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始まりの王へと至る道  作者: 社不帝
学園1年目
61/83

1年生編7

俺の振った剣を2本の短剣で防ぐアリシア、流石だ。


だが身体強化をした俺の攻撃はそう簡単に止まらない。身体強化は魔力に比例して強化度が上がる。生まれてから毎日魔法を使うのが趣味な俺の魔力はもう普通の8歳の魔力とはレベルが違う。


俺の剣は次第にアリシアの短剣を押し込み始めアリシアは危険を察知したのか一気に後ろへ下がり距離を取る。


「フィミスのパワーもすごかったけどレオンのパワーは異次元だね。」

「当たり前だ。剣の押し合い、スピードじゃ負けない。あとこの距離は俺の距離だぞ。我は使徒、力をサンダーアロー。」

俺の撃ったサンダーアローをギリギリでアリシアは躱す。

「レオンのサンダーアローは見たことある。スピードも軌道も知ってる、、よ!!。」

数回しか見てないのに完璧に躱すか。やっぱり強いと思ってたけど戦闘じゃ流石の一言だ。



逆に一気に距離を詰められアリシアの間合いになる。

1本持ちの俺と2本持ちのアリシアでは攻撃の手数の数が違う。


片方の振るってきた短剣を俺は剣で受ける。だがもう一本の短剣が俺の脇腹に迫っている。俺は強引に体を動かし避ける。だが体勢の崩れた俺は短剣を振る速度の上がったアリシアの攻撃を避けられず1本の剣で太腿を5センチくらい斬られもう一本の短剣で腕を2センチほど斬られる。


俺は距離を取ろうと後ろに下がるがアリシアは距離を取らせないようにくっついてくる。




アリシア。君のその動きを俺はよんでるぞ。


長剣を片手持ちして拳をアリシアの腹に思いっきり当てて殴る。身体強化でパワーも桁違いになっている俺のパンチでアリシアは後ろに吹っ飛ぶ。


2人の間に距離ができ互いに攻められない状況になる。


「レオン、攻めてこないの?ゴホゴホッ。お腹痛い。」

俺が魔法を撃って避けられてしまえば近づかれアリシアの間合いにされてしまう。逆にアリシアは走りながらじゃ俺の魔法を避けられない。


「アリシアこそ。攻めてこねーのか?って出血やばい。」斬られた2箇所の出血がやばい。


アリシアは意を決したように突っ込んでくる。


俺は上空に剣を投げ「我は使徒、力をアイスフィールド。我は使徒、力をウインドカッター。」

を詠唱しアイスフィールドでアリシアの足ものを完全に凍らせ動けないようにしてウインドカッターを放ち、それをアリシアは体勢を崩しながら避ける。


俺は上から降ってきた剣をチャッチし上段から一気に振り下ろす。アリシアは一本の短剣でガードするが短剣が俺の振るった剣の力に耐えきれず真っ二つに折れ俺は剣を寸止めする。


「俺の勝ちだなアリシア。」

「負けたー。座学の方が出来るみたいなこと言ってたくせにー。」

「レオン流石だね。」

「殺すギリギリだったね。」とリアムとフィミスも言ってくる。


「じゃあ、このパーティーのリーダーは俺で。」

「仕方ない。」

「賛成。」

「さーんさーーーーい。眠い。」




3日後迷宮探索の日になった。

近くの別の島にクラスみんなで行き初めての迷宮探索が行われた。探索の日数は1週間。水、食料は最低限の量、学園が用意したもののみ持参していいことになっている。

夜も一緒なので迷宮で寝る危険と女性と一緒に寝るというやらしいことはないが興奮してしまう要素もある。トイレも問題だ。迷宮探索する人はみんな垂れ流しのようだが女性のトイレを見てしまったりしたらパーティーが崩壊するかもしれない。


「では健闘を祈る。」と言って先生は迷宮の前で待っているようだ。だがパーティーによっては違う先生に引率を頼んでいることもあるようだ。

「レオン、早く入ろうよ!!」とワクワクいっぱいなアリシアが言ってくる。

「アリシア、子供じゃないんだ俺達は。」

「え、、私達は子供だよ。レオン、大丈夫?」

俺はアリシアに心配されてしまった。


「じゃあいつもの戦い方で行こう。」リアムがリーダーのように言って俺達は4人で迷宮に入る。


その俺達を睨んでいる者が3人。レオン達は気づいていなかった。



迷宮の中は薄暗く魔物が近づいてきていても気づかなそうだ。

「いつもの森と雰囲気違うね。」

「うん、この薄暗さは危険だ。」

「魔物は殺す。」

フィミスが戦闘前から完全に起きてるなんて珍しい。


俺は久しぶりに気配を感知する方に力を入れる。

、、、すると前方に俺たち生徒じゃない気配を感じる。

「敵がいる。」

「前方警戒。」

「分かった。」

「殺す。」


前方から来たのはゴブリンが4体。ゴブリンなんて弱そうだがさすがこの世界、ゴブリンですらも強い。と聞いたことがある。

「じゃあ先制攻撃をする。我は使徒、力をウインドストーム。」

ウインドストームは上級魔法で1対1ではなく多対1の状況で使うことが多い。ウインドストームがゴブリン4体に当たるというところで

ゴブリンの一体が

「ギャギャリアギャギャリア。」というとバリアのようなものが張られ俺が撃ったウインドストームは止められる。


「なに!!??」

俺の攻撃をあんなにあっさり止められるとは。悔しい。

「レオン、元気だして。」とリアムが励ましてくれる。

「レオンは私の活躍を見てなさい。」とアリシアが言って

「ゴブリン殺す。」と言ったフィミスと一緒に4体のゴブリンに突っ込む。


フィミスが俺の攻撃を止めたバリアを張るゴブリンに2本の剣を振るうが盾を持ったゴブリンに止められる。

アリシアは2本の短剣を素早く動いてバリアのゴブリンに刺そうとするが槍を持ったゴブリンの攻撃を避けるため後ろに下がる。そこにはもう一体のゴブリンがいて脇腹にパンチを入れられアリシアが倒れる。



「アリシア大丈夫か!!??リアム!!」

「うん!!」


俺はアリシアのカバーに行きリアムはフィミスのカバーに行く。

俺は身体強化をマックスまでかけて

「我は使徒、力をサンダーアロー。我は使徒、力をファイヤーアロー。」を撃つ。サンダーアローはバリアを張られ止められるが角度を変えて撃ったファイヤーアローは拳のゴブリンの顔面に直撃し顔が燃え騒ぎ立てる。

俺は腰の剣を抜き一気に駆けて火に気が散っている拳のゴブリンの頭を撥ねる。

すると俺が予想していた通り目の前に槍があり俺はギリギリで避ける。すると槍は懐に入られると攻撃できないという弱点が出て俺は槍のゴブリンの腕を斬り落とし頭を斬る。


そして俺はそのままアリシアの脇腹の治療に入る。視線の端ではフィミスとリアムが一緒に盾のゴブリンを斬るところであとはバリアを張るゴブリンだけだった。

「レオンーーーーー!!!。またお腹痛いーーーー!!。治してー!!!!!!!。」

「ああ、すぐに治してやる。我は使徒、力をヒーリング。」

アリシアは痛みが薄れたのか俺によりかかり力を抜く。

「痛かったか?」

「痛かったけどレオンのパンチの方が痛かった。」

「そんなにか?ごめん。」

「レオンが素直に謝るって珍しい。」

「怪我してる人間に突っかるほどクズじゃねーよ。」


フィミスとリアムはバリアのゴブリンを倒したのか近くによってくる。

「アリシア大丈夫かい?」

「アリシア大丈夫?」

フィミスが起きてる状態で珍しく過激な言葉を言わなかった。


「うん大丈夫。」


この迷宮は一筋縄じゃいかなそうだ。

アレク達のパーティーは先生が引率していませんでしたがほとんどのパーティーが引率の先生を希望して一緒に行っていました。引率の先生なしのパーティーはほとんどが戦闘試験10位以内に入っていた生徒がいるパーティーでした。

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