38/125
21世紀シーン2 発見
特科班とは先に述べた、S工大出身者でほぼ固められたシンクタンクの集まりである。現地球連邦としての組織をしっかりとしたものにして行く為に、民間に身を置いていた若菜も呼び出された。沢木グループが、これも若く夭折した、S工大の香月一男博士の多大なる尽力によって民間で初めて政府の指定企業として契約出来たのも、この香月博士のお陰であった。故沢木 純、沢木グループオーナーの取組みが、既にS工大外郭要員となって居た事もあり、三木 優、妻鳥麗華の両親達がしっかりその組織をまとめていた。そして、妻鳥家の長男妻鳥 蘭が、若き専務取締役として次代の沢木グループの核となるだろう・・(詳細は、*閃きの中で・・及び、*若菜の海をお読み下さい)




