用語解説集(随時追加)
用語解説集です。普通に。
1 M.C.F.について
2 魔法について
1 M.C.F.とは
モビルコンバットフレーム(通称M.C.F.)とは、ウィストレル皇国が開発した新世代万能戦術機の名称である。
開発目的としては、ありとあらゆる、進化し続ける戦場に対応していくため、とされているが、実際には、泥沼化した対テロ戦線に確実な進展をもたらし、早期終結を目指すためとも一部では言われている。
最初の第一世代型が発表され、実際に対テロ戦線に投入されたのは2027年頃とされる。
現在使用されている量産機は第五世代後期型で、徐々にではあるが第六世代前期型も配備され始めている。
限定開発型試験機などであれば第七世代戦術実証試験機も開発されている。
基本的な世代分類の仕方は、
・第一世代…二足歩行に軽火器(アサルトライフル、サブマシンガンなど)、実体剣を装備。レーダー標準装備。以降レーダーに関しては随時強化される。
・第二世代…第一世代型に飛翔能力を付与、並びに活動時間の延長。武装にミサイルなどの誘導兵器を採用。
・第三世代…第二世代型により長い飛翔能力を付与。各種発展型が開発される。
・第四世代…各種重兵器、レーザー兵器の使用能力付与。可変機登場。無人機登場。
・第五世代…より高い可変性能を持つ機体が登場。宇宙軍の月面進出に伴い、宇宙空間での活動能力を獲得。自動電磁装甲装備。ビーム兵器が登場。
・第六世代…従来のアクチュエータ・プロトコル方式の機関を廃止。核融合炉に変更し、安定したビーム兵器の運用を可能とした。
・第七世代…詳細は不明だが、革新的な技術が使用されていると言われている。
とされる。
基本的な機体では、『接近格闘型』『長距離支援型』『中距離万能型』が存在し、発展型には様々な機体が存在し、代表的なものとして『重装広域制圧型』『超長距離支援射撃型』『特殊電子偵察型』『強襲制圧万能型』『水中特殊作戦型』などが挙げられる。
また、操縦者は割とむき出しなため、あるアニメの兵器になぞらえて、『機竜』『女性専用機』などと揶揄されることが多い。(実際は男性も操縦できる。)
各世代における主要な機体は、別項にて説明する。
2 魔法について
『魔法』とは一般的に、『魔術』と『魔導』の総称とされる。
魔術においては、原始的な魔法陣などが多用されるとされていて、火魔法、水魔法と呼ばれるものはこちらではなく、魔導の方面に分類される。
これらは総称的に『魔法』、もしくは『魔法学』と呼ばれる。
基本的に、魔術において使用される魔法陣などは、何かしらの動物の血や、水銀など、何らかの魔術的触媒が必要とされる。
また、魔導においても魔法陣が使用される場合があり、それらに関しては触媒などが無くても、純粋な『魔力』によって構築、使用することが出来る。
この二つの魔法陣について、違いはもちろん存在する。
魔術において使用される魔法陣は、空間干渉系の魔法陣が多く、逆に、魔導においては物理干渉系の魔法陣が多い。
また、それぞれの汎用性、規模なども段違いで、汎用性は圧倒的に魔導系魔法陣が高いのに対し、規模など(ただし純粋な威力に関してはまた別とされる。規模は威力に必ずしも比例しない)に関しては魔術系魔法陣が圧倒的に大きいとされる。
歴史自体は魔術の方が歴史は長いのだが、汎用性の高さから、近年では魔導の方が多く使用される。
最近では魔導の汎用性の高さを利用した、魔導砲、魔導戦艦(ただし一部の列強国のみ)などが開発、または実用化されている。
ただ、射程などの点において科学国家群の使用する、カノン砲やマスケット銃(ウィストレル皇国などが使用する現代(未来兵器)なども含む)などに少し劣っており、科学国家群に対しては(特に近年)基本的に数的有利を利用した戦術が取られるようになっている。
だが、銃などが手から離れれば使用出来なくなるのに対し、魔法は素手でも行使できるので、必ずしも科学技術を使用した兵器に劣る訳では無い。
また、連射こそ出来ないが、個人あたりの火力も魔法の方が上なため、まともに受けると、輸送トラック程度の装甲であれば簡単に抜ける。