アイ
愛が始まった
上を見て
落とさないように
額縁に収めた
キリが無いような
苦労だって
煙たがることはしないで
超えていこうよ
颯爽と現れた
幸せが
好きな気持ちを助長する
生活には
掃除が必要なように
宝探しには
地図が必要なんだよ
掴んだ
手が温もりを失って
共に過ごした日々が
何も残らないとしても
逃げられない
濡れた瞳を隠すため
眠りにつく日
望みが消えてしまっても
花を育てるみたいに
日を浴びて水をやる
膨らんだ蕾が芽吹いて
平凡とはかけ離れた頃
本当の私に会えるかもね
真面目な顔して馬鹿なことを言って
皆で笑う日があっても良いじゃない
胸の内に秘めた言葉も
目に映った情景も
物差しで測るだけ無駄だから
屋根があって
床があって
夜を超えて朝が来る
楽な日ばかりではないから
両翼が生えたなら
瑠璃鳥のようにあおくありたい
檸檬のような酸っぱさと
蝋燭のような儚さが
私を私たらしめた青春
これでアイも終わり