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どうして始まってしまったんだろう

目が覚めたら頭の中にあったので書いときますφ(´・ω・`)

私を殺すのはどんな人だろう

どんな夢を持っていたのだろう、どんな理由があったのだろう

まあ、考えるだけ無駄なのかもしれない

だって私は




私には2歳年下の彼がいる

名前は橘夕(たちばなゆう)

背が低くて、中世的な顔で、優しくて、いるだけで幸せを感じる

そんな人だった

大学で知り合って、暮らしている部屋が隣で、いつも私の部屋に来て一緒に話していた


私たちはその日部屋にいた。いたはずだった。

気が付いたらそこは白くて大きな部屋で、周りには10、いや、部屋の大きさならもっといるだろう。30は超えるかもしれない。

困惑しすぎて頭でなぜかそんなことを考えた。

「どこだここは」「夢か?」「こんな夢があるわけがないだろ」

ざわついた周囲の中で辛うじて話し声が聞こえた。

周りにいる人たちも私たちと同じでなぜここにいるかわからないらしい。

気が付いたら私は彼の手を握っていた。彼は私の手を握り締めてくれた。

彼も驚いているようだったけど、手だけは離さないでくれた。


突然、周りの壁に突然男が映った。

外国人だろうか?よくわからない。なぜだろう、その男の年齢が、わからない。

周りは急に静かになり、見入ってるようだった。

私は目を離し、夕君の方を見ようとした、なのに、見れなかった。顔が、動かない。

驚いた私は声を出そうとしたのに声が出ない。静かになったのはこれのせいじゃないだろうか。

「驚いてる人が多いと思うけど、落ち着いて聞いてほしい。その方が楽だからね。」

男の声はどこから聞こえてるかわからない。録音した声のようにも聞こえない。その声は不自然なほどによく耳に入った。

「簡単に言うと、私は君たちに神様と呼ばれてる者だよ。」

私はなぜか、神だと理解してしまった。

「君たちをここに招いたのはね、君たちに私たちを楽しませてほしいんだ。」

楽しませる?どうやって?私は何も楽しませることなんてできない。しかも、私たち?何人もいるんだ。

そんなどうでもいいことを考えて、頭をよぎる嫌な予感を考えないようにする。

「まずは君たちに力を与えよう。正確には、もう与えてあるんだけどね」

その時に私は自分が与えられた力という物の内容、使い方を理解させられた。

「その力を使って戦ってほしいんだ。」

バトルロワイヤルという言葉が出たがすぐに違うと考えた。私の力はそれをするのにあまりにも不利だからだ。もしそうだったら私は彼と戦わなければいけなかった。

それにしても、なぜこの男は、説明の間をこんなに開けているのだろうか。頭の中で整理させるため?何か違う気がする。まあ、考えても答えなどでないのだが

「戦うのは君たちと同じ力を与えられた人たちだ。つまり、今そこにいる人とチームを組んで戦ってもらう。力の差はできるだけ無くしたよ」

その時体から何かが抜けるような感覚がした。やっと優君の顔を見れるようになった。まだ喋ることはできないようだけど顔を見るだけで少し落ち着く。

周りの人たちはきょろきょろと周りを見ている。チームを組むと言われたから確認しているのではないだろうか。私も周りを確認しようとしたが、彼だけ下を向いていた。

「ルールは、人数が0になったら負け。簡単だよね」

それは、それは、つまり、

「まずは練習試合を二回やってもらってから本番だよ。」

地面がいつの間にか土になっていた、樹があるし、空もある

周りが切り替わったというより、いつの間にかそこにいた

驚きもあまりなかった

「最初はこっちが指示するね。まずはリーダーを決めよう。誰か立候補はいる?いたら手を上げてね」

映像は無いが、声だけは変わらずに聞こえてきた。

まるで、クラスの委員長を決める時先生のようにいった。なんなんだこいつは

手は上がらないようだった

「じゃあ、こっちで決めるね。はい、君!」

体が、自然と一つの方向を向く、体が自然と動く

1人の青年の周りには空間ができ、他の人たちはきれいに円を書くようにして立った

その青年はなぜか剣を持っていた。いや、よく見ると武器を持っているのは何人もいる。

「なんだこれ…あ、おい!これはなんなんだ!さっきのルー」

青年は途中で喋れる事に気が付いたみたいだった。でも、すぐに口を閉じらされた。そんな感じだった

「道具とかはそこにある扉の先にあるからね。自由に使っていいけど数には限りがあるからどうするかはリーダーが決めてね。2時間後に始まるからなるべく早くしてね」

声は聞こえなくなった

周りが一気にざわつく

「おい!静かにしろ!」

リーダーとして選ばれた青年の声で、急に周りがしずかになる。いや、喋れなくなると言った方が正しいか

「混乱するのはわかるけど、落ち着こう!」

この状況で行動できるからリーダーにされたのだろうか。わかったとたん可哀想に感じてくる

「まず、まず…そうだ、道具を渡すためにも、一緒に戦うためにも、どんな力があるかわからないといけない。俺の名前は和樹だ。俺の力から言おう。俺は周り10mを細かく把握できる力だ。あとは、この剣。武器を持ってる奴はわかってると思うが、武器は本人にしか使えず、1分手元になかったら戻ってくる、らしい。あと、剣は銃と比べて劣ってる分、体の方が強くなってるらしい。あとは、さっきリーダーにされた時に、黙らせる力と、落ち着かせる力をもら、いや、付けられた…」

それから他の人たちに聞いていたが、あまり頭に入らなかった。彼がずっと下を向いていて、何かを考えてるのが気がかりだったからだ

「次は君達だ。君の力は?」

「私は、椿っていいます。私は手に触れた人を治せます。だいたい10秒ほどで死んでさえいなければ...」

「よかった。治せる力を持ってる人がいて。いなかったらかなりつらかったよ。まあ、こっちにいるってことは、向こうにもいるってことなんだろうけどね…じゃあ、次は隣の君だね」

「じ、自分は…言えない」

周りがざわつくのを感じる。なぜ彼は彼は言えないのだろうか。

「なんで言えないんだ?大事なことなんだよ」

「どうしても、言えないんだ」

彼はとても真剣な顔をしていて、とてもふざけているようには見えない。私はできる限り近くに寄った。

周りからいらついた、大きな声が聞こえてくるが、すぐに聞こえなくなる。力を使ったのだろう

「言えないのならいい。力を使ってくれればいいけど、それも多分無理なんだろ?アイツは力はできるかぎり同じにしたと言っていた。「使いたくない言いたくない」そんな能力が、多分向こうにもあるってことじゃないかな。だから向こうが使うようになるまでは時間があるだろうし、ここで無理やり使わせても、空気が悪くなったらお終いだ。この状況で使いたくない力を、無理やり使わせようとしたらどんな酷い事をすればいいんだ。そんなことをしたらチームワークが乱れる。彼女とは知り合い、いや、付き合ってるんだろう?治してもらえなくなるかもしれない。だから名前だけ教えてほしい」

「夕だ。聞かないでくれてありがとう」

「いいんだ。アイツが渡す力だ。どうせ碌なものじゃないんだろ?武器がないから身体能力向上もないだろう、前は危ないな。後ろにいてくれ」

それから和樹さんは次の人に聞きに行った。


もうやることもなくなり、皆が周りと話をしていたころ、どこか間の抜けた「ぽーん」という音が三回鳴った

「あとだいたい10分で始まるけど準備はいいかな?」

またあの声だ。文句を言いたいが、喋れない

「今回は練習だから人数が半分になるまでやってもらうよ。相手を殺しても、死んでないから安心してね」

何を安心すればいいのだろうか。私は後ろの方にいるから関係ないかもしれないが、前の人は結局人を殺さないといけないじゃないか

「2週間後にもう一回練習して、それから1ヶ月後に本番。本番は一回じゃなくて、何回かに分けるからね。それも1ケ月後にやる。一回の時間は毎回変わって、こっちが決めるけど君たちは10分前にしか知れないから気を付けてね。何か家から持ってきてもいいけど、日本だからね、武器はあんまりいいのは手に入らないんじゃないかな。そうそう、勝ったらね、いい事があるよ。定番の願いが叶うっていう神からの褒美」

願い?そんなのいいから帰らせてほしい

「ここにいる人はみんな何かしらの願いがあると思うんだ。というか、ある。そう選んだからね。

それでね、強く願ってる人の方が前で戦う武器を持ってるんだ。リーダーならどういう意味か分かるよね?」

「…願いを叶えたいなら剣で相手を直接殺せっていいたいんだろ。クソが!!」

リーダーだけが喋れるみたいだ。疑問が残るがそれよりも…

「そう!剣で殺すのは辛い…銃で殺すよりも、自分の手で相手を殺す、それに抵抗が皆あると思う!だから剣を持ってるのはその抵抗があっても叶えたい願いがある人!銃はそれよりも願いが弱い人、そして後ろにいるのはもっともっと願いが弱い人ってことだよ」

じゃあ、じゃあ、私は、ちょっと、ちょっとだけ願ったためにここにいるの?なんで、なんで…

「じゃあ、あと4分ぐらいかな?その時になったらまた音が鳴るから頑張ってね」


4分を待つ間皆落ち着きがなかった。剣やナイフを持った人だけは、妙に落ち着いていた。


そして、戦いが始まる

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