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始まりの王へと至る道  作者: 社不帝
学園1年目
62/83

1年生編8

「少し休んでから行こう。」

迷宮には魔物が入ってこないセーフティーゾーンがあって俺達はいまそこで休んでいる。

「さっきのゴブリンなかなか強かったね。」

リアムが驚きを隠せないような表情で言う。

「うん、レオンのパンチ受けてなかったらもっと痛かったかも。」

「俺のパンチのお陰で痛くなくてよかったな。感謝しろ。」

「感謝するわけ無いでしょ。ヒーリングかけてくれたのは感謝してるけど。」

俺達3人が話している隣で安全地帯だからかフィミスが寝ている。


「あと数分したら行くか。」

「うん、そうだね。」

「りょーかい。」

「、、、、。」


数分経ち

「じゃ、行くか。」

俺達は前衛にフィミスとリアム、中衛にアリシア、後衛に俺とフォーメーションを少し変えて行く。アリシアを中衛にしたのは短剣使いは迷宮では狭くて戦いづらいということがわかったからだ。


さっきのゴブリン達の影響か、4人共集中して進んでいく。俺は何気なく壁を触りながら進んでいた。

すると手の感触に違和感がある。


「止まってくれ!!」

「どうしたの?レオン。」

リアムは急に俺が止まってくれといったことに驚いているようだ。


「レオン、トイレ?」

アリシアはやはり見当違いのことを言ってくる。

「トイレなわけあるか、アホ。」

「またレオンがアホって言ったー!!。」

「ゴブリン殺す。」

若干1名ゴブリンに恨みを持っている者もいるが俺は話を進める。


「ここ、壁に段差みたいなのできてないか?」

壁の色は一緒なのに凹凸があるというかまるでここに扉があるようになんだかんだ違和感がある。


「確かにあるね。」

「レオンの勘違いじゃないの?」

アホと言われ機嫌が悪くなったアリシアが言ってくる。

「勘違いなわけあるか。もしかすると開くのか?この壁。」

ペタペタと壁を触りドアノブのような物を探すがそういうものはない。


「これどう開けるんだろうね?」

「全然開かないよレオン。」

、、、、何かしら必ず開ける方法があるはずなのだが、、あ、、そうか。なぜ開けるに固執していた?


「眠くなってきた、、、。」フィミスはさっきから戦闘がないからか立ったまま寝ようとしている。

「フィミス寝るな。この扉は開けるんじゃなくて押すだ。だから俺とフィミスで押してみるぞ。」


「分かった。」

俺は身体強化を使いフィミスは身体強化をスキルで使う。


「せーの!!」

最初は少しの力でも開くと思って力をそこまで力を入れていなかったが全然動く気配がなく仕方なく全力で押す。

すると徐々にズズズッと音を立てて後ろに押される。


壁を15センチくらいだろうか?押して横を見ると人が一人ぎりぎり通れるくらいの道を発見する。


「ガチで疲れたー。」

「力使いすぎて眠い。」

「レオンも、フィミスもすごいね。こんなに押すなんて。」

「レオンー。こんくらいで疲れちゃうんだったらもっと体力つけたほうがいいんじゃない?」

とアリシアが煽ってくる。

「なんだとアリシア。そんなことを言うなら押すの手伝えよ。」

「無理。私非力だから。」


俺はアリシアにのほっぺたに指を当てて

「非力なんだったら筋肉をつけろ。」と言う。

「無理。私の戦闘スタイルのスピードで翻弄が出来なくなる。」

「レオン、アリシア。話してないでこのギリギリ一人通れる道の先に何があるか、見に行こうよ。」

「私も見たいー。眠くなってきた。」


俺、アリシア、フィミス、リアムの順番で道というか隙間に入る。体の数カ所が壁にこすれる。

「ねえ、レオン。胸がつっかかるんだけど、どうしたらいい?。」

「俺に聞くな。胸があったことないから胸がつっかかるときどうしたらいいかなんて知らんわ。」

アリシアの胸は結構大きい。オリビアを大としてルシアを極小、エリナを小とするとアリシアの胸は小だ。だが俺の目はアリシアの胸が大きさではなくきれいな形をしていることを見抜いている。まあ、まだ8歳だし成長の余地はまだある。


あ、ちなみにフィミスの胸は中。8歳でこれは才能と言える。貧乳の聖地エルフの国出身の俺はフィミスの凄さに驚きを隠せない。


「アーリーシーアーのー胸はー私ーよりー小さいーからギリー行けるー。」

「あ、、フィミスが言っちゃいけないこと言った。気にしてたのにー。このー!!!」

アリシアは腹いせとばかりにフィミスの胸を揉む。

「こんなに大きくて何に使う気なのー!!。」

アリシア、君が小さいんじゃない。フィミスが大きすぎるのだ。

フィミスはアリシアに胸を揉まれながらアリシアの胸を揉み返す。リアムのような紳士はこの美女と言っていい2人の胸の揉み合いを見ないように目を手で隠しているが俺はがんみする。



あっアリシアと目があった。

「レオンががんみしてるー!!。変態がいるー!!」

「誰が変態だこら!!不可抗力だ。見たくなくても視野に入ってしまっただけだ。」

「リアムみたいに手で隠せばいいでしょ?」


っと2人で言い争いをしてると


「レオン、アリシア。もう行っちゃうよ。」リアムが呆れ顔で言ってくる。

ここでリアムに呆れられては困るとアリシアとの言い争いを中断し急いで隙間を進む。

「ほんとに胸つっかかって痛い。レオン助けて。」とアリシアが言ってくる。

「待ってなよ。なにか良いものあったら取ってくるから。」

「やだー!!」

「じゃあ仕方ない。胸の前に手を置いて胸が擦れないようにして俺がアリシアのことを引っ張るよ。いくよー!!!」

「早い早い早い!!」

俺とアリシアは隙間を通り謎の空間に出る。

「痛い!!」アリシアの手は擦れ血が出ている。

「我は使徒、力をヒーリング。」

アリシアの手を治す。



今のをフィミスにもやり周辺を確認すると


迷宮に似つかわしくない桜もどきの木と宝箱が地面においてある。

「あれって宝箱だよね?」

「そうだと思うよ。」

「初めて見たー。」

「レオン、、ねえ開けていい?」

「ああ、トラップはないらしいからな。」

アリシアが宝箱に近寄っていき宝箱を開ける。


「何が入ってた?」

「これ。」

アリシアが持っていたのは見るからに高そうで性能が良さそうな長剣より少し短い剣だ。


「これはレオンに合ってる剣だね。」

「俺が使ってもいいか?」

「いいと思うよ。」

「いいよ。」

「いいー。」


俺は試しに2度ほど振り桜もどきの木の幹に刺す。

すると樹液のようなものが垂れてくる。

「なにこれ?」

俺が聞くと興味深そうにアリシアが剣に垂れてきている樹液を見る。

「レオン、飲んで。」

俺は樹液というものを飲んだことがないから好奇心で飲んでみる。剣を木から抜き垂れてくる樹液をそのまま飲む。

するとなんだか体の奥から温まるような感覚がする。そして美味しい。

「アリシア、これ美味しいぞ。」

「本当に?絶対に美味しくないと思ったからレオンに飲ませたのに。」

「おい。」


アリシアも樹液を飲む。ちょっとエロい。

「美味しいー。体がポカポカする。」

あとに続きリアムとフィミスも飲み2人から美味しいをもらった。


そんな感じで迷宮探索1日目が終わった。

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