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始まりの王へと至る道  作者: 社不帝
学園1年目
80/83

1年生編25

ジェームズ視点。

おかしい、それはなぜか?異常に俺に対する視線の数が多いことだ。


俺は自分でもわかっているほど男に対して厳しい。そして厳しくされた男は俺に対していい感情を持たない。だから俺はそういう奴らは徹底的に武力で屈服させた。

だからこのクラスの男も俺に対してあまり視線を送ってこない。簡単に言えば目をつけられたくないのだ。


だが今日は男共も俺に対して視線を送ってくる。


おかしい。


俺と一緒に登校したサラとネルも異変を感じている。


なんだ?なにがあった?


俺は試しに一人の男子生徒をターゲットにする。

「おい、なに見てんだ?」そう言って殺気を込めて男の瞳を見る。

「、、、、、、、ジェ、ジェームズくん、嘘、嘘は良くないよ。」

「嘘だー?なんだ嘘って?」

「だって昨日の帰りクラスでジェームズくんが自分で嘘だって言ってたじゃないか。」

「あ?どういうことだ?」

「先生が言ってたんだ。ジェームズくん達が嘘でこの教室のみんなのことを騙そうとしていたから学校的に問題があるってことで拡声器の魔導具ってやつを使ってみんなに伝えたんだって。」


「なに!!??」学校は普通、公平なものじゃないのか?嘘をついても学校的にはありじゃないのか?どういうことだ?

っていうかあの嘘だって言ったとき誰が拡声器の魔導具を持ってたんだ?

サラかネルのどっちだ、、、。

「おい、どっちが裏切った?」


そう聞くと今登校してきたレオンが

「そうカッカすんなよ。」

「黙れ。」

「女の子の裏切りを笑って許してやるのも男の使命だぞ。」

「黙れよ。何したんだ?お前。」

「ん?俺は知らんな。」

「しらばっくれやがって、」


「レオン、おはよう。」

「おう、おはよう。リアム。」

「今日なんかクラス変だね。」

「ああ、なんか朝からジェームズが機嫌悪くてね。」

「レオン、黙れ。それでネル、サラどっちだ?裏切ったのは?」

「私じゃないわよ。」

「、、、、、」

「おい、何黙ってんだよ。ネル。まさかお前なのか。」


ネルはレオンを一度裏切った経験から裏切りに対し申し訳ない気持ちが大きくなっていた。

「ごめんなさい、ジェームズくん。」

「くそ、どういうことだ?お前はレオンと決別したんじゃねーのか?」

「それは嘘です。レオンくんとはずっと組んでました。」


ネルは申し訳無さから丁寧語になっていた。


「チッ、裏切りやがったのか。ネル。」

「、、、、、」

「ジェームズ、人狼試験が楽しみだな。」



俺が考えていた人狼試験で一緒のグループになったやつを買収して勝つってのも難しくなった可能性が高い。


そう考えていると教師が来て

「人狼試験でのグループを発表する。」


俺は1回戦目でレオンとの対決となり負けることは許されなくなった。



放課後。


クラスの女子のリーダーである女子の売買を試みる。


「俺とお前、同じグループだよな。試験が始まったら職業をこっそり教えろ。引き換えに好きな物あげっからよ。」

「嘘つくようなやつが約束守んないでしょ?そんなことよりクラスで話しかけてこないで。みんなにあんたと通じてたって知られたくないから。」

そう言って女子のリーダーはクラスへ戻る。


どうする?このままじゃ退学だ。

「ねえ、どうすんのよ。ジェームズ。」

サラは焦ったように言う。

「うっせー!!黙ってろ!!」

「はあ、本当にどうすんの?」

「今考えてるよ!!」


同じグループの連中を買収すんのはどうやら無理だ。だったらどうやって勝てばいいんだ?

普通に戦って勝ちゃいいんだがそれじゃ万が一負けたら退学になっちまう。

くそ、くそ、くそ。


そうして考えているとネルがやってきた。

「てめー。なんのようだ?」

「誤りたくて、ごめんなさい。あ、あとレオンくんから伝言があって「俺は勝てる戦いしかしねーよ。」です。」

「ふざけやがって!!」

「では。」

そう言ってネルは帰路につく。


「ジェームズまじでどうすんの?私との約束守ってよね。」

「うるせーよ。」

どうする!!??、、、、、待てよ?教師との約束では欠席になったやつのほうが負けなんだよな?

、、、だったら試験日の当日、あいつの登校時を狙って襲撃して学校に行けないようにすりゃ俺の勝ちだ。

幸いアイツは戦闘ができない。戦闘より座学に自信があって座学のテストを受けたんだから出来ても座学以下の成績。

問題ない。これで行こう。


あいつが俺達に暴行されても誰も証明することはできない。


勝った。



「おい、サラ。手伝え。」

「考えついたのね?」

「ああ。」


レオン視点。


「レオンくん、ジェームズくんにあんな挑発すること言っていいんですか?」

「ん?大丈夫だよ。買収が使えなくなったあいつはある方法を取ってくるって分かってるから。」

「ならいいんですけど。」


「なんかネルって真面目だな。ジェームズなんかに裏切って悪いって謝りに行くし。」

「真面目ですか。」

「ていうかさっきから口調と俺の呼び方おかしくないか?」

「私はもう裏切らないっていう気持ちで丁寧語にしたんです。あとレオンくんにしたのはあんただと失礼だと思って。」


「まあ、いい。ネル、改めてよろしく。」


そうしてネル、ニナは俺の仲間になった。

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