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20世紀シーン3 吉永帰還
「え!あ、いや・・その」
青春の殆どを戦争の為に捧げて来た身である。女性との接点も殆ど無かった。まんざら喜美も屈強のガタイをしては居るが、芯が強く、まっすぐな男に見える金城の印象には悪くないものを感じたようだ。
間もなく、金城はこの喜美と夫婦になるのだが、
その晩、石橋の話に金城の体が揺れた。
「え・・GHQから輸入品物の取り扱いを許可されているんですか?」
「ああ、色々人脈が出来てな。ほんで、兵庫に5つある極道達の組のうち、3つはうちとこに逆らわん。それだけこちら(石橋総業)も品を横流しして闇市で売っとるからや。けどな、間もなくこのばらばらの組は一つになるやろ。それを、金城お前がし切ってくれ」




