43話「謎の人物との交流」
どうも!リクルートです!
道具屋の店主がまさかの異世界最強!?の43話です!
最近の話では、冷輝が道具屋っていう設定が薄れて来ていますが…ご了承下さい…
では、本編どうぞ
前回、フェリルとシクズが無事に和解し、家で料理を食べフェリル達は魔界へと帰っていった…
そして、冷輝達は眠りについた
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冷輝の夢の中…
夢の中で冷輝は目を開けた
冷輝「ん?ここはどこ?夢か?」
周りには花畑が広がっている
?「どうやら起きたみたいだね」
謎の声が聞こえる
冷輝「誰だ」
謎の人物がこちらに歩いてくる
?「私の名前は…燈香」
冷輝「燈香…名前はわかった……君は何者だ?」
燈香「んーー強いて言うなら…君のお姉ちゃん?」
冷輝の顔は固まる
燈香「あー冗談だって」
冷輝「何だ…びっくりした」
冷輝は安堵する
燈香「私は冷輝…君が生まれる前までは…私は世界で1番強かった」
冷輝「ま…まさか!俺を殺しに…!」
燈香「違う違う!別にそんなんじゃないよ」
燈香は手と首を振らせ答える
すると、燈香の右手首に傷があるのが見えた
冷輝「傷…?」
燈香「あ……見えちゃったか」
燈香は傷を隠そうとはしなかった
燈香「私はね…前までは世界で1番強かったんだ」
ある日…世界が滅びる危機が迫ってきた…
その危機とは…ダークネスドラゴン…
私…燈香はそのダークネスドラゴンと必死に戦った…
周りの家は燃え沢山の被害が出ている
燈香「貴方をこのまま放って置く訳にはいかない!」
あの時の私は限界を通り越していた
ダークドラゴン「貴様ももう限界だろう!すぐに楽にしてやるから……ん?」
ダークネスドラゴンは視線を横にズラす
視線の先には小さい女の子が
女の子「ママー!どこにいるのぉ!」
女の子は泣きながら歩いていた
ダークドラゴン「貴様の前にあの小娘を殺してやろう!」
ダークネスドラゴンは女の子の方へ向かう
燈香「そんな事…させないっ!」
ダークネスドラゴンが女の子に爪を振り下ろす
バリイィッ
引っ掻く音が響く
燈香が女の子を庇った
燈香「逃げて!」
女の子「でも…ママが」
燈香「自分の命を大切にして!」
こんな事は言えないけれど…この時の私は自分の事で精一杯だった
そして、苦戦しながらもダークネスドラゴンを封印する事ができた……
燈香「っていう感じかな」
冷輝「……」
冷輝は黙り込んでいる
冷輝「そのダークネスドラゴンって討伐ではなく封印何だよな…」
燈香「そう…封印はいずれ解ける…そこで本題…」
燈香が真面目な顔になる
燈香「近々…ダークネスドラゴンの封印が解けそう…そんな予感がする…」
冷輝「近々…?」
燈香「いつかはわからない…」
燈香は冷輝の肩を掴む
燈香「いいかい冷輝…ダークネスドラゴンは君が戦ってきた敵とは比べ物にならない位強い……あいにく私はそっちに行けない…」
冷輝「俺の力で倒せるのか…?」
燈香「君の力は君が思っている程よりもはるかに高い…」
冷輝は自分の手を見る
燈香「それに、仲間の絆がある…君も知ってる通り、姫依ちゃんの能力…仲間を強化する力は勝利への鍵となる」
冷輝「おっけい…俺達がそのダークネスドラゴンってのを討伐してみせる」
燈香「ダークネスドラゴンはいずれ王都へ攻め込んでくる…」
冷輝「王都で戦ったらヤバくね?」
燈香「その為の対策を私も進める、討伐は頼んだ」
冷輝「よし、任しとけ」
姫依「皆さーん!朝ごはんができましたよー」
姫依が呼んでいる声が聞こえる
燈香「起きる時間だね、じゃあよろしく頼むよ」
燈香と冷輝は手を握り合う
そして、冷輝は目を覚ます
冷輝「本当に夢だったのか」
冷輝はリビングに行きみんなと朝食を食べる
燈香「あれ…私、なぜ元の世界に戻れないか言ったっけ?ま、いっか」
43話ご覧いただきありがとうございます。
ここからストーリーが本格的に進みそうです。
燈香はかなり重要な人物になる予定です。
ダークネスドラゴンがいつ復活し攻め込んでくるか…それはまだわかりません。
では、44話で会いましょう。




