3話「冷輝の家族」
どうも!リクルートです!
道具屋の店主がまさかの異世界最強!?の3話です!
早速、3話をどうぞ
前回、 クエストのタイガーの群れを倒してほしいという依頼を意図も簡単にクリアした、冷輝さん
ボスのタイガーに対しも余裕で勝利
もう強すぎますよ…
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冷輝が店の接客をしているそこにズラズラと冒険者の列が
冷輝「いらっしゃーい」
冒険者「薬草を10個」
冷輝「はい、まいどありー」
姫依「凄い行列ですけど…大丈夫ですか?」
道が塞がりそうな程の行列だ
冷輝「これくらい、いつもの事だよ」
毎日この行列は凄すぎる…
私は、大量に虹色に輝く液体が入った瓶を見つける
姫依「これって何ですか?」
冷輝「それは、天使の涙さ」
天使の涙ってあらゆる怪我や病気を治すという伝説の薬…!なぜ、こんなに大量!?
姫依「どういうルートで手に入れたんですか…」
冷輝「闇ルートで手に入れた、みたいな感じはやめい」
冷輝さんは物を売りつつも会話をしてくれる
冷輝「調合さ」
姫依「調合?」
つまり、自分で作ったと言うこと?
冷輝「最強になっちゃうと、調合スキルまで最強なっちゃったんだよね」
姫依「それでこんなに」
伝説の薬がこんなに山積みに置かれているなんて
冷輝「不治の病が流行ってた村を救ったことあるんだよね」
ここにも、冷輝さんが支持される理由あった!
姫依「お客さん…多いですね」
客の列が一向に短くならない…物凄い人気なんだな…
冷輝さんは本当に色んな人から支持されてるんだな
しばらく経って…夕方になった頃…
冷輝「ありがとうございましたぁ」
最後のお客に頭を下げる
姫依「す…凄い…商品全て完売…」
私はビックリした…まさかの全商品が完売するなんて…
冷輝「まぁ、俺の本職は道具屋だから…物を売るのは得意なんだ」
二人で話していると
女「キャーッ!盗賊!」
女のバッグを取ろうとする
盗賊「ちっ!よこせ!」
すぐさま冷輝は駆けつける
冷輝「何してる…?」
盗賊は冷輝さんの姿をみて焦る
盗賊「くっ…貴様…最強の道具屋……これならどうだ!」
ガシッ!
女を掴み、首元にナイフを当てている
女「た…助けて!」
盗賊「一歩でも近づいたらこいつの命はな…」
ドゴンッ!
盗賊「あーーーっ」
冷輝の一撃で盗賊は彼方へと飛んでゆく
女「あ…ありがとうございます!」
そう言い女は去ってゆく
冷輝「ふぅ…良かった」
その夜…
姫依がお風呂に入っている
姫依「ふぅ〜極楽〜」
1日の疲労が一瞬で吹っ飛ぶかのような気持ちよさだった
冷輝「姫依、ここにタオル置いとくぞ」
姫依「あ、はーい」
それにしても…元々、お父さんと二人で暮らしてたにしても…このお風呂の豪華さ…家の広さ…二人暮しの大きさではない気が…
もしかして、まだいるんじゃないか?
ザバァッ
姫依が湯船から立ち上がる
姫依「よし!ちょっと探してみよう!」
うわっ!立ちくらみだ!
視界がボヤける
そして、しばらくして…
姫依「よーし…この家を探索だ!」
冷輝「別に探索しても何もないよ?」
それは探してみないとわからないのです!
姫依「まずは……」
私は、視線の片隅に何かを見つける
それは、写真だった
姫依「これって…?」
冷輝「あーそれね…家族写真」
その写真には冷輝さんとそのお父さん…そして、もう二人写っている
姫依「これって妹ですか?」
冷輝「うん、妹」
そうなると、もう一人が
姫依「お母さんですか?」
冷輝「そういう事になるな」
二人とも普通に可愛い
写真から見るに、妹は、冷輝さんと違い活発そうな感じがした
姫依「えーと…この二方はどこへ…?」
冷輝「妹というか、名前は玲火って言うんだ、玲火は旅人だから中々ここに帰って来ないんだ」
いつか見てみたいなぁ
冷輝「母は…今は遠い所にいるんだ」
なるほど…本当は4人暮らしだったから、この家は立派なんだ
色々と冷輝さんの事がわかってきた気がした。
3話ご覧いただきありがとうございます
今回は、冷輝の家族がわかった回でちょっと短かったですけど
いつか、冷輝の家族も登場させたいなと思ってます。
では、次は4話でお会いしましょう。