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20世紀シーン2 石橋帰還
彼の実家が、その一角で戦災に免れて健在であった事もあるが、造り酒屋で比較的裕福な家庭に育っていた石橋は、所有している空き地にいち早くカフェなるものをオープンさせ、連日盛況であった。尤も、訪れるのは、殆ど米兵であった。彼は語学に長けており、そこで、マーク・クリスターと言う米軍将校と知り合っていた。勿論、自分がニューギニア戦線で戦っていた将校と言う素性は一切隠しながら・・
「OH、ヤスは、どこで、このコーヒーの容れ方を教わったんだい?」
石橋のコーヒー店は、非常に美味しいと評判であった。
「父が、昔から輸入雑貨の店をやっていたんで、コーヒーを知らずの内に容れ方を教わっていました」




