憧れだって悩みはある!!!
「アイドルとか何とか聞こえたけど、何の話をしていたの?」
「えっと」
やばい!!大ピンチじゃん!!!この人天然だから、誰かに喋ってしまうかもしれない。
「あのね!!あなた達、私もスマイルデリバリー大好きなの!!」
え、え、えっ!!!嘘でしょ!!!
「グッズもいっぱいあるし、この前のライブも行った。羨ましかったのよ!!ほら、葵があんなんだから、自分もオタクだっていう勇気がなくて、でも、皆は、葵にいじめられようとも、堂々としてた。」
「私達が、いじめられてるの気づいてたの?」
「うん。天然だって理由で誤魔化してたけど、気づいてた。ほんとにごめん!!」
衝撃なんだけど、高原さんがオタク?嘘でしょ!!!ほんとに信じられないんだけど!!!
「あのね。高原さん。私達生まれ変わりたくて、アイドルを目指すことにしたの。もしよかったら高原さんもどう?みんなも全然良いでしょ?」
葉月・・。
「私は、皆とアイドルやりたい!!人がどう思うかをきにせずに、自分が決めたことは、突き進む自分になりたい!!!皆だめかな?」
「私は、賛成。」
「私も。高原さんがいると心強いし!」
私も別に嫌いなわけ無いし。てか、憧れだし・・
「私も全然オーケー!!」
「皆ありがとう!!!」
まあ、かといって、高原さんと話したのは、ほぼ無いしね。よ〜し!!この私が人肌脱いでやるか!!!
「じゃあ、新しい仲間も増えたことだし、サイゼでも行っちゃう???」
「それ良いアイデイアだね!!優子!!」
「いこいこ!!」
その頃、
「え??あのド陰キャたちがアイドルになる?ハッ。ばっかじゃないの?ブサイクのくせに。」
「よくやったわね。鷺ノ宮栄子。」
「ありがとうございます。葵さん。」
桜子達の仲間は、もう一人いたのだ。
「さて、どうします??」
「そうねえ。まあ、あいつもいることだし、これからどうするか観察した上で、決めましょう!!まあ、私達に歯向かったバツとして、地獄の底まで、叩き潰しましょう!!うふふふふふふっ!!!」




