25th SNOW 北川VS覚
ネット小説大賞9の締め切りまでには「牛鬼編」を終わらせたいと思いますので、これから毎日投稿をこの作品と、もう一つやっているバレーボールの方をやりたいと思います。
今回は北川と覚とのバトルですが、この話で終わらせますwww
割とすぐ決着が付くんで。
その分、内容は前回より濃くしていきます。
登場人物紹介のコーナー、今回から新世代10傑編となります。
その初回は雪羽です。
霰塚雪羽 高校2年生の17歳 雪女の半妖、霰塚家次期当主、「新世代10傑」の1人 5月8日生まれ AB型 165センチ 3サイズB88W56H86
雪女の名家・霰塚家の令嬢で、本家の人間。霰塚家の次期当主でもある。氷華とは幼い頃からのライバルであり、戦友でもある。
内気な氷華と違い、高飛車で勝ち気な性格の典型的お嬢様だが、同時に現実主義者でもあるので、氷華のことは素直に実力を認めている。
長野県を本拠地にしている。
「魔導」(ウィザード)、「創造」(クリエイション)、「氷結」(フリーズ)のうち、「魔導」系の術を最も得意としている。(ちなみに氷華は「創造」を最も得意にしている。)
「新世代10傑」でもエース格として扱われているが、本人は氷華の方が上だと思っているフシがある。
人間として普通に生きたいという氷華の考えは尊重はしているが、雪女としてのプライドも大事だと説いている。
焚き火をしている北川と覚の2人。
北川は火が消えるまで動けない。
山火事になりかねないのと、覚が心を読める相手だということで、迂闊に動いたらボロを出すのは分かっていた。
一方の覚は余裕を見せている。
そして静かに焚き火をすること数時間。
持ってきた食事は2人で食べ切った。
あとは戦闘態勢に入るだけ。
銃の居合抜き、いわゆる「クイックドロウ」をしようにも、心を読める相手なら通用しない。
だが、秘策はあった。
妖怪専用の銃弾とはいえ、真っ直ぐしか飛ばないが、必中の弾はあった。
しかし、それを読まれるわけにはいかない。
考えれば警戒される。
ここで覚が話す。
「なるほど……銃、か。面白い。」
「……正解だ。だが……避けれるかどうかは別だ!!」
ドンッッッ!!!
銃声が鳴り響く。
覚はスレスレで避けた。
覚の毛深い毛が掠ったのか、少しばかり飛び散っている。
「ふむ……人間は貫かない特殊な弾か。面白いな、人間よ。」
煽る覚に対して、北川は笑っている。
「こっちこそ面白くなってきてんぜ? 覚さんよお!」
両手に銃を構え、走りながら銃を放つ。
浦安の森林中に、北川の銃の音が鳴り響いた。
覚は先読みしているのか、難なく避けている。
銃弾の弾速は、人間用の物と何も変わらない。
「ふむ……いいねえ、悪くは無い。……だが……限度はあろう。そうなった時にいたぶってやろうぞ。お前をな。」
「けどよ……お前如きに殺されるくらい、俺はヤワじゃねえよ!!」
今度は木に向かって弾丸を放つ。
それが跳弾となって覚に襲いかかる。
覚はこれも難なく避けた。
これも北川の想定内。
一本の銃を両手で持って構え、両人差し指で覚目掛けて引き金を引いた。
だが、これも読んでいる覚。
恐ろしき読心術だ。
難なくこれも躱した。
(……やっぱ真っ直ぐのじゃ、当たんねえか。だが……とっておきはある!!)
弾をリロードし、再び引き金を引く。
覚は悉く躱していくが、体力もいくら読めるとはいえ、疲れは見えてきている。
「なるほどな……とっておきがある、か。だが、尾首に出さないな、お前は。何があるというのだ?」
北川は薄笑いを浮かべている。
「さあね……お前に教えたらそれを警戒するだろう……だが、次で決めるぜ、覚!!」
そうして、ドンッッッ! と再び撃ち出した。
木に登って回避していく覚だが、銃弾はどんどん覚を追っていく。
それもしつこいくらいに。
(なんだ、この弾は……この俺を追尾している、だと!? まるで……意思を持っているかのように……!!)
そう、この北川が放った弾は、妖怪に必ず当たる弾だったのだ。
ドローンの操縦を空中で止めるかのように、銃弾の動きが止まるが、次の瞬間、覚に狙いを定めて急速に螺旋回転し、覚も避けきれない速度で覚の腿を貫いた。
熱さと痛みでのたうち回る覚。
これでは心を読むどころでは無い。
北川が近寄る。
「さあ……てと。これで避けるもクソもねえだろ。………これで終わりだ、覚。」
ドンッッッ!!!!!
銃弾が覚の脳天をぶち抜き、覚の息の根が止まった。
そして、覚の身体は砂のようになり、消滅していった。
フウ、と一息吐き、覚が消えた地点に座り込んだ。
そして、こんなことを思った。
「……お前との時間、楽しかったぜ、覚。……でもよ……お前、なんで牛鬼なんかの下に付いてたんだよ……そんなんじゃねえだろ……お前の性格上よぉ……」
北川はΣのグループメッセージにメールを送った。
任務はこっちは終わった、と。
北川の額には、汗が滲んでいた。
時間の割にかなり動いたのだろう。
湿気の問題もあったが。
そして、焚き火をした木を取ってきて、それを餞に覚消滅地点に置いた。
北川はそこに向かって手を合わせ、浦安の森を後にしたのだった。
俺なりに濃縮した結果こうなったwww
多分過去二十五話の中でも短いな、これwww
さて、次回は濡れ女ゾーンです。
相澤の扱い、次回、酷くなりますwwww
次回の10傑紹介は、「凍野氷愛花」です。
10傑は氷華と雪羽以外ほぼ出ませんが、他の10傑は物語終盤で活躍させますので、是非抑えておいて欲しいと思います。




