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20世紀シーン1 若山編
君長も言う。
「ケイ君さえ良ければ・・わしは、後見人になって良い。ここで骨を埋めんか?君の人となりは十分今までの生活の中で分かっている」
黙って若山は頷いた。君長の顔が、嬉しさを最大限表現したように赤く染まった。一人で生きて来たタネのここまでの人生を想う時、君長は余りにもそれが不憫で同情をしていたのだ。何故誠実に生きるのに必死で、ただもくもくと土に向かって歩んできたタネの人生を、戦争は奪うのか。又、戦争と言う名を借りて、もう仕掛けが誰が悪かったと言う事よりも、白旗を上げている日本の無垢の国民を原爆投下で、大量虐殺し、今もその後遺症で苦しむような無慈悲な攻撃を米国はしたのか。戦争は絶対に許せない。君長は強く想うのだった。この若山もそうである。1割にも生存兵が居ないような激戦地に戦争の名の下に、これからどんな未来があったかも知れない希望も、夢もあった尊い若者の命を持ってして、向かわせねばならなかったのか。君長はそれを憎んだ。




