ったな服装はっとOK!」


さてミーナを探すかな


*****


まったくどこに行ったのよ!アキは…


「しかも私だけ置いてけぼり…」


別に悲しくなんかないんだからね。

これはその…アキが心配なの!いい!?わかった?


「アキ~どこ~」


~探し出して約30分~


「アキ~?どこ…うわっ!」


そこでミーナは小石で蹴躓いてしまった。

ゆっくりと近づいてくる地面、しかしミーナが地面とキスすることはなかった


「大丈夫か?」


一人の少年が抱きとめてくれたのである(ミーナ主観)


「あの…ありがとう…」

「別にいいよ。お礼なんて、俺はそんなつもりで助けた訳じゃないし」


その時ミーナは、不覚にもその少年にドキッとしてしまった

それを恭介(秋)は知らない


「あのお名前は?」

「ん?俺か?恭介だ」

「恭介さんですか。私はミーナと言います」

「うん、知ってるよ」


そうだ!この人にアキを探すのを手伝ってもらお♪


「あの人を探しているんですけど…手伝っていただけませんか?」

「別にいいけど誰を探してるの?(俺だろうけどな)」

「私の最愛の妹なんですけど…」

「わかった。手伝おう(ツッコミどころが多すぎる!)」


やったー!誘えた誘えた!

本来の目的を見失ってきているミーナだった


その後1時間ほどデート(アキの捜索)をしたが発見できず解散となった


~その直後~


「ふう、意外と時間が経っちまったな。え~と変身解除っと」


噴水の所でメグと落ち合う話になっていたから

たしかこのへんに噴水が………あった


「メグ~」

『あっ、おかえり。楽しかった?久々の元の体』

「ああ、おかげさまで」


そこでミーナがこっちへ走ってくるのが見えた


「アキどこ行ってたの!心配したでしょ!」

「いや…ぷふっ……ごめん」

「なに笑ってんの!」

「あは、はは、はははははははははははははははははははははは!」

「我が王家に伝わりし――」

「わっ!ちょっと待て」

「闇の精霊に力求む―」

「ゴメン!私が悪かった!」

「今回だけ許す。あの方に免じてね」

「『?誰?』」

「恭介様よ♪」


そこで二人は声を失った…

3つ目の連続投稿です

もう書き貯めがありません。


あしからずです

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