表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
妖怪パラダイス!  作者: さむむ
4/4

風牙様の優しさ

…………暇。

もうさ、言っちゃうよ。

暇なんですけどぉぉぉ!

なんやかんやで『街』に行く事になったけど、けど、

会話がない!無いのである!

比喩ではなく、言葉のまんまに!

うぅ、寂しいよぉ。

とぼとぼと山道を歩いていく、と……

「あずき洗い!金をだせぇ!」

うげ、やばいなぁ。

中級妖怪『山姥』

私じゃ、逆らえない。けど、

「すいません。私、お金持ってません」

むう、今は風牙様と一緒なのだ。

イケメンとの楽しい(?)道中を邪魔されたくない。

「はぁ?私に逆らうのかい。そぉかい。」

ニタニタと、気味の悪い笑み。嫌いだわァ。

無言で睨み返してみる。

すると……

「咲を解放してやれ。俺が金を払おう。」

ふっ!風牙様ぁあー!

さすがの山姥も風牙様には逆らえない。

「ちぃっ!今回は見逃してやる!」

おおぅ、山姥。強がりか。

「ありがとうございます」

感謝です!風牙様!一生着いて行くぅ。

「……別に」

あ!素っ気ないけど、返事してくれた。

今日は、意外なところで風牙様の優しさを見た気が

する。幸せだ!

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ