表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
37/76

植物転生 8話 時は過ぎ、今動く

 ここにきて何年に立つだろう。いつか俺は数えるのを止めた、たしか千年ぐらいごろに止めたはずだ。

 俺はめっちゃ長生きしていた。

 大きさは二十メートルほどになり、世界樹と言っても過言ではない枝と葉っぱを付けている。

 残念ながら花は咲いたことが一回もなかった。

 さて、そんな俺だが魔力をかなり自在に操れるようになった。

 テリトリーは半径四十五メートルまで届いている。 

 だが本当の支配域はもっと広い、やっていないだけだ。

 俺がこの森にうまれ、長い長い時がたった。

 いつしかこの森に俺の敵はいなくなっていた。

 魔力操作を極めてからは、魔力を念動力の様に使えるようになった。

 なので物理的に相手をぶっ殺せると言う訳だ。

 かつて俺を苦しめた鹿も一瞬で上から圧力をかけてペシャンコだ。

 トリケラトプスも例外ではない。

 ひたすら魔力を鍛える日々、それはそれで楽しいのだがぶっちゃけ飽きた。

 だから俺は今から魔力の念道力を使い、移動しようと思っている。

 俺の支配域その半径四十五メートルの土地をそのまま浮遊させ移動しようと思うのだ。

 ではやってみよう。

 魔力を圧縮しまくり世界に物理的に干渉できるようにする。

 圧縮した魔力は圧縮を維持するために魔力を使う。かなり魔力の消費が激しいが、今の俺なら問題はない。

 ゴゴゴゴゴゴゴっと辺りに地響きが鳴る。

 地面から俺のテリトリーを剥がしているのだ。

 そして切り離し、そのまま浮遊した。

 さてどこに向かおうか。

 俺は取りあえず念動力を維持し、雲の上まで飛んで行った。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ