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12話目


「《テイム》!」


___ピコン


開いたままにしていた鑑定画面から音がして、そっちに目を向けると、シャドウパンサーの鑑定画面は、ステータス画面へと変わっていた。

へぇー!テイムすると相手のステータスも見れるようになるんだ!

あ!自分のステータスも変わってたりするかな?


「《ステータス》」

________________


種族 九尾(小狐) 名前 月音 幻


属性 全属性


種族スキル


《狐火》《変化》《操影》《幻聴》《幻覚》《悪食》《操緑》《身体強化》《クリーン》《五感強化》《俊足》

new《心話》


ユニークスキル


《肉体変化・スキル選択》《テイム・サモン》《言語理解》《鑑定》


使い魔:シャドウパンサー

___________________


おお!シャドウパンサーが使い魔になってる!

ちなみに新しく増えたスキルは今日の戦いのときに悪食でふえたものだ。使い勝手の良さそうなスキルが多くて嬉しい♪


(あるじ)よ。助けてくれたことに感謝する。これからは私が主の手足となって、主を守ろう。私に出来ることならなんでも言ってくれ。』


…ん!?なんか声が聞こえる?


『?聞こえていないのか?主よ。』


もしかして、シャドウパンサーの声だったりする?


『…あぁよかった!聞こえていたんだな。返事をしてくれなかったから聞こえていないのかと思ったぞ。』


と、目の前で安心したような表情をうかべるシャドウパンサー。(魔物なのに意外と表情豊かだ)

ほんとに喋ってるんだ…って思ったけど、確か私のスキルに《言語理解》ってのと、《心話》っていうのがあったからそのおかげだろうね。心話は多分テイムしたから増えた、のかな?


『そうだろうな。心話と言語理解というスキルは主と共通なのだろう。実際、使い魔になってからこうやって主と話せるようになったしな!ハッハッハ!』


私と話せるという所をすごく嬉しそうに話すから、こっちも嬉しく思えてくる。そっか、これからは1人で過ごさなくていいんだ。

仲間が1人できただけで、こんなに安心できるなんて。


そうだ!仲間なんだから、シャドウパンサーとかじゃなくて、ちゃんと名前で呼びたいな!君には名前はないの?


『うむ。私に名はないぞ。もし良ければ、主がつけてはくれぬか?私は主のつけた名を名乗りたいのだが…』


私のつけた名前か……そんな風に言われるとなんかむず痒いなぁ…。

そもそも、私ってネーミングセンスないんだよね…。


うむむ……………そうだ!


(ヨル)っていうのはどうかな…真っ黒で、夜空みたいに綺麗な毛並みをしてるから、夜。安直だけど…。』


やっぱり安直過ぎるかなと思ったけど


『ヨル……夜か……うむ。とてもいい名前だ!私はヨル。シャドウパンサーの(ヨル)だ!これから宜しく頼むぞ!主!』


『気に入ってくれたみたいでよかった。こちらこそ、宜しくねヨル!』


__テーテレレテッテッテテッ

ヨルが なかまに くわわった。

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