36話「失梨花再来」
どうも！お久しぶりのリクルートです！
色々とあり更新が遅れました！
今回は、失梨花との戦い再びです！
では、どうぞ！
前回、シズクとシズルに出合い、スコーピオンを無事撃破した冷輝達
そして、シズク達からお礼としてご飯を奢ってくれた
そして、店から出てきた冷輝達…
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姫依「ご飯、ご馳走さまでした」
シズク「いいんですよ、お礼なんて」
シズル「お兄ちゃんとお姉ちゃん！またねぇ！」
こうして、姉妹と別れる
冷輝「帰るか」
姫依「ですね」
しばらく歩いていると…
ドンッ
冷輝に何者かがぶつかってきた
冷輝「おっと、すまない…」
？「あれぇ？貴方は…冷輝ー？」
謎の人物は冷輝の顔をじっと見る
冷輝「ん？お前と面識あるか？」
？「忘れたとは言わせない…私は…失梨花…」
冷輝「失梨花…？あーそんな奴いたな」
失梨花「今日は、リベンジよ！絶対に貴方を倒す…」
冷輝「ふっ…いいぜ…やれるもんならな！」
何か戦う流れになっちゃってますけど…大丈夫ですよね…？！
闘技場のステージにて
私達は観客席で戦いを見守る
失梨花「前の戦いは正直完敗よ…でもここで冷輝…貴方を倒す！」
冷輝「じゃ、かかってきなよ」
失梨花「びっくりするんじゃないぞ…前との変わり具合にな！」
シュン!!
失梨花はその場から消える
消えた…か…さぁてどこから来る？
失梨花「ハァッ！」
ヒュン!
失梨花は冷輝の頭めがけ殴りかかるが避けられる
失梨花「避けられるのは想定済み！」
すると、失梨花は何かを引き寄せる
ドゴッ!!
冷輝の腹に何かが直撃する
冷輝「ぐっ！何だっ！？」
失梨花「私の拳から出た衝撃を引き寄せたの…見えないでしょう？」
なるほど…前に戦った時よりも強くなっているな…
失梨花「どんどん行くわよ！」
失梨花は拳をつきだす
すると、再び波動が出る
冷輝は感覚で避ける
見えない追尾弾が飛んでるような物だ…いつ当たるかわからない…さっきのは結構痛かったし…
失梨花「ちょこまかと！じゃあ…えい！」
ドガァン!
凄まじい音が鳴る
ガシッ
冷輝「な！何だ！？これ！」
岩のような物から手が生えていてそれが冷輝を捕らえている
冷輝「動けない…！」
手はガッシリ固定されている
失梨花「あれ〜？冷輝〜？もう終わりにしちゃってもいいの？」
俺は抵抗するのをやめる
冷輝「終わりにできるもんならしてみなよ」
失梨花「おっけぇーい」
失梨花は手に炎を宿す、それを握り潰すと拳に炎を纏う
失梨花「んじゃ、貫いちゃうね☆」
その様子を見ていた姫依達
姫依「冷輝さんが抜け出せないほどの力…」
玲火「失梨花は、間違いなくお兄ちゃんを仕留める気だ……」
失梨花は前回負けたからなのか冷輝の命を狙っている様子だ
姫依「あの炎の拳ヤバくないですか…？」
玲火「あんなので殴られたら体に風穴できるね…」
私達は見守る事しかできないので黙って見る事にする
失梨花「さぁ、遺言は？」
冷輝「その言葉…そのまんまお返しするよ」
冷輝は拘束されつつ余裕そうな表情だ
失梨花「ふぅん…なら…死ねぇ！」
バゴォッ!!
凄まじい音が鳴り響く
この炎の拳で殴って死なない奴はいないはず……冷輝は倒れたはず…
…ん！？
失梨花は下を見るが冷輝が倒れていない…
冷輝「どこ見てんだよ」
横から冷輝の声が聞こえる
失梨花「な、何故！？絶対に抜け出せないはず！」
冷輝「確かに拘束力は凄いよ…でも、腕からもぎ取れば話は別だ」
冷輝はもぎ取った腕を地面に落とす
失梨花「くっ……」
駄目だ…この男には…真っ向からの勝負は不利すぎる……
冷輝「もうこないのなら、こっちから行くぞ？」
ビュオッ
冷輝が高速で失梨花の横を通る
失梨花「…え？」
失梨花は唖然とする
ドゴォッ!!
冷輝は失梨花の腹に攻撃する
失梨花「がはっ！」
ドガッ!
冷輝は失梨花の顎に膝蹴りを喰らわす
失梨花「ぐっ！」
冷輝「ハアッ！」
冷輝は失梨花の顔を掴み
ドガァン!!
地面に叩きつける
失梨花「ぐ…」
冷輝「ほら、どうした？俺を倒すんじゃないのか？」
失梨花「もちろん…そのつもりよ」
何故か後ろから声がした……まさか！
冷輝は素早く振り向く、そして、失梨花の攻撃を受け止める
失梨花「なんて…素早い反応…！」
冷輝「なぁ…出し惜しみなんかしないで出したらどうだ？」
冷輝は失梨花はまだ本気じゃないのがわかっていたのだ
失梨花「わかっていたの……いいわ…なら見せてあげる！」
すると失梨花は何かを唱え始める
失梨花「大地の力よ…私に力を！」
ドン!
凄まじい縦揺れが一度起こる
冷輝「なんだ…今の揺れ…」
客も慌てている
失梨花「おまたせ…」
失梨花の外見は変わっていない…大地の力って言ってたな…
冷輝「大地の力を吸収し自分の力にした感じだな」
失梨花「そう、お見通しね」
冷輝「ここからが本当の戦いってやつだな」
失梨花「第2ラウンド開始よ」
そして、2人はぶつかり合う
激しい戦いが繰り広げられている中姫依達は…
姫依「冷輝さん…大丈夫でしょうか…」
玲火「大丈夫…お兄ちゃんを信じよ？」
姫依「はい………」
そして、私は大きく息を吸い
姫依「冷輝さーん！頑張ってください！」
大きな声で叫ぶ
聞こえてればいいけど……
戦闘中の冷輝は…
姫依「頑張ってください！」
この声は…姫依の声…！
あぁ、わかってる…！負けるわけにはいかねぇさ！
ドゴォッ!
冷輝は失梨花の頬を殴る
失梨花「がっ！」
ボゴッ!
そして腹に攻撃
失梨花「がはっ」
失梨花は後ずさりをする
冷輝は追撃の為失梨花に攻撃を仕掛ける
失梨花「させない！」
すると、冷輝の周りに剣複数が現れる
失梨花「行けっ！」
失梨花が合図すると剣は冷輝に向かい、刺さって爆発する
ドガァァン!
失梨花「喰らった…？」
冷輝「2度は喰らわねぇよ！」
後ろから冷輝の声が
失梨花「何っ！」
ドガァ!
失梨花に肘打ちを喰らわせる
失梨花「ぐっ！なぜ…！回避不能なのに！」
冷輝「俺に不可能なんてないんだ」
冷輝は一度この技を直撃した事がある
失梨花は冷輝と間合いを取り考える
何故、この男はこんなにも強いのだ……技も使わずに…
失梨花「冷輝…お前は自身の技はないのか」
冷輝「俺は技は持ってない…本気になった時の必殺技ならあるがな」
技を持たずにこの強さ……チートね…
失梨花「第2ラウンドは終了…ここから第3ラウンドよ」
失梨花の様子が変わる
先程とは様子が違う……警戒していくか……
次回に続く
36話ご覧いただきありがとうございます！
やはり、戦いを書くのは難しいです…わけがわからなくなるとこが多数だと思います…
でも、戦闘シーンが好きなのでやっぱり書きたいのでがんばります。
次回、本気失梨花vs冷輝の戦いです
37話をお楽しみに
