11話「王都のお祭り」
どうもリクルートです!
道具屋の店主がまさかの異世界最強!?の11話です!
遂に来ました!お祭り回!
早速、本編どうぞ
前回、お祭りの準備を終わらせた、冷輝と姫依
王都での祭りは3日間
そして今日は1日目
ついにお祭り回が始まる!
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冷輝さんがお店を担当している間、姫依は屋台を見て回っていた
姫依「おぉ!沢山食べ物や、遊ぶ屋台がありますね!」
祭りでお馴染みのたこ焼きや射的などの屋台があった
少し歩いていくと、気になる物を発見
姫依「モンスターレース?」
どうやら、飼い慣らしたモンスターを競走させるみたい
1位を取ったら賞金50000Gとかなり高額
観戦者は、どのモンスターが1位を取るかをお金を掛けて予想して、当たると倍になってくるようだ
姫依「ほぇーこんなのもあるんですね」
やはり王都のお祭りは一味違いますね
グゥゥ…
お腹の音が鳴った、そういえば朝何も食べてないや
どこからかの屋台から肉のいい匂いがする
姫依「いい匂い!」
匂いを辿ると
絶品!魔物肉!
と書いてある屋台を発見
姫依「ま…魔物肉!?」
魔物って食べれるんでしょうか…
そう思っていると、お客さんが並んで買っていった
結構人気なんだ…
グゥゥ…
お腹減ったし買おっかな
店主「へい!らっしゃい!お嬢ちゃん?何にする?」
メニューに
数量限定!ドラゴン肉!1つ500G!と書いてあった
ドラゴンの肉ってどんな感じなんでしょう…?
姫依「ドラゴン肉ってあります?」
店主「あるぞー」
姫依「じゃ2つお願いします!」
興味本位で頼んでしまった
店主「まいどあり!」
店主さんが華麗な手さばきでドラゴン肉を焼いていく
物凄くいい匂いがする
店主「はい、できたぜ」
気のせいか、肉が光って見えた
姫依「1000Gです」
お金を払おうとすると
店主「良いって、お嬢ちゃん可愛いからサービス!」
姫依「そ、そんな」
照れより驚きが勝った
店主「お嬢ちゃん…そのもう1つの肉、冷輝さんの為でしょ?」
バレてるぅ!
姫依「は、はい…」
店主「なら、尚更だよ」
心のお広い店主に1000Gを無料にしてもらいました
何か、申し訳ない気持ちです…
私は肉を買って、冷輝さんの元へ帰っている途中
姫依「な、何ですか?この行列…」
とにかく長い行列が出来ていた
姫依「一体どこの店…?」
私は見てみると
冷輝「はい!まいどぉ!」
冷輝さんの店だったぁ!
姫依「冷輝さん!」
冷輝「お、姫依帰ってきたのか…ん?めちゃいい匂いするぞ」
姫依「あぁ、このドラゴン肉ですね」
冷輝「ドラゴン肉!?」
冷輝さんは目を輝ける
冷輝「その前にお客をどうにかせねばね」
冷輝さんはプロのテクニックでどんどん接客をする
あれほど長かった列がどんどん短くなってゆく
空が暗くなってきた頃
冷輝「本日は売り切れでーす!」
丁度並んでいた客がいなくなる
冷輝「ふぅ、今日は一段と多かったな」
姫依「お疲れ様です、ドラゴン肉温めたので2人で食べましょう?」
冷輝「え!?待ってたのか?!お腹減ってるんじゃ…?」
勿論、お腹はペコペコ、朝昼を抜いた感じだからね
姫依「その変わりご馳走ですよ!」
テーブルの上にドラゴン肉の他に沢山の食べ物を置いてある
作ってる途中、お腹減りすぎて倒れるかと思いました
冷輝「凄いな」
その後、私たちは楽しく食事をしました
お腹がめっちゃ満たされましたよ
あ、ドラゴン肉の味は言葉に表すのは難しいです
どうやら、冷輝さんは明日店休みなので一緒に歩けるそうです
こうして、1日目は終わった
次の日
姫依「いい天気ですね」
冷輝「そうだなー」
まさに快晴、本祭に相応しい晴れ具合
冷輝「って、姫依、その格好はどうしたんだ?」
私は浴衣を来ている
姫依「祭りと言ったら浴衣じゃないですかぁ」
色々服を持ってきといてよかった…
冷輝「まぁ、行くか」
私たちは家を出て屋台の方へと歩く
冷輝「何するんだ?」
姫依「んー」
冷輝「あ」
冷輝さんは何かを見つけたようだ
冷輝「これ入ろうぜ」
入る?
姫依「お化け屋敷!?」
冷輝「怖いの苦手か?」
姫依「そんな筈ないです!」
本当は怖いの大の苦手なのだ
冷輝「じゃいくぞ」
お化け屋敷内
暗い…怖い…!
冷輝「そんなくっつかなくても大丈夫だよ」
姫依「べ、別に怖いからくっついてる訳じゃないです!」
ガラン!
魔物の絵が出てくる
姫依「ピャァァッ!」
私はビックリして後ろに逃げようとすると何かにぶつかる
大きな魔物の人形が私を見下ろしていた
姫依「ひゃぁぁっ!」
私はとっさに冷輝さんにしがみつく
姫依「は…早くでましょ…?」
私は半泣き状態だった
冷輝「わ、わかった」
出口付近で大きなフロアに出た
冷輝「姫依下がってろ」
何かを察したのか冷輝さんは言う
床から何かが出てくる
冷輝「アンデット!」
アンデットと呼ばれる魔物が出てきた
実は、このお化け屋敷
最後のエリアでは本物魔物がでます!実力に自信がある人だけ入って下さい!
と入口で書いてあったのを忘れていた
冷輝さんなら、余裕だと思うけど
ドバンッ!
そう考えてる内に、冷輝さんはアンデットの頭を吹っ飛ばす
アンデットは倒れて消える
冷輝「よし、行こう」
無事出れた
ふぅ、怖かった
そして、私達は、食べ物を食べたり、遊んだり、楽しく過ごした…
そして、空はもう真っ暗
でも、街の明かりが眩しいくらいだ
楽しんでいる最中、私は何か嫌な予感を感じた
気のせいだと良いんだけど…
建物の陰に何者かがいる
?「さぁ…本当の祭りはこれからだぜ……」
何かの魔法を使う
?「さぁ、楽しませてくれよ」
11話ご覧いただきありがとうございます!
ちょっと長めになってしまいましたが…
果たして、最後の人は一体?
このまま平和にお祭りを過ごさせてはくれなさそうですね…!
さぁ!次回はどうなるのか!
12話をお楽しみに!