王国滅亡一分前に召喚された聖女、状況聞かされてる間に王国が滅び日本に無事帰還
「あーあー、テステス。聞こえてますか聖女さーん?」
「えー、この映像が出てるって事は、自分か自分以外に生き残ってた誰かが聖女を召ちゃったみたいっすね。残念っす」
「ストーップ!!聖女さん、そこから一歩も動いちゃ駄目っす!日本に帰れなくなっちゃうっす!」
「聖女さんの足元に召喚陣があるっすよね?そこから出ない限りは、誰も聖女さんに手出し出来ないし、召喚者が死ねば元の場所に帰れるっす」
「動かないままで、自分の話聞いて欲しいっす。この王国は日本から聖女を召喚して、魔物や他国を倒して領地を広げて来たクソみてーな国っす」
「自分はこの国の王子として生まれたんすけど、こんな国滅んだ方がいいと思って反乱したっす」
「家族を全員毒殺し、国に毒ガスを撒いたっす」
「その後、王国中を飛び回り、生き残りをこの手で殺して回ったんで、多分自分以外は死んだと思うっす」
「でも、生き残った誰かが聖女召喚したり、自分が心変わりしてしまった時に備えて自分はこのメッセージを残した訳っす」
「聖女さん、自分がさっき言った様に、貴女を召喚した奴は最低の誘拐犯っす。助ける必要は無いんで、そこから出たら駄目っす」
「あ、『目の前の人を見殺しにしてしまった』てな事を悲しむ必要は無いっす。日本へ帰る時にこちらの世界の記憶は消えるんで」
「そんじゃ自分からは以上っす。聖女さん、王国の者が貴女を誘拐してしまい誠に申し訳ありませんっす」
「そして、聖女召喚をやらかしたそこのお前。この映像には聖女召喚をした愚か者を殺す呪いが仕込まれている」
「自分の呪いで死ぬのか、王国に攻めてきた魔物に襲われて死ぬのかは知らん」
「どちらにせよ、お前は誰よりも苦しんで死ね」
「…さてと、自分もそろそろあの世へ行くっすかね。異世界人を誘拐洗脳してきた犯罪国家の人間は、例外なく死ぬべきっす」
「自分、見苦しく生きる気はねーっす。魔物を呼び寄せて、無抵抗で食われるっす」
「そうだ。死ぬ前に映像記録水晶をオフにしとかないとっす…あ、魔物」
「ちょ、こらまだ早いっす!自分の作業が終わるまで待つっす!」
「あだだだだだ!魔物に食われるのって、こんなに痛かったんすか!やっぱやだ!こんな死に方嫌だ!」
「助けて、聖女さんー!!」
『あーあー、テステス。聞こえてますか聖女さーん?』
「しまった!さっき作ったばっかの映像が自動で!」
『えー、この映像が出てるって事は、自分か自分以外に生き残ってた誰かが聖女さんを召喚しちゃったみたいっすね。残念っす』
「聖女さん、そっちの自分の話は聞かなくていいから、こっち助けて!早く早く早く!」
『ストーップ!!聖女さん、そこから一歩も動いちゃ駄目っす!日本に帰れなくなっちゃうっす!』
「あああ!!!間に合わなかった!言われちまったっす!」
『聖女さんの足元に召喚陣があるっすよね?そこから出ない限りは、誰も聖女さんに手出し出来ないし、召喚者が死ねば元の場所に帰れるっす』
「出てこーい!くそっ、いくら攻撃してもびくともしねーっす!さすが自分の結界っす!」
『動かないままで、自分の話聞いて欲しいっす。この王国は日本から聖女を召喚して、魔物や他国を倒して領地を広げて来たクソみてーな国っす』
「そうっす!そうなんすけど、取り敢えず助けてっす!」
『自分はこの国の王子として生まれたんすけど、こんな国滅んだ方がいいと思って反乱したっす』
「言うなー!それ以上は聖女さんの好感度が地に落ちるから!」
『家族を全員毒殺し、国に毒ガスを撒いたっす』
「聖女さんからの軽蔑の視線が刺さるっす!」
『その後、王国中を飛び回り、生き残りをこの手で殺して回ったんで、多分自分以外は死んだと思うっす』
「そ、そうだ!映像記録水晶を壊せばいいっす!」
『でも、生き残った誰かが聖女召喚したり、自分が心変わりしてしまった時に備えて自分はこのメッセージを残した訳っす』
「こっちも結界があって壊せねー!心変わりする前の自分、用意周到っす!」
『聖女さん、自分がさっき言った様に、貴女を召喚した奴は最低の誘拐犯っす。助ける必要は無いんで、そこから出たら駄目っす』
「だ、だとしても助けられそうな人間には手を差し伸べる方がいいっす!これは自分が助かりたいからではなく、聖女さんの精神にトラウマを残さない為の意見っす!」
『あ、『目の前の人を見殺しにしてしまった』てな事を悲しむ必要は無いっす。日本へ帰る時にこちらの世界の記憶は消えるんで』
「自分ー!余計な事言うなっすー!」
『そんじゃ自分からは以上っす。聖女さん、王国の者が貴女を誘拐してしまい誠に申し訳ありませんっす』
「あ、そーいや自分この後とんでもない事やってた様な…」
『そして、聖女召喚をやらかしたそこのお前。この映像には聖女召喚をした愚か者を殺す呪いが仕込まれている』
「ギョギョギョギョギョー!!」
『自分の呪いで死ぬのか、王国に攻めてきた魔物に襲われて死ぬのかは知らん』
「両方っす!」
『どちらにせよ、お前は誰よりも苦しんで死ね』
「でしょうね!」
『…さてと、自分もそろそろあの世へ行くっすかね。異世界人を誘拐洗脳してきた犯罪国家の人間は、例外なく死ぬべきっす』
「そんな風に考えていた時期が、自分にもあったっす」
『自分、見苦しく生きる気はねーっす。魔物を呼び寄せて、無抵抗で食われるっす』
「やめとけー!その死に方は今までの主義を覆したくなるぐらい痛いからやめとくのをオススメするっす!大きい魔物と小さい魔物の噛み傷がそれぞれ別の痛みとしてエンドレスに続くんすよ!今はそれに呪いも上乗せっす!」
『そうだ。死ぬ前に映像記録水晶をオフにしとかないとっす…あ、魔物』
「あーっ!聖女さんの姿が薄くなってきたっす!自分の死期がカウントダウンっす!」
『ちょ、こらまだ早いっす!自分の作業が終わるまで待つっす!』
「死にたくねえっす!死ぬのにカッコいいも醜いもねえっす!死にたくねえっす!」
『あだだだだだ!魔物に食われるのって、こんなに痛かったんすか!やっぱやだ!こんな死に方嫌だ!』
「いやだあああああ!!終わる!自分の人生が終わる!せ、聖女さん!反省するっからあ!聖女の力を借りようなんてしないから、聖女の力を貸して欲しいっす!いやっ、いやっ、いやっ、おかあさーん!おかあさーん!」
『助けて、聖女さザッ、ザーーーー』
「ぺぷっ!!」




