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スターイーター(仮題  作者: てんなし
3/25

1-3

纏まらなくなってきたので一旦投稿します

ダンジョン。

侵入者に試練を与え、攻略したものには栄誉を与えるという概念。願望器を内包する環境。


ダンジョンという共通幻想概念を用い、それを作成することで因果を逆転させて願望を叶えるという詐欺みたいな魔術をダンジョンクリエイトシミュレーションと呼ぶらしい。

ちなみに魔術とは科学じゃ分からん事を指す。

「願いを使ってダンジョンを作ったら差し引きゼロでは?」

「残ったダンジョンは撒き餌に使います」

「わお、完璧なエコシステム」

拠点を離れ軽く散策。野生動物はちらほら見かけるが戦力になりそうなのはまだ見付けられず。

できれば同類の哺乳類か、格上の鳥類が良いらしい。

「微生物使えられれば強くない?」

「レベルが足りません」

残念、チートはまだか。

「お」

とちょうど良い所に野犬集団発見。柴犬とハスキーのミックスかな?かなり狼感。

「無力化しますか?」

「いや、まずはコミュニケーションを試そう」

「明らかに敵意ありますが」

「触れたらスキル発動するんでしょ?」

目線の高さを合わせ、かつ視線を外さずリーダー格の個体に近付く。

「ジン!」


そのまま襲ってきたので立ち上がり前蹴りで掬い上げるように一頭を弾く。タイミングをズラして両脇からの二頭は裏拳で掻い潜り、リーダーを待つが慎重だ来ない、そのままダッシュで近付き。

「よーしよしよしよし」

撫で回す。これで四頭とも支配下に置いた。

「おわー」

そのままもみくちゃになるがままに任せた。

もしかしたら過去に犬を飼っていたのかも知れない。なるべく傷付けずに解決出来て良かった。


「で、なんで喋れるのさ」

「ご主人と話したいとヒカリに伝えたらなんとかなったワ」

「念話に適応してますねこれ。まあ有用なのではないでしょうか」

耳ではわふわふとしか聴こえないが何を言っているのか分かって面白い。

「はーダンジョンスキルってすげー」

「嬉しいのだワ」

子犬の内の一頭(裏拳でふっ飛ばした奴)がなんか懐いた。他三頭は少し離れて周囲の警戒をしてくれている。

「これでレベルアップした?」

「はい、昆虫綱まで適用可能になりました」

「蜂捕まえるかー」

まずは忠犬を

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