76/125
20世紀シーン3 吉永帰還
抗争の真表には武闘派の宝山会、何しろ人夫を手配すると言うのは、この港湾を仕切れる勢力を持てると言う事。これには、安来は必ず乗るだろう。人物的には、直情型で分別の出来ない所もあるが、子分の右腕である、若頭の安藤と言う男はかなりの切れ者、その安藤を既に石橋は懐柔しているようで、次期組長を約束する代わり、この大きな利権を取ろうと動いているのだった。
こうなると、後残る敵対する勢力は、2つの組であり、一つは、砂利運送の会社を運営する、かなりしっかりした経営基盤を持つ、佐名木組、もう一つは昔から任侠の看板を上げている、歓楽街を仕切ろうとしていいる、山根組であった。こちらは、なかなか一筋縄では行かない、かなり前からここらをし切っている利権の者達で、新参勢力の、宝山組とはかなりの衝突がある。




