14話「冷輝の妹」
どうも!リクルートです!
道具屋の店主がまさかの異世界最強!?の14話です!
今回は、遂に冷輝の妹が登場!
本編をどうぞ
前回、お祭りを終えた、冷輝と姫依
すると、家に電話が…その内容は
どうやら、冷輝の妹が帰ってくるとの事…
今は、妹が帰ってくるのに備えて掃除をしている冷輝達…
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冷輝「とりあえず、掃除だ!」
どうやら妹にだらしない所を見られたくないらしい
家のありとあらゆる所を掃除する
姫依「こんなに掃除する必要あります?」
冷輝「久々に帰ってくるから綺麗な所を見せたいじゃんか」
?「遂に帰ってこれた…」
王都の門の前に立つ
門番「これはこれは、お帰りなさいませ………玲火様」
玲火「ふっ…」
ニヤリと笑う
姫依「何とか掃除終わりましたぁ!」
部屋全体がピカピカしている
冷輝「これでいつ来ても大丈夫だな」
コンコンッ!
誰かがドアをノックする
冷輝「お、来たか」
冷輝さんはドアの方へ行く
ガチャッ…
ドアを開けると、玲火が立っていた
玲火「お兄ちゃーん!」
冷輝に抱きつく
冷輝「うおっ!急に抱きつくな」
玲火「いいじゃん、久々なんだからぁ」
私はドアの方へ見に行く
玲火さんは、冷輝さんとは真逆で明るく年頃の美少女だった
ドアの方を見ると玲火さんと目があった
玲火「むっ!」
私をジト目で見てきた
姫依「ど、どうも」
玲火「お兄ちゃん!いつ女の子なんか連れ込んだの!?」
冷輝を揺さぶる
冷輝「連れ込んでない!」
玲火「お兄ちゃんは大きくなったら私と結婚するって約束でしょ!」
けっ!?
私は吹き出してしまう
冷輝「もっと、大きな誤解呼ぶからやめてくれ!」
あの冷輝さんが困惑している、中々レアな場面だ
冷輝「兄妹で結婚なんか出来ないんだぞ」
玲火「そんな事ないよ、愛さえあれば大丈夫!」
玲火さんも中々クセのありそうな人だ
冷輝と玲火が隣で座り、私は向かい合う形で座る
冷輝「改めて紹介する、妹の玲火だ」
玲火「よろしく♪実は姫依ちゃんの事はお兄ちゃんから聞いてたよ?」
さっきのはわざとだったんだ
玲火「私は旅をしてたんだけど、一段落して帰ってきたの」
冷輝「これからはしばらくここに居るのか?」
玲火「うん」
2人暮らしから3人暮らしになりますね
玲火「そういえば、2人にお土産があるの」
そう言って取り出したのは…
ハニワ!?お土産のセンスが凄い
私と冷輝さんにハニワを渡す
玲火「それ、よくわかんないけど凄いんだって、何か、売ってる人が言ってた」
それ絶対に怪しい人!
玲火「あんまり人通りない所で売ってた」
完全に危ないやつ!
玲火「そのハニワの鼻を押すといい事あるらしいよ?」
絶対、押しちゃダメでしょ!
姫依「押します?」
冷輝「押さないとわからんしな」
ポチッ
ピーッピーッ!
警報音みたいなのが鳴り響く
絶対ヤバい事しちゃった!
姫依「冷輝さん!これ絶対やばいですよ!」
冷輝「だな!姫依!ハニワを!」
私は冷輝さんにハニワをパスする
バァン!
冷輝さんはドアを開け
冷輝「ふんぬっ!」
真上にハニワを投げる
雲の上に言って見えなくなった
玲火「ちょっと〜私のお土産をなんで空に投げるの〜?」
冷輝「おい、あれ爆弾だぞ」
ズドォォォンッ!
かなり高い所に行ったはずなのに馬鹿でかい爆発音
雲が吹き飛び、空が晴れる
玲火「今の爆発って」
冷輝「お前の買ってきたハニワの爆発だ」
あのまま手に持ってたら王都ごと吹き飛ぶ所だった
玲火「くっそ〜騙されたぁ〜やけに安売りしてくれたと思ったら」
玲火さん可愛いからどこの店でも値引きして貰えそう
家の中に戻り
姫依「あの…玲火さん?」
玲火「姫依ちゃん?私のことは玲火ちゃんでいいよ?」
ちゃん呼びなんて…そんな友達みたいな…
姫依「れ…れ…玲火…ちゃん…?」
玲火「可愛いぃ!」
玲火は姫依に抱きつく
姫依「れ、玲火…ちゃん?!」
私は顔が真っ赤になる
玲火「私なりの挨拶!これから宜しくね♪」
そこを冷輝さんは少しニヤケながらこちらを見ていた
玲火「そういえば、今何を言おうとしたの?」
姫依「あ、玲火ちゃんって強いんですか?」
これは、素直に気になった
玲火「自分で強いかはわからないけど、お兄ちゃんの妹だもん、それなりに強いはず!」
そう言っていると、外で放送がかかる
サリア「外に出ている人は今すぐ家の中へ!中型の魔物がこの街に迫っているとの報告です!」
何か、久々にサリアさんの声を聞いた気がする
玲火「早速だね」
冷輝「お前の旅で得た力を見せてもらおうか」
玲火「お兄ちゃんも私がいない間、どこまで強くなったのか見せてもらうよ!」
兄妹が共闘!
これは、熱いですね
14話ご覧いただきありがとうございます!
冷輝の妹、玲火…
明るくて可愛くてお兄ちゃんが好き、いいですねぇ、推しちゃいそう
次回は、その玲火の実力が見れる事になると思います!
では、15話で会いましょう!