表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
1/1

この世の中はどうして

    「もう、だめです。お亡くなりになられています・・・・」

 「そんな事いうな!それでも医者かよ!美香を助けろよぉ・・・・・」

看護士も、医者も、なにもいわずに俺の背中をさすった。

俺の目からこんなことないくらい、大粒の雨が降った。


彼女は純白の洋服を着ていた。

だがそれはもう、胸を中心に真っ赤な洋服になっていた。


俺の名前は斉藤一樹。もうすぐ・・・彼女・・いや、森坂美香と結婚する予定だった。

だがそれはもう儚く、俺の知らぬ間に・・散っていた。

「ピンポーン」


誰だろう、こんな早朝に。

「すみません、こんな早朝に。警察のものですが」

「ああ、どうぞ」

俺はドアをあけた。目にはたしかに警察がうつっていた。


なぜ警察がきたかはわかっている。

美香は俺のいない間に強盗に・・殺されたから。

「あの、大丈夫ですか?斉藤さん」

「いえ、大丈夫ですよ。お気になさらずに。今日はなんのようでしょうか」

俺は人生で初めて嘘をついた。大丈夫なわけないのに。

「立ち話もあれなのでどうぞ、入ってください。」

「おお、それはありがとうございます」

いまのはあきらかにはやくすわりたかったんだと俺は思った。そんなのどうでもいいが

今の警察というのは空気が読めないものなんだなと感じた。


「森坂さんのことなんですが、あなたに容疑が・・・かかってるんですよ・・・」

「えっ!!」

「斉藤さん、あの・・アリバイ、ありますか?」

・・・そんなの、ないにきまってる。俺は美香にバイトだって嘘ついてひとりで海に行ってたんだから。

「ありません。美香が殺されたとき、俺は一人で海に行っていましたから」

俺は正直に言った。うそをついたら余計に怪しまれると思ったから。

「え、どうして海なんかに?」

「俺の父親が溺れ死んだ所なんです。毎週木曜日には美香にバイトって嘘ついておまいりに

いっていたんです」

なんでなんだろう。おれにもよくわからない。だがかならず俺の大切な人はいなくなってしまう。

「つまり、アリバイがないわけですね ですが、残念なことにほかの容疑者はアリバイがあるんですよ。

なのでほかにアリバイがないのは貴方だけなんです。」

 

そんな・・・・・・・

みてくれてありがとうございました!

まだまだ終わらないのでよろしくおねがいします!

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ