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30th SNOW 雪女の嫉妬(ジェラシー)、取扱注意につき。

この回、氷華がマジギレします。

多少恋愛パートになりますねwww

登場人物紹介、今回は氷山三雪希です。


氷山三雪希(こおりやまみゆき) 19歳 石巻市役所職員 8月2日 AB型 163センチ 3サイズB84W58H86


市役所で働く岩手生まれ岩手育ちの、ボブ系ショートヘアにアホ毛が2本が特徴の方言使いの女性。

シャイな性格だが、実力は10傑の中でも相当上。

特に魔導系は頭一つ抜けており、威力だけなら雪羽をも凌ぐ。

だが、創造系を全く使うことができないのが弱点。

所謂一芸特化型。

父が漁師なので、漁を手伝ったりもしていることも。

 あれから1日経過した。


Σのメンバーはいつも通り、青梅市にあるマンションの本拠地に集合した。



 のだが。


氷華と文香が丁度長野から帰ってきたところに()()()()が起こった。


九尾の狐、いや、今の姿は稲荷崎天狐と言うべきか。


天狐が晴夜と腕を組み、まるで付き合いだしてから期間が長いカップルかのようにベッタリとくっついて、ソファーに腰掛けているのを氷華はリビングに入るなり見てしまったのだった。


「ただいま戻りました………って………陽陰君?? これは()()()()()()??」


誰がどう見ても、怒りのマークが見えるほどのオーラを晴夜と天狐に向けて放っていた。


「ああ……雪宮さん。お帰り……って、どうしたの、そんな顔して。」


鈍感すぎて気づいていないのか……まさに天然たらし、と言うべきか。


なんて()()()だろうか、晴夜は。


「……どうしたの、じゃないよね? 陽陰君………」


疑問に思った晴夜が横を見ると、ベッタリとくっついた天狐がいる。


「ちょっ……雪宮さん、違うんだって! これは、その………。」


ハッとした晴夜が慌てて釈明する。


だが、時既に遅し。


「『邪眼』開放……雪女凍結術『凍傷結界(とうしょうけっかい)』」


巨大な冷気が晴夜を囲った。


まずいと悟った晴夜は即座にこれを躱した。


「ちょっと待ってって! 僕の話を聞いて!!」


だが、完全にキレている氷華の耳には届かない。


更に術を発動しようとしたところで怜緒樹と文香が氷華を取り押さえた。


「ちょっとアンタ、何やってんのよ!! 隊長からの指示は生きて帰ることと4体の妖怪の討伐だったでしょうが!! なんで()()()()がΣ本部にいるわけ!? ねえ!! ホントにどういうことよ!! しかもベタベタじゃん!!なんでそんな馴れ馴れしいの!! この浮気者!!」


と、ここで完全に蚊帳の外だった天狐が説明した。


「あのさー……アタシは〜、晴夜の『式神』になった、ってわけ〜。別にもうアンタたちを敵対視なんてしてないし〜。晴夜に絶対服従状態だけど〜、()()()()()()()()()()()()()()()こうやって甘えてるだけ〜〜〜。」


氷華を煽るように、しかも無邪気に笑って答える天狐。


そして更に説明する。


「今アタシは『稲荷崎天狐』として晴夜ん家に居候してる、ってわけよ〜。大丈夫よ、寝る時には札に戻ってるし晴夜の()()()()()()()()()()()わよ〜。」


氷華以外の全員が主従関係として天狐が晴夜のことを好きなのだと理解したのだが、氷華の怒りのボルテージには、まさに()()()()()()()()()()()だった。


()()()()が氷華の中に燃え上がって形になっていた。


何せ、周囲には梢と怜緒樹に勘付かれている以外では「晴夜のことが好き」だと言っていないのだから。


1人の男性として、異性として。


それなのにやけに馴れ馴れしい晴夜と天狐を見てしまったことで、それが怒りと嫉妬という形になって爆発してしまった。


氷華は文香と怜緒樹を力任せに振り解き、付喪神戦で見せた巨大ハンマーを生成した。


「こんの………!! 陽陰君から離れろ! この(自主規制)ヤロォォォォォォォォォォォォォ!!!!」


左に一回転しながらそう叫び、天狐に向かってハンマーを振るい、天狐にそれがクリーンヒットして窓ガラスをパリャァァァァァァァァァァ………ン!! と突き破って天狐を吹き飛ばして行ったのだった………。



 


 「氷華……今回は佐久間が術で窓を修復してくれたからいいけどよ……本来ならお前、弁償だぞ?? 全く、人ん家で何やってんだよお前は……」


北川がため息混じりで氷華を叱った。


氷華以外全員が苦笑いしている。


「おーさーわーがーせーしーまーしーたーーーーーーー!!」


氷華の顔はムスッとしていた。


まだ怒りが冷め止まないようだ。


怜緒樹もため息を吐いた。


()()()()()()()()ほどほどにしとけよ……? 修羅場見ちまったからってさ……」


「やーいーてーまーせーんーーーーー!! あと急にこっち側に着いたからって九尾の狐を信用してるわけでもありません! 私は!!」


それもそうだろう、嘗て討伐対象だった九尾の狐を晴夜が管理しているからといって、100%信用出来るかと聞かれたら10人中10人がNOと言うだろう。


氷華の言ってることは尤もではあるが、あまりにも2人の間には軋轢が大きすぎていた。


晴夜はあの後天狐を封印札に収納して吸収したので事なきを得たのだが、天狐はシュン、とした顔を浮かべていた。


「……さっきはアタシも晴夜と馴れ馴れしくしすぎたわよ……そこはゴメン、氷華。……でもだからってあそこまでしなくてもいいじゃん……」


この言葉にカチンときたのか、天狐を睨み付ける氷華。


()()()()()()()()()()()()()()()()()


「……まあいいわ。()()()()()だし、牛鬼の住処と今度の出没情報、教えてあげるわ。………よーく聞いてね……。」


と、言い出した天狐は、全員に牛鬼のことを話し始めた。


氷華も冷静さを取り戻し、天狐の話を真剣に聞いた。



 その内容が、牛鬼討伐とその激闘を更に加速させていくのだった。

氷華をガチでキレさせたらこんなんなりますwww

現実でこんな子いたらマジで取扱注意ですねwwww

これ、晴夜が好きだって自白してるようなもんですし。

次回から牛鬼との戦いまでが加速します。

次回は天狐から情報を得る回です。

登場人物紹介では、冷原小雪を紹介します。

牛鬼編、あと10話で終わりますので、最後までお付き合い願います。

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