表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
6/6

ニテイル 2

「君ら、イイもん持っているのに、自ら空回りする傾向にあると僕は見ている。」


「そりゃ、誤解だぜ。

アイツの場合は、例えば、昨年の夏、地元の夏の祭りのステージで、素晴らしいフラダンスのショーを見て、最後に独壇でトリを飾った女性を『たぶん、彼女、普段は、ダンス教室の講師だと思うけど、この先、生活だいじょうぶかな・・ハアハア、いつしか、踊りだけでは生活できず、彼女は、路頭に迷う時が来るんじゃないかな・・・・。』みたいだけと、俺は一切、そんなふうにステージは見ない。」


彼を語るクダリの俺のモノマネが、ツボだったらしく、笑いを止めるのに必死で、それでも俺は言われた。


「だから、君も、もっともっと肩の力を抜け、ってことだよ。

僕が、そう言って君は決して、もうメチャクチャなことをする人でないと僕は思うし、・・あ、ドリンク、空じゃん!なんか頼んできなよ。」


「いや、今日は、もうカロリーオーバーなんだ・・・。」



【おわり】

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ