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植物転生 7話 生後十年、訓練をする

 俺の意識が芽生えて早十年。

 俺は七メートルほどに成長し、膨大な枝と葉っぱを付けていた。

 ちなみに花は全然咲いてこなかった。

 俺のテリトリーは半径十五メートルまで増えた。 

 あんまり増えていないが、半径十五メートル以降から魔力のコントロールの難易度が跳ね上がるから仕方ないのだ。

 それにトリケラトプスみたいな大型の草食動物には魔力注入で全然魔力容量がオーバーせず、体をだいぶ食べられたことがあった。

 他にも肉食獣のあらそいで枝が折れたりとか。

 その時は栄養を体修復に使い、魔力も回復の性質を持たせて半年ぐらいで回復させたものだ。

 さて今日も今日とて魔力の練習をするか。

 俺は魔力を体に纏わせる。

 まるで外皮の様に纏わせた魔力を質を変えていく。

 硬質、軟質、粘質、流質、色々な質になるべく早くチェンジしていき、トレーニングを重ねる。

 一通り終わったら、次は放出の訓練だ。

 弾丸のように、高速で、かつ正確に、といっても的がないから感覚でしたか放出の出来は分からないのだが。

 それが終われば、吸収の訓練だ。

 大気の放出した魔力を吸い取り、出しては吸い、出しては吸う。

 魔力による運動は程よい疲れを俺に与えてくれる。

 だがもっとだ! 俺の今の生きがいは魔力コントロールなのだ!

 俺はその後も魔力コントロールの訓練を続けた。


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