表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
72/125

20世紀シーン3 吉永帰還

 金城は、ピストルを受け取り、そして銃口を石橋に向けた。まばたきもしないで、金城を見つめる石橋・・そして、


「分りました。石橋・・オーナーにこの命預けます」

「よっしゃ・・頼むで・明日又迎えに来る・・金城、今晩は喜美に背中を流して貰い」


 石橋の本性はまだまだ見えないが、あっと言う間に彼は、表社会から裏社会までその俊敏な回る頭で、掌握しつつあった。金城は、不気味な予感を持ちながらも、石橋に付いて行くのが自分の道のように思えて来るのだった。

 翌日、石橋が最初に訪れたのが、この界隈で、尤も勢力の大きな宝山会であった。組長は、安来寛治朗と言った。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ