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詩(漢堂朔夜名義)

作者: 漢堂朔夜

今日も寒い。

手が冷えて、心も凍りそうだ。


外に出ると、みぞれが降っている。


通りで寒いわけだ。

心が凍るわけだ。


私の一日はまるで霙のようだ。


霙のように落ちていき、地面に着くと消えていく。


もしも雪であったら、形が残り、誰の目にも止まるであろう。

子どもであれば歓喜し、外に飛び出す。

大人であれば不快になり、外へトボトボと出る。


だが、霙の私は、一瞬にして消えていく。

子どもはガッカリする。

大人は一安心する。

それで終わりだ。


誰の目にも止まらず、消えていく。


きっと明日も寒いだろう。

だが、霙のようにすぐ終わる。

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