吸血鬼探偵の助手やってます

運命とは意地悪である。
神様はもっと意地悪である。
俺が初めて出会った吸血鬼の少女は更に上を行く意地悪である。
今考えると、思い出の半数は奴の意地悪から始まっていたと思う。
でも、世界を救うなんて生意気な事思うのはあいつだけかもしれない。
だから意地悪の連鎖で生まれたこの出会いを、俺は悔いはしないよ。
きっとこれからもね。


記憶喪失の男と探偵で吸血鬼の少女が出会って、世界を救う。
そんな、何処にでもありそうな、一つの物語です。
前に投稿していたものを少し変えて再投稿しています。