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13.眠りはないぞ、マクベスは眠りを殺した!

Sleep no more!

 Macbeth does murther sleep



「あいちゃん。分かりましたよ。『私』さんの正体が!」

「えっ、誰なの?」

「アルフレッドです!」

「えー。なんで、よりによって、あの、アルフレッドなのさ。弱っちくて、むっつりスケベのじっさまが、うちらの救世主だなんて、なんだか絶対に許せないー」

「あいちゃんのアルフレッドさんに対する印象って――、そんなんだったんですね……。

 えと、アルフレッドのふところから出てきた紙切れにはたしか、


  SAYUKNI, UYAOD


と書かれていましたよね。さらに、この文の意味するものは、いわずとしれた、


  Miranda, Ariel


です。

 あいちゃん、覚えていますか? ミランダちゃんたちが、最初にここ、鵺鳥ぬえどり邸にたどり着いた時に、アルフレッドから名前のつづりを確認されています。その時に、アルフレッドが書きとめたメモが、きっとこの紙切れなんです!」

「だから、どうしたっていうの? アルフレッドがその紙切れを持っていたってことと、救世主であることと、どう関係しているのさ?」

「救世主さんは、重要なメッセージと断ってから、最後に宛名を記しています。アリエルとミランダへ――、って。

 つまり、救世主さんは、アリエルとミランダの名前を知っていた。さらには、つづりまで正確に分かっていた、ということになります。そして、それを知っている人物は、この物語の登場人物の中では、アルフレッド以外にはいないのです!」

「そっか。アリエルといっても、Ariel, Arielle, とか、スペルっていろいろありそうだもんね」

「そうです。あいちゃん……。相変わらず、調べるのがお早いですね……。

 どうやら、人狼男爵を倒すためには、アルフレッドの協力を得なければいけないみたいです」

「ということは、今のうちらのゲームの状況が―」

 私が画面ディスプレイに目を向けると、そこには、


――

Q13 さあ、あなたはどうする?

1.ドローイングルームに入って、アルフレッドを襲う。

2.らせん階段を上って、男爵を襲う。

3.食堂に入って、奥さまを襲う。

4.煉瓦階段を下りていって、牢屋の番人を襲う。

  ――


と表示されていた。さっき、むやみに奥さまを襲おうと思ったのを躊躇して、引き返した結果、今、ミランダは食堂から抜け出して、ホールに身を潜めている状態になっていたのだ。

「まず、アルフレッドと接見をしなければなりません。だから、選ぶべきは1ですね」

「ええっ、アルフレッドを襲っちゃうの?」

「大丈夫です。襲いかかる前にもう一つ質問が用意されると思います」

「なるほど、そういうことか!」

 納得した私は、にっこりとうなずいた。 


 私たちは、Q13に対して、1を選んだ。


――

 わたしはそっとドローイングルームの扉に手を掛け、少しだけ扉を開けて、中をのぞいてみました。アルフレッドはこちらに背を向けて、なにやら書棚の整理をしているみたいです。

 さあ、チャンスは今です!


Q14 さあ、あなたはどうする?

1.アルフレッドに襲いかかる。

2.アルフレッドを襲うのを止める。

  ――


 ここで、間髪を入れずに、チイから発言が入った。

「ここでアルフレッドを襲ってしまっては、また失敗のモードへ入ってしまいます」

「うん、でもさ、ここで襲うのを止めちゃうと、またホールに引き返して、Q13の四択質問にまで戻っちゃわないかな?」

「そうかもしれませんね。でも、ここはためしに、2を選んでみましょう」

「了解です」


 私たちは、Q14に対して、2を選んだ。


――

 わたしは決断しました。アルフレッド老人を襲うのは止めて、かわりに、話し合いを持ちかけることにしたのです。ひょっとしたら、アルフレッドはわたしたちの味方なのかもしれません。わたしはアルフレッドにそっと近づき、うしろから声を掛けました。

『おじいさん……。わたし、ミランダです』

 アルフレッドの背中がぴくりと動きました。

『おおっ、ミランダお嬢さま。いきなりで、びっくりいたしましたよ。どうかなされましたか?』

『書斎でわたし、秘密のメモを偶然に見つけました。そこに書かれていた謎のメッセージ、

 ――わたしをすぐに見つけ出してください――。

 これを書かれた張本人は、すばり、おじいさんですね?』

 わたしはじっとアルフレッドの目を見つめました。アルフレッドはしばらく黙っていましたが、やがて、静かに口を開きました。

『その通りでございます。あのメモはこの鵺鳥邸で起こっているおぞましい出来事を打開するための、やむをえない、わたくしめのささやかな抵抗でございます。

 でも、ミランダさま。よくぞ、あのメモを見つけられました。たいしたものでございます』

『じゃあ、おじいさんが味方になってくれるということね。それなら教えてください。人狼男爵を倒す方法を……』

 すると、アルフレッドは残念そうにふっとため息をつきました。

『まさか、男爵さまが――、恐ろしい人狼なのでございましょうか?

 いずれにせよ、このお屋敷は呪われております。わたくしがフィッツヘルベルト男爵さまにお仕え申し上げて、早や二十年。最初の頃はしごく平穏で楽しい生活でございました。

 でも、いつからでしょう。男爵さまの行動が突然おかしくなられました。数々の奇行を繰り返され、やがて奥さままでが男爵さまを怖がるようになり、そして男爵さまを避けるようになられました。わたくしも男爵さまに幾度かご忠告申し上げたこともございますが、男爵さまはいつも、冷静になろうとしているのだが、ときどき自分が分からなくなってしまう、とおっしゃっていました。そんな中、わたくしはある晩、とても恐ろしいものを見てしまったのです。

 それはこの世の者とは思えぬほど強靭な肉体を持った化け物でした。あの日、わたくしは男爵さまのお部屋に水差しをお持ちしましたところ、窓の外のバルコニーにその化け物が月明かりに照らされて立っていたのです。その化け物はわたくしに気づき、わたくしに襲いかかってきました。たしかにわたくしはあのとき、その化け物に両の肩を押さえつけられて倒されたことまでは記憶しておりますが、そのあとのことは、全く覚えておりません。

 不思議なことに、翌朝わたくしは生きておりました。朝食にみえた男爵さまも奥さまも、別に昨日、特におかしなことはなかったと口をそろえておっしゃっていましたので、わたくしはまるで狐につままれたような気持ちでそのときはおりました。

 しかし、その日を境に、わたくしの生活は一変してしまうのです。

 ある日、わたくしはドローイングルームにある書棚の蔵書の整理をしていたのですが、ふと気づくと、わたくしはらせん階段をとぼとぼと上っておりました。しかし、わたくしめにはドローイングルームから出た記憶が全くなかったし、あとで分かったことですが、時間が半日以上経過していたのです。わたくしがドローイングルームにいたのは、たしか、早朝であったはずなのに、わたくしがらせん階段を上っている時刻は夜の十時でした。

 その後も、このようなことがたびたび起こるようになりました。ふと思うと、多分に時間が経過した別の場所に、いつもわたくしはひとりでたたずんでいるのです。

 この鵺鳥邸が位置する広大な森、グリナーバルトは、北に強大なフォッサイヤー帝国、西方に新興国であるパンディート、南に商業の都市国家スウィンドラー、そして東には貧困に窮するべリアル村、とで囲まれておりまして、とても深く険しくて迷路のような森であるが故に、しばしば旅人が道に迷われて、この鵺鳥邸に舞い込んでまいります。そんな折には、男爵さまも奥さまもこころよく旅人を受け入れ、ここに泊まっていただいておりましたが、わたくしが記憶を失うようになった頃からでしょうか、ここに泊まられた旅人を翌朝になってわたくしがお見送りいたす機会が、なぜかなくなってしまったのです。もちろん、わたくしめがお見送りなどせずとも、朝が明ける前に、勝手に旅人が鵺鳥邸から出ていかれた可能性もありますし、ひょっとしたら、奥さまか男爵さまが朝早く起きられて、旅人をお見送りされていたのかもしれませんが、それにしても理解がまいりません。

 あれから、少なくとも二十人の旅人がここを訪れておりますが、その方々の全員がわたくしに気づかれずにこの邸から抜け出すことなど果たして出来ましょうか?

 あるときから、わたくしは旅人のお名前を控えるようにいたしました。訪問された人たちのお名前を忘れないよう書いておけば、あとで何かの役に立つかもしれないと思いまして。

 わたくしは子供の頃、大人たちに見抜かれないように文字を置き換えた暗号文を用いて遊んでおりました。その暗号でメモを取るようにいたしましたのは、なんとなくですが、このメモを他人に見られたくなかったからでございます。

 そして、それからわたくしはもう一つの恐ろしい事実に気づきました。旅人がお泊りになられた夜になると必ず、わたくしは記憶を失っていたのです。ああ、恐ろしや。もしかすると、このわたくしめが意識を失っている間に、旅人をことごとく殺めてしまっていたのではないでしょうか? そして、その遺体をひそかにどこかに隠して、わたくしは毎日をのうのうと過ごしているのではないでしょうか?

 そんなとき、ミランダさまとアリエルさまのお二人が、この呪われた鵺鳥邸にやって来たのでございます。わたくしはとっさにお二人に秘密の伝言を残すことを思い付きました。このあと、わたくしの記憶が失せることがあっても、お二人がこのお屋敷から無事に生きて出ていかれるようにと、願いを込めまして』

『おじいさんの記憶は、今は大丈夫ですか?』

 わたしが訊ねると、アルフレッドは小さくうなずきました。

『わたくしは昼間の正気でいる間に、このお屋敷にある古い蔵書を隈なく調べました。するとその中に、今から三百五十年前の中世の時代にこの屋敷で起こりました奇妙な事件を見出しました。

 鵺鳥邸は、今でこそ、こんな森の奥深くに位置しておりますが、かつては、この一帯はパティーボロ(Patibolo)と呼ばれ、ちょっとした町になっていて、多くの人々が生活しておりました。

 当時のフィッツヘルベルト家の九代目当主、ヨハン=フィッツヘルベルト伯爵(Earl Johann Fitzherbert)は、それは民から慕われる徳の高いご当主さまであらされたそうです。しかし、ある日 突然、邸内に閉じこもって、人前に姿を見せなくなってしまわれたそうです。

 そしてそれから……、ああ、何と恐ろしいことでしょう。パティーボロの住民がポツリポツリといなくなっていくのです。

 最初は十九歳になったばかりの花屋の人気の看板娘が、次に三十九歳の筋骨隆々の肉屋主人、そして、アンブル(Humble)教会の二十九歳の修道女、最後に十九歳のきこりの青年と、四人もの男女が、わずか三週間という短い期間に、次々と失踪してしまったのです。

 この仕業が魔物による呪いだと判断した町長は、遠くの国から当時売出し中であった若き女祈祷師ダニエラ(Daniela)を、高いお金を用意して呼び寄せました。

 パティーボロに着いたダニエラは、すぐさま事件の調査に入り、やがて、鵺鳥邸に閉じこもっている伯爵が事件の鍵を握る人物であると結論付けます。そして、ダニエラの推測どおり、ヨハン=フィッツヘルベルト伯爵は、もはや人間ではなくなっていらしたのでございます。伯爵は人狼と化していて、人間を食べていかないと生きていけない魔物であったのです。

 それは真っ赤な満月が不気味に浮かんでいる夜のことでした。ダニエラと伯爵の死闘が一晩中繰り広げられ、ついに最終決着が着きます。

 ダニエラがひそかに創りあげた聖水を浴びせられた伯爵は、頭を抱えながらもがきはじめ、辺りをところ構わず転げまわります。やがておぞましい言葉を発しながら床にうずくまると、そのまま伯爵は溶けてしまいました。しかし、人狼の攻撃を受け続けたダニエラも、その瞬間に精根尽き果てて、そのまま帰らぬ人となってしまったのです。

 以上が蔵書に残されていた悲しい事実でございます。


 おそらく、わたくしめは恐ろしい人狼なのでございしょう。

 さっきまで意識が朦朧としていました。たまたまミランダさまのお声で正気に戻ることができましたが、またすぐに気を失うかもしれません。

 ミランダさま、そうなったときは、危険ですからわたくしめから遠く離れた場所にお逃げください』

 わたしは強い口調で否定しました。

『いいえ、おじいさんはそんな恐ろしい人ではないわ。きっと、おじいさんが気を失っている間に、この屋敷の誰かが悪事を繰り返しているのよ』

 うつむいていたアルフレッドが、ふっと口もとをゆるめました。

『ミランダさま、わたくしは、ある日この屋敷の中で、運良く、当時のダニエラが創り出した秘密の聖水の残りを見つけ出しました。今取って参ります』

 そういって、アルフレッドはとなりの書斎に行って、異国情緒の装飾がほどこされたふた付きガラス瓶を持ってきました。中には気味の悪い紫色をした透明な液体が入っています。

『これが、人狼退治の聖水……?』

 わたしが瓶の中身をのぞき込むと、アルフレッドは瓶をそっとわたしに手渡しました。

『ミランダさま。どうか、この貴重な聖水をお持ちください。そして、万が一、わたくしが豹変したときには、迷うことなくこの聖水をわたくしめにおかけください』

『わかりました。じゃあ、聖水はあずかります。でも、おじいさんは絶対に人狼じゃないわ』

 そう答えて、わたしはアルフレッドから聖水の入った瓶を受け取りました。


 わたしは伝説の聖水を手に入れた。


 わたしはドローイングルームをあとにしました。今、わたしはホールにいます。


Q13 さあ、あなたはどうする?

2.らせん階段を上って、男爵を襲う。

3.食堂に入って、奥さまを襲う。

4.煉瓦階段を下りていって、牢屋の番人を襲う。

  ――


「あいちゃん、やりましたね。貴重なアイテムを手に入れちゃいましたよ。

 さあ、次はどこに行きましょうか?」

「チイちゃん……。思い切って、男爵に攻撃をしかけちゃおうよ!」

「えっ、それはちょっと……?

 男爵はボスキャラですから、おそらく、その前に奥さまかレックスを襲って、さらに何かあらたなる手掛かりを得て、それから男爵との一騎打ち、とシナリオはなっていると思いますけど?」

「うん。たぶんそうよ」

「だったら、なぜすぐに男爵を攻撃するんですか? なんとなく、今のままではまだ負けそうな気がします……」

「そうよね。でも、男爵がどれだけ強いのかを見極めるために、あえてこのゲームは捨て石にしてみたいの。だって、あと、うちらに残されたチャンスは、今回と、もう一回よね。最後の一回で決めるためにも、ここで男爵の手の内をじっくり見ておきたいの。レックスをやっつけようとしてあっさり殺されるより、こっちの方がいいと思うのよ」

「そうですか。あいちゃん、思い切りがいいですね。了解です。男爵を襲いましょう!」


 私たちは、Q13に対して、2を選んだ。


――

 鵺鳥邸のらせん階段は、ゆったりとまわり込んでいて、先は暗闇になっていてよく分からず、どこまでも続いているようでした。わたしは足音を立てないようにそろそろとらせん階段を上っていきます。

 どれくらいの段を上ったことでしょうか。ようやく、わたしは二階へたどりつきました。とても長い廊下が真っ直ぐに走っていて、両側にいくつかの扉があります。その中で一番奥にある扉が少しだけ空いていて、中から灯りがちらちらとこぼれています。わたしは壁づたいにそろそろと奥の部屋の扉まで近づいていきました。そっと、隙間から部屋の中をのぞき込むと、テーブルに手持ちランプを置いて、男爵さまはこちらに背を向けたまま、書棚にあった何かの本を熱心に読まれています。男爵さまは夢中になっていて、わたしがそばにいることに気づく様子はありません。


Q15 さあ、あなたはどうする?

1.男爵に襲いかかる。

2.男爵を襲うのを止める。

3.男爵に聖水をかける。

4.男爵にしびれ薬をかける。

  ――


「あれれ、アルフレッドたちを襲ったときより、選択肢が増えていない?」

 私が目を丸くすると、即座にチイが説明した。

「きっと、聖水を手に入れたから、選択肢が増えたんですよ」

「なるほどね。じゃあ、よりどりみどりってことで、さあ、どれにしようかねえ。

 男爵の肉体的な強靭さは、かつてのベッドでの一件で分かっているから、力ずくの1はあり得ないね」

「あいちゃん……」

「ん、どうしたの? チイちゃん」

「えとっ、なんでもないです……」

 チイがポッと顔を赤らめた。

「チイちゃん、4のしびれ薬って、なんだと思う?」

「食事のときに飲まされそうになったのをふところにしまい込んだ杏のカクテルのことだと思います」

「なるほど。それを男爵にぶっかけちゃうんだ。でもさ、かけるだけで効くのかなあ、この薬?」

「たぶん、だめでしょうね。4はひっかけです」

「だよね。じゃあ、選ぶべきは……」

「3です!」

「うん――」


 私たちは、Q15に対して、3を選んだ。


――

 わたしはそろそろと男爵さまの背後に近づき、瓶のふたを抜くと、聖水を男爵にかけました。

『えいっ!』

『わわっ、なんだ、なんだ……?』

 聖水をあびせられた男爵さまは、驚いてしゃがみ込まれてしまいました。

『だ、誰だ……、貴さまは!』


 わたしは伝説の聖水を使い果たした。


 きっと振り返った男爵さま。そのらんらんと輝く真っ赤な両眼がわたしを捕えました。

『ふっ、これはこれは、いとしのミランダ嬢じゃないですか……。なんですか、このいたずらは。

 あーあ、お気に入りのタキシードがびしょびしょになってしまいましたよ。ふふふっ、こいつはただのお仕置きじゃあ済まなさそうですねえ』

 そういって、男爵さまはわたしの手首をぐっとつかむと、そのまま二つとなりの部屋までわたしを引っ張っていかれました。

『お願いです。離してください』

 わたしは必死に抵抗を試みましたけど、男爵さまの力はとても強くて、何もできません。

 わたしがつれ込まれた部屋には大きなベッドがありました。男爵さまは、乱暴にわたしをベッドに放り投げました。そして、わたしが着ていた服を容赦なくびりびりと引き裂かれて、そのまま覆いかぶさってきました。

 激痛の中、ふと目を開けると、天井がガラス貼りになっていて、そこには、両膝をこじ開けられてわずかに生じたわたしの秘部へ向けて、無理やりに腰を押し込もうとされる裸の男爵さまのうしろ姿が映し出されていました。


 ゲームエンドです。お疲れさまでした。

  ――


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