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闇に黒い光が差し込む

生徒会室



夕方教室の中、生徒会長と2人しかいないこの教室で生徒会長は、口を開いた。


「生徒会に入っていただけないかしら。」



「聞きたい事があるのですがいいでしょうか。」



「えぇ。」



「何故いきなり生徒会に入ってくれなんて頼んだんですか?」



「それは、人数不足だからよ。貴方には、まだわからないかもしれないけどもう少しで生徒会選挙があるのよ。だからよ。」



「……だとしても、何故僕なのですか?」



「……それは、生徒会にあいつが立候補したからよ。」




「あいつ?」




――――――――――――――――――――



会長の話によるとそのあいつの名前とは、神沢(かみさわ)ひかるまたの名を光の帝王。この学校の四天王的存在らしい。



「その男が何故生徒会に入っちゃだめなんですか?」



「それは、裏で取引をしているからよ。」




「取引?」



「神沢の家は、億万長者の家で有名なの。裏で取引というのは、まあ察したと思うけど八百長よ。」



「確かに、その男が生徒会になんかなったら、大変な事になりますね。」



「で、入ってくれるかしら?」



「いや、入るって選挙に立候補しろって事ですか?」




「そうよ。」




「最後に質問です。何故僕なんですか?」




「……そうね。貴方を見た瞬間すごいオーラが見えたからよ。私と気が合う気がするのよ。だから、お願いできるかしら。」





「…………」




教室内が静かになった。会長は、瞬き1つしていない。



「いいでしょう。立候補しましょう。僕も会長と気が合いそうなので。」




会長が笑顔になった。




「ありがとう。あっLINE教えてもらってもいいかしら。」



「どうぞ」


――――――――――――――――――――


会長とLINEを交換した後俺は、寮に帰って明日になるのを待った。







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