裏で誰かが・・・
「アイドルになるためにダンスは必須!!今から練習しましょう!」
今は、放課後。屋上を借りて、ダンスの練習をする!ダンスやったことないから不安なんだよなああ。
「なんの曲を踊ればいいかな?香具矢〜。」
「推しの曲に決まってるじゃん!!」
「当たり前か当たり前かすまんすまん」
「では、ミュージックスタート!」
ステップステップくるりステップえとえとえと、やばい!!毎日見てるのに全然踊れない!!!あわわわわ
「うわああああ」
「優子危ない!!」
バッシンンン!!痛い!!何!!なんか飛んできたけど、、、明美??
「痛たたたた」
「ふたりとも大丈夫?」
何があった!!
「明美が回るときに転んで、優子のほうに飛んでったの。」
「ごめん優子。」
ああ。そういうことね。まあ、なれないししょうがない。
「良いよ!全然」
しかし、このダンスは、私達には、難易度高すぎる気がするんだけど、、、
「ねえ、香具矢。このダンス難易度高すぎるんじゃない?」
「確かに。葉月。」
う〜ん。あ!!前に小学校6年生の体育の授業でやったダンス!これ良いんじゃない?
「ねえ、!ABCダンスは?小学校の時体育でやったの!基礎的なダンスの知識が埋め込まれてるから、
良いんじゃないかな?」
「見てみよう!!」
「これ良いじゃん!!私達にもできそう!!」
楽しい!!これが青春ってやつ?最高じゃん!!生きてるって感じがする。皆で笑い合って心から楽しいって思ったことないかも、、、。あっ!推し活は、別だけどね!!
「・・・・あいつら何やってるのかしら。ダンス?」
「はあはああ。ABCダンスできた!!1時間かかったけど笑笑」
「それじゃあ、私達アイドルなれるんじゃない?優子!」
「いやいや!それ基礎中の基礎だよ!!」
「そうだね笑笑」
「・・・アイドル?ふふっ。ばっかみたい。あんたらみたいな超絶陰キャがアイドルになれるわけ無いじゃん。カッコつけやがって。葵さんにチクってやろう。これで、あんたらもおしまいね!」
カツカツカツ。
「ねえ!みんな何してるの?」
「高原さん・・・」
またまた、高原さんが出てきました。どうなるのだろう。これから波乱の展開が待ち受ける??!




