表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
始まりの王へと至る道  作者: 社不帝
学園1年目
77/83

1年生編22

ほぼ職業体験をサボっていたが時間は過ぎ職業体験期間が終わる。


1週間ぶりの学園国家での授業で寮から学校に向かう1年の生徒たちの足取りもどこか重い。


俺もゆっくりと歩いていると横から

「よう、レオン元気か?」

とジェームズが話しかけてくる。


「元気だよ、そっちは?」

「ああ、すげー元気だよ。」

と少し笑みを浮かべて言う。俺とジェームズは今まで一度も話したことはないし関わったこともない。睨み合ったことはあるが、そう考えるとここで接触してきたのはこいつの思惑が上手くいったってことだ。



「職業体験大変だったな。」

「嘘つけよお前。ネルに聞いたが騎士団の仕事すっぽかしてなにかやってたみたいじゃないか。」

「何が?」

「とぼけんなよ。まあいい。戦いは始まってるってことだ。」

そう言ってジェームズは俺に興味がなくなったのか一緒に来ていたと思われるサラとネルのところに行った。サラとネルは予定通り仲が悪そうにし今も言い合っている。


それをジェームズは楽しそうに見ている。



学校に着きクラスの前に行く。扉を開けると一斉にこちらに一回視線が向けられ数秒後には半数が俺に視線を向けてこなくなった。

だが半数、視線がある。俺に対する。


席に座ると急に横から今まであまり話したことのなさそうな女の子が話しかけてくる。

「ねえ、レオン君。レオン君ってさ、、その、、なんていうか」

女の子がいいずらそうにしていると

「早く聞きなよー!」と女子グループのまとめ役みたいな人が言う。


「フレンスブルク海国の人なんでしょ?」

これは策なのか?もちろんこの問いに俺がハイでもイイエでも言えば退学になるが純粋に聞いてきているのか?


俺は普通にスルーする。


すると女子のグループが


「フフッ無視されてるし」

「無視ってことは本当にフレンスブルク海国の人なんじゃない?」

「だよね。頭もいいし。」

「私もそう思ってたー。」

「でも出身国バレちゃったしねー。」

「なんかガッカリ。」

「ねー。」

女子とは怖い。ジェームズも上手いな。フレンスブルク海国の人は貿易などで計算をよく使うしかなり高レベルでの勉強をしている。だから俺が座学でいい点を取っていたというところからも信憑性を上げている。

だから俺がフレンスブルク海国の人だと聞いた人はあれこれこじつけそれを確固たるものにする。


そんなことを考えていると急にガーズという職業体験を聞いたときにやりたくないと叫んでいたやつが

「おい、男、確か勉強できたよな。雑用係の配下にしてあげようか」と言ってくる。

もちろん何を言ってるんだ。こいつはと思う。

「ごめん。無理。」

「、、、、、この僕の誘いを断るのか!!パパ様に頼んでフレンスブルク海国を滅ぼしてもらう!!自由期間の1年覚悟しとけよ!!」

そう言って怒りながら席に戻っていく。

変に絡まれた。


「レオン、大変だね。」

久々にリアムが話しかけてくる。

「ああ、大変だよ。リアムにもちょっかいあったんじゃないか?」


「うん、このままレオンにつくなら出身地バラスってね。」

俺ならリアムの出身地はフレンスブルク海国ってことにする。フレンスブルク海国なら俺と同じく頭がいいのに説明が尽くし俺の出身地がバラされても俺についていたのは同じくフレンスブルク海国出身でお互いに知り合い、もしくは俺がリアムを従わせてたってことになるだろうな。


「リアムはジェームズにつくのか?」

「まさかそんなわけないよ。僕の目的のためにもジェームズについても意味ないし。」

「確かにジェームズは女の子にしか優しくないし」

「家臣とか女の子で揃えてそう。」

「「フフッハハハ」」


「ねえ、大丈夫なのレオン?」とアリシアが言ってくる。

「何が?」

「え、、それは何かわかんないけどみんな言ってるし」

「アリシアは相変わらずアホだな。」

「久々にあったのにまたアホって言った!」

「まあまあ。それでレオンはどうする気なの?」


俺はジェームズの出身国はもう分かっている。が今それを言ったところで俺がジェームズに対して言い返しただけになってしまう。

次の試験の人狼がどんなものかによって対応を変えなければならない。もしクラスの人に協力してもらわなければいけないのであればそうするし数人でもいけるものならそうする。


そう考えていると先生が入ってきた。

「おう、、お前たち久しぶりだな。職業体験はどうだった?と感想を聞いていきたいが次の人狼試験のルールが出た。

人狼試験はクラスでまずグループに別れ人狼をする。グループは10人4グループ。そこで勝った奴らで2回戦目をする。クラスで最後まで残って来たやつの中から3人ずつ選んで学年決定戦をする。その3人はもちろんクラスで最後まで残ったやつより多いポイントを貰えるが学年決定戦で負ければ0ポイントだ。

、、、。

そして人狼のルールだが毎回試験の前に職業カードを渡される。種類は人狼、村人、騎士、鑑定士、狂人の5つ。

人狼試験は昼のターン、夜のターンに別れる。


昼にグループ全員で1人の追放者を決める。夜に昼、追放者になったものは追放される。


人狼は昼の間に1人の捕食者を決め夜に捕食する。


騎士は昼の間に1人決め夜にその1人に選ばれた人は騎士が守るため追放も捕食も無効化できる。


鑑定士は試験中に一回だけ一人、人狼か村人かを知ることができる。


狂人は村人と同じ人間だが人狼が勝ったときに勝利となる。


人狼、狂人は村人の数を人狼と同じにしたら勝ち、

村人、騎士、鑑定士は人狼をすべて追放したら勝ち。


ルールは以上だ。質問は後日。」

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ