18話「決着、キンググリズリー」
どうも!リクルートです!
道具屋の店主がまさかの異世界最強!?の18話です!
前回の続き、キンググリズリー戦からです!
本編どうぞ!
前回、キンググリズリーの討伐に出かけた、冷輝達…
しかし、そのキンググリズリーは冷輝&玲火が苦戦するほど…
見殺しにはさせまいと、姫依が出てきて……姫依の体が光り出す…そして、冷輝達の体も同時に光り出す…
形勢逆転となるか?
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冷輝「攻守交代だぜ…キンググリズリー」
玲火「精々…足掻いてください」
キンググリズリー「くそっ!体が光って何があるって言うんだ!」
キンググリズリーは大量の石を物凄いスピードで飛ばしてくる
冷輝達は全て避ける
冷輝「さっきはちょっと舐めプし過ぎたな」
玲火「だね」
冷輝「少し、本気出すか」
シュンッ!
冷輝が消え、キンググリズリーの目の前に移動する
キンググリズリー「は、速い!?」
ドガァッ!
冷輝はキンググリズリーの頬を殴る
キンググリズリー「ぐはあっ!」
冷輝「おっらあっ!」
ズドドドドッ!
冷輝の素早い攻撃がキンググリズリーに入る
キンググリズリー「ぐふっ!」
キンググリズリーが怯む
玲火「喰らいなさい!」
玲火の剣がさっきよりも燃え盛っている
玲火「フェニックスインフェルノ!」
さっきよりも大きな炎の鳥がキンググリズリーに向かって飛んでゆく
ズガァァンッ!
キンググリズリーに当たると凄まじい爆発を起こす
キンググリズリー「ぐるぅあぁっ!」
しかし、キンググリズリーは倒れない
キンググリズリー「この程度で…この俺を倒せると思うな!」
キンググリズリーの爪が光り出す
キンググリズリー「グルルゥア!」
爪を振ると光の斬撃が冷輝達に向かって飛んでくる
ドガァンッ!
冷輝と玲火に直撃し、砂煙が舞う
キンググリズリー「これに当たったら体は真っ二つだ!」
砂煙が収まる
冷輝「全然、平気だが?」
キンググリズリー「そんな…馬鹿な…!」
玲火「全く無傷よ?」
キンググリズリー「化け物だ…!」
冷輝「さぁて、仕上げと行くか」
キンググリズリー「こうなりゃ…こい!キングの意地を見せてやる!」
冷輝「うおぉぉぉ!」
ガシッ!
キンググリズリーは冷輝の攻撃を受け止める
キンググリズリー「受け止めればこっちのものだ!」
冷輝「うあぁぁぁっ!」
バゴンッ!
キンググリズリー「ぐあっ!」
玲火「ファイアーテンペスト!」
炎の嵐がキンググリズリーに向かって吹き荒れる
キンググリズリー「ぐあぁぁぁっ!」
キンググリズリーはもがき苦しむ
玲火「決めるよ!お兄ちゃん!」
冷輝「あぁ」
冷輝は右手、玲火は左手をくっつけ上に上げる
2人の手の上に光の玉ができる
これは…兄妹合体技!?
私はワクワクしていた
冷輝&玲火「ハァァァッ!」
光の玉をキンググリズリーに向かって投げる
キンググリズリー「くそっ…」
キンググリズリーが顔を上げると光の玉が飛んでくる
キンググリズリー「な…!」
ズガァァン!
キンググリズリー「ぬぅわぁぁぁぁっ!」
キンググリズリーは吹き飛ばされる
冷輝「勝利!」
玲火「やったね!お兄ちゃん」
私は、あの時岩から飛び出してから、ずっと立ちっぱの状態だった
しかし…さっきのは一体…何で体が光ったのか…
冷輝さん達は、キンググリズリーの体をしまっている
冷輝「姫依?」
姫依「は…はい!」
私は何を言われるか怖かった
冷輝「サンキューな…助かったよ」
冷輝さんは私の頭を撫でる
姫依「へ?」
私は顔を赤くする
玲火「お兄ちゃんズルい!私も!」
冷輝「玲火もよく頑張った」
玲火「えへへー」
冷輝「さぁ、帰ろう」
私達は洞窟を出る
洞窟を出ると日が沈みかけていた
玲火「こんなに時間経ってたんだ」
冷輝「急いで帰ろうか」
ギルドハウス内
キンググリズリーの死体を置く
サリア「まさか…1日も経たずに」
冷輝「俺達でも苦戦したよ、油断してた」
サリア「では、これが報酬金です」
サリアから報酬金を貰う
玲火「疲れたよぉ」
姫依「私もです…」
私は戦ってないのになぜか眠気が凄い…さっきの光に何か関係が?
冷輝「よし、帰ろうか」
家へ帰宅すると、玲火と姫依はすぐ眠りについた
冷輝「夜ご飯食べてないのに…」
それほど疲れていたんだな
それにしても…姫依のあの光…あれは…一体…あの光が俺や玲火を包んだ瞬間、力が湧いてきた…
姫依には何か能力があるな
俺はそんな事を考えながら、眠りについた
18話ご覧いただきありがとうございます!
キンググリズリー強かったっすねぇ
まだまだ強そうな魔物が登場する予感…!
姫依の秘められし能力とは…一体…
では…19話で会いましょう