24話「魔王召喚！？」
どうも！リクルートです！
道具屋の店主がまさかの異世界最強！？の24話です！
タイトルで察せる人はいると思いますが…
本編をどうぞ
前回、魔王フェリルと冷輝の戦い決着がつき、乱入者のレオが登場するが、フェリルと冷輝のコンビで余裕で撃破される
今回はその戦いの次の日の話である
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午前8時
私と玲火ちゃんで朝ごはんの支度をしていた
冷輝「お…おはよう」
姫依「おはようございます」
玲火「おはようお兄ちゃん」
何やら、元気がなさそう
姫依「どうしたんですか？」
冷輝「昨日…久々に力を解放したから、筋肉痛が」
フェリルさんを圧倒する程の力を一気に出した訳ですしね
昨日のフェリルさんとの戦い…
フェリル「お主…！一体どれほどの力を秘めておるのじゃ！」
冷輝「カッコつけって訳じゃないけど……俺には限界なんて者は…ない！」
あの言葉通り、冷輝さんはまだあれ以上の力があると私は感じる
玲火「そういえば、フェリルを呼び出す魔法を教えてもらったんだよね？」
冷輝「あぁ、そういえば…」
ご飯を食べながら言う
玲火「呼び出してみようよ」
姫依「フェリルさんも魔王だから、そんな簡単に呼び出したら迷惑じゃ」
冷輝「いつでも呼び出して良いって言ってた」
いつでも！？魔王って暇なのかな…？
街中で呼び出すのは流石にマズイだろと思い、私達は街外れの草原で呼び出す事にした
冷輝「じゃ、呼び出すぞ」
私と玲火ちゃんは後ろへ下がる
冷輝「えーと…魔界の王よ！ここへ降臨したまえ！フェ…フェイルズデビドゥバメシドゥバー！」
冷輝が唱え終わると
冷輝「ん？召喚されないぞ？」
玲火「お兄ちゃん！街の方から、何か光の柱が伸びてる！」
見ると、空から光が伸びてる
冷輝「あ…これやばいな…急いで向かうぞ！」
私達は急いで街へ向かう
すると、噴水に人混みが
冷輝「ちょっと、どいてくれー！」
冷輝さんの権限みたいので皆避けてくれる
噴水に使っているのは…やはり…
フェリルさんでした……
冷輝「魔王様……湯加減はいかがですか？」
冷輝はフェリルに水をかける
フェリル「あ〜いい湯加減じゃ…ってバカもん！」
魔王様のノリツッコミ
フェリル「我をこんな所に呼び出しおって！」
冷輝は水をかけ続ける
フェリル「いつまで水をかけとるか！」
冷輝「なぜ…こんな所に？」
フェリル「お主の召喚の唱え方が悪かったのじゃ、唱えてる途中突っかかったらいかんじゃろうに」
フェリルは噴水から出てくる、凄いビシャビシャだ
フェリル「お主の家のお風呂を借りるぞ」
冷輝「どうぞどうぞ」
ジャァァァ
フェリル「ふわぁぁ…生き返るのじゃぁ〜」
シャワーを浴びて蘇ったフェリル
姫依「フェリルさん？ここにタオルを置いときますよ〜」
フェリル「ありがとう〜」
フェリルさんの声はとても幸せそうな声だった
冷輝「まさか、街から離れた草原で唱えてあんなズレるか」
玲火「私もビックリした」
私が戻ると、2人は深刻そうな顔をしていた
姫依「そんな、深刻そうな感じにしなくても」
玲火「甘いよ！」
姫依「ふぇ？」
私は首を傾げる
玲火「いくら友達なったとしても…相手は魔王！この街を滅ぼす事だってできるんだよ！」
姫依「そんな…気にしなくても…」
そこにタオル姿のフェリルが来る
フェリル「極楽じゃった…」
私達は固まる
姫依＆玲火＆フェリル「うわぁぁぁ！？」
フェリル「気持ちよかったのでうっかりしておった！」
玲火「お兄ちゃんは見ちゃダメ！」
姫依「は、早く服来て下さい！」
私達はパニック状態になる
冷輝「ちょ、ちょ、前が見えない」
すると、テーブルに置いてあったお茶に冷輝さんの手が触れ
ガシャン！
冷輝「あっちぃぃぃ！」
冷輝の膝に溢れる
玲火「あ！ごめん！お兄ちゃん…！私のせいで」
次から次へと…
そして、パニック状態が収まり…
フェリル「所で…呼び出した理由はなんじゃ？」
冷輝「え…？特にないかな」
フェリル「ないのか！」
冷輝「試しに呼べるかだけ確かめたかった」
フェリル「まぁいい、ついでじゃ」
フェリルが何か取り出す
それは、紙だ
フェリル「お主、冷輝は、我を倒したとして、最強の証を受賞される事となったのだ！」
冷輝「なになに…？最強の証の受賞の儀…」
フェリル「お主は…魔族に認められたのじゃ！」
冷輝「んー喜んでいいのかわからん」
フェリル「この証を受け取れば、お主は誰がなんと言おうと最強じゃ」
話についていけてないが…なんか凄そう
フェリル「授賞式は明日じゃ！」
冷輝＆姫依＆玲火「明日ぁ！？」
フェリル「お主は魔界に招待されたのじゃからな…もちろん、姫依と玲火も来て良いぞ」
何か展開が物凄く早い気がするけど…いいのかな？
24話ご覧頂きありがとうざいます！
何と、冷輝が魔界に招待＆授賞式とのことです
魔王を超えるというのは、凄い事らしいです
では、次回は、恐らく魔界への移動回となりそうです。
では、25話で会いましょう。
