42話「シクズ再来」
どうも!リクルートです!
また期間が空いてしまいました!すみません!
今回の回は結構書くのが難しかったので…!
では本編どうぞ!
前回、冷輝達は、家のお風呂の機械が壊れたことにより温泉に行くことになった
温泉には、なぜかフェリルもいて、冷輝と水風呂勝負をする事に
温泉を出ようとすると、冷輝と姫依に事件が起きた
そして、家にフェリルが泊まることに
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
チュンチュン
鳥が鳴いている
姫依「んん~朝ですかー」
とってもいい朝ですね
玲火「おはよぉ〜」
冷輝「いい朝だ」
フェリル「平和な朝じゃなぁ」
ソフィア「よく寝れたぁ」
みんなが起き、朝ごはんを食べる
フェリル「美味しい!」
姫依「魔族のお口にあってよかったです」
フェリルさんは私の作ったご飯を美味しいと喜んでくれた
そして、フェリルが帰るのを見送るため外へ
フェリル「では、また会おう」
?「ちょっと待て!」
どこからか声がする
フェリル「その声は……シクズ!?」
シクズは前に冷輝達が魔界に行った時に襲撃してきた人だ
シクズ「おいおい、魔族の王が人間の家に寝泊まりだと?お前も落ちたな」
フェリル「お主が人間界になんのようじゃ」
シクズ「うちの魔王様がこんなんだから、魔王様の代わりに人間界を滅ぼしに来たんだよ!」
フェリル「なんじゃと!」
シクズは両手に電気を走らせる
シクズ「まずは…そこの人間だ!」
街を歩いている人に魔法を放つ
女「きゃー!」
ピィィン
バリアで魔法は防がれる
冷輝「フェリル…ここはお前が戦うべきなんだろうが…シクズって野郎にはちょっと教えないといけない事があるみたいだ」
フェリル「別に構わんが…油断するでないぞ…お主の思ってるほど…シクズは弱くない」
冷輝「わかってる」
冷輝はシクズの前に立つ
シクズ「何だ?人間…この私に挑む気か?」
冷輝「挑むも何も…なんならお前を消してやってもいいぞ」
シクズ「あまり舐めた口をきくなよ!人間!」
シクズが冷輝に攻撃する
ドゴォッ!
冷輝は飛ばされる
シクズ「死ね!人間!」
全ての指からレーザ光線を放つ
ドゴォォン!
シクズ「ふはは!舐めた口をするからだ!」
冷輝「えっと…それだけか」
シクズ「何っ!?」
冷輝「じゃあ…こっちの番だ」
空中に浮いているシクズに近づく
ドゴォッ!!
冷輝はシクズの腹に攻撃
冷輝「うおおおっ!」
ギューン!
姫依「どこ行くんです!?」
フェリル「恐らく、ここじゃ家を壊すかもしれないから無理矢理場所変更じゃな」
玲火「追うよ!」
私達は冷輝さんを追いかける
冷輝「おりゃあ!」
ドゴンッ!
腹に攻撃していた拳に力を入れ、シクズを地面に吹き飛ばす
ドゴォォン!
冷輝「そらぁっ!」
追撃をするように冷輝はシクズに向かって攻撃をしかける
ドガァァン
砂煙が上がる
冷輝「どうだ?参ったか…?」
シクズ「私が…貴様になど負けるか!」
ドゴッ!
シクズは冷輝の頬に攻撃するが冷輝には効いていない
シクズ「何!?」
冷輝「お前も魔族何だろう…?技使ってこいよ」
シクズ「ふん!そんなに死にたいのならば喰らわせてやる!」
シクズの後ろに多数のワープホールができる
シクズ「破滅の波動」
全てのワープホールからエネルギー砲が放たれる
フェリル「気おつけろ冷輝!その技は我を瀕死状態に至らしめた技じゃ!」
フェリルが瀕死状態に…ヤバそうだな
そう考えているとエネルギー砲は冷輝に直撃する
ドゴォォン!
凄まじい爆風だ
姫依「れ…冷輝さん!!!」
爆風が収まると
ほぼ無傷の冷輝が立っていた
シクズ「は!?ありえない!直撃したはず!」
冷輝「何だ…その程度か…これならフェリルの方がよっぽと強かったぜ」
シクズ「私が…あいつより弱いだと!?」
シクズは怒り気味で言う
冷輝「なぁ、シクズって言ったっけ…?何でフェリルに勝ちたがるんだ」
シクズ「そ…それは」
急にシクズは戸惑い始める
フェリル「それについては我から話そう」
なぜ、フェリルに勝ちたがるのかをフェリルは話し始める
フェリル「実は、我とシクズは腐れ縁…いわゆる幼馴染でな、小さい頃は、シクズの方がしっかりしていた、少しでも道を間違っていれば我じゃなくシクズが魔王になっていた可能性もある」
冷輝「つまり…どういう事?」
フェリル「負けず嫌いって事じゃ」
シクズ「ちょ!そんな事言わなくてもいいだろ!」
シクズは慌て始める
フェリル「冷輝よ…やはり我を戦わせてくれんか…」
冷輝「いいけど…」
フェリルはシクズの前に立つ
フェリル「襲撃以来じゃなこうやって向かい合うのも」
シクズ「その時のように行くとは思わない事だな」
すると2人は勢いよくぶつかり合う
激しいバトルが始まった
激しいバトルを繰り広げるフェリルとシクズ
シクズ「今回こそ!フェリル!お前に勝つ!」
シクズは至近距離でフェリルに魔法を放つ
フェリル「こんな至近距離で!」
ドガァァン!
シクズ「さぁ!どうだ」
フェリル「ふぅ、危なかった」
フェリルの服が少しはだけた位でほぼ無傷だった
フェリル「さぁ!こちらからも行くぞ!」
フェリルがシクズに攻撃を仕掛ける
シクズは近づかせまいと魔法で太刀打ちするがフェリルは全て避ける
シクズ「速い!」
フェリル「強くなったのはお主だけじゃないと言う事じゃ」
ドゴッドゴッ!
シクズの両頬を殴る
シクズ「くっ!」
ドゴォッ!
シクズはフェリルの腹に向かって攻撃を入れる
フェリル「がっ!」
すかさずフェリルは肘打ちをシクズの顔面に喰らわす
シクズ「ぶはっ!」
シクズは後ろに後退する
フェリル「お主は、本当はこんな事をしたくないとではないのか?」
シクズ「私は…お前には負けたくない!」
シクズはフェリルに攻撃してくる
フェリルはその攻撃を避ける
フェリル「お主の本当の気持ち聞かせるのじゃ!」
シクズ「私は……私は…!」
シクズが何かを溜める
シクズ「私はーー!!!!」
シクズは渾身の一撃を込めた拳で殴りかかる
フェリルはその攻撃を避け、シクズを抱く
フェリル「お主の本当の気持ちは…?」
シクズ「私の…本当の気持ち…」
シクズの目からは涙が溢れる
シクズ「私は…昔のようにフェリル…お前と仲良く過ごしたい…それと…お前の仲間とも仲良くなりたい」
フェリル「何を言っておる…我たちはもう昔のように過ごしてるではないか」
シクズ「…え?」
フェリル「昔はよく喧嘩をしたり遊んだりしてた…いわゆる喧嘩するほど仲がいいってやつじゃな」
シクズ「私は…お前らと仲良くしていいのか?」
フェリル「当たり前じゃ…な!お主ら!」
安全な所で見ていた冷輝達はフェリル達より離れていた
冷輝「あったりまえだろ!」
姫依「全然大丈夫ですよ!」
玲火「これから仲良くしよーね!」
ソフィア「皆の仲間なら私の味方だ!」
1人1人大声で返事する
シクズ「ありがとう…」
フェリル「ほれ…じゃあ行くぞ」
今晩のご飯はご馳走だった
笑顔でご飯を食べるフェリルとシクズの姿があった
ーーーーーーーーーーーーーーーーーー
一面花畑の所に謎の女の人が立っている
服装は白で髪も白髪
?「どうやら、解決できたみたいだね…」
謎の人物はご飯を食べている冷輝達を映像で見ている
?「今回は…フェリルとシクズが戦い合い和解をできた事で起こったハッピーエンド……あのまま冷輝とシクズが戦っていればシクズはそのまま街を…世界を破壊しかねない……きっとバットエンド…」
シクズ「おかわりー!」
姫依「はーい」
シクズの声が映像から聞こえる
?「冷輝…そして仲間達…世界の危機はまだ去っていない…」
謎の人物は自分の腕を見る
その腕には傷があった
?「まだ私はそっちには戻れない…けど…今日夢の中で話そう……話しはそこから…」
42話ご覧いただきありがとうございます!
無事和解できたフェリルとシクズ
そして、謎の人物…どうやら冷輝達の事を知っているようだ…
ストーリーもちゃくちゃくと進んでおります!
では!43話で会いましょう




