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始まりの王へと至る道  作者: 社不帝
学園1年目
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1年生編6

今俺とアリシアは互いに模擬剣を持ち距離を詰め合っていて俺は身体強化し一気に加速する。だがそれはアリシアも同じで身体強化強化して互いに距離を一気に縮め剣を撃ち合う。


なぜこうなったのか?時間は少し遡る。


入学して一ヶ月ほど経っただろうか。

今の俺たちはあとちょっとでC2冒険者というかなり速いペースで冒険者稼業をしていた。


クラスは?といえば前にアリシアにうるさいと言ってきた眼鏡の男の子があのときにクラスの生徒もライバルだと言ってたからかクラスで浮いていた。


座学の試験のときも彼は居て、どうやらあの本達の凄さを理解しているのか次の日から冒険者を一緒にやってくれるパーティーメンバーを探し始めた。


だが誘われた皆が小さな声で「ライバルって言ってた癖に資格が欲しいからって誘われてもな。」と言い断られてしまったようだ。


俺が漫画やアニメの主人公なら眼鏡の彼をパーティーメンバーに入れてあげるんだろうが俺は奪われたくない者の中に入らない彼にアリシアと和解させて入れてあげるほどの労力をかけたくないと思い放置していた。


クラスには今4人のイケメン枠なるものがあるとアメリアにいま教えてもらっていた。

「4人?」

「そう、4人。」

「一人はわかるぞ俺も。ハリスだろ?」

「正解。」

ハリスは簡単に言えば欠点のない完璧な男だ。顔はみんな普通よりちょっと上みたいな顔なのだがハリスの顔は女子から見ると他の男子よりかっこよく見えるらしい。試験では戦闘を選び10位で好成績。そして誰にでも優しい。男子女子に限らず誰にでも声をかけている。


「他は誰なんだ?」

「ジェームズ。私はそうは思わないんだけど一部の女子に大人気なの。」

ジェームズは簡単に言えばナルシスト系オレオレ男だ。要素を盛り過ぎな気もするがこれがいちばん簡単な彼の印象だ。いつも髪を触っていて急に授業中とかに「ふっっ」とか言ったりする。

あと授業中に先生に質問されたりすると「この俺に解けない問題など存在しねえ。」と言って自信満々だった。

眼鏡の彼はジェームズの女子多めパーティーに入れてもらったようだ。


「ジェームズは確かにイケメン要素がないな。」

「でしょ?でももっとおかしい人がいるの。」

「ジェームズ以上にイケメンに選ばれておかしいやつがいるのか?」

「いる。じゃあ先にイケメンに選ばれてもおかしくない人を言うよ。」

「ほう?誰だい?」


「リアム。」

「確かに納得だ。あの優しさは俺にも真似できない。」

「座学でも優秀で女の子に優しいと来てイケメン枠だよね。」


「で、イケメン枠にふさわしくないやつって誰だ?まずイケメン枠って何か分からんけど。」

「イケメン枠にふさわしくない人わかんないの?」

「わかんない。」


「、、、、レオンよ。レオン。」

「俺かよ!!??」

「そうなの。おかしいでしょ?」

「おかしくないだろ。座学だって9位だったしリアムほどじゃないにしても女子に優しくしてるし。」


本当の顔が分からず、みんなが同じくらいのレベルの顔をしたこの学校でイケメンを選ぶならスペックと性格しかないだろう。


「どこが優しくしてるの?私に対して定期的にアホとか言ってくるし。」

「アリシアよ。俺達は友達だろ。友達だからこそアホと言える親しい仲になったと言えるんじゃないか?」

「そうかも。」

ちょろい。


この一ヶ月で俺たちの関係も少し変わった。

アリシアは今回のように俺に対して偶にちょっかいをかけてきて言い合いになるなんてこともある。

フィミスは今もアリシアの隣で寝ていて戦闘になると言葉が過激になるのはそのままだ。授業中に急にアリシアのことを抱きまくらのように強く抱きつくこともある。

リアムは俺とアリシアの仲裁役。ハリスほどではないにしろ交友的でクラスのみんなと仲がいい。


だがやはり一番話すのはなんだかんだ言ってアリシアだ。


そして授業は始まりある課題が出された。

「お前達に2つ目の課題だ。と言っても冒険者ランクのように長くコツコツやるものじゃなくて4人パーティーを組んで迷宮探索に行ってきてもらうだけだ。」

「迷宮探索ってことはお宝があるってことですか?」

とムードメーカーが聞く。

迷宮は魔物のいる地下にある建物みたいなもので世界中にありそれこそ一攫千金のお宝なんかもある。


「課題の迷宮はもう攻略済みでお宝はないがお前達が冒険者パーティーとして戦うのに使える剣や盾なんかを隠している。学校側がな。」

俺たちが今使っている剣は学校側が用意してくれた最低限の装備しか持っていない。

実家から仕送りで送られてきたお金は食材や日常品を買うのに使えるが剣なんかはここで冒険者として稼いだお金しか使えない。


「そして4人パーティーを組む上でリーダーを決めてもらう。リーダーは迷宮をどう探索するか決めたりパーティー内で意見が別れたときの最終決定権はリーダーにある。あと念のためパーティーに先生を引率させることもできる。迷宮は危険だ。だから基本は手を出さないが危ないときは助けてもらえるようにすることもできる。」



6時間の授業が終わると前の席のアリシアが

「レオン組むよね?」

「リアムと組もっかなー」

「私とは組まないの?」

「組まないとはいってない。」

「最初からそう言ってよ。」

「わーたーしーもーくみーたーいー、、、眠い。」

「僕も組みたいな。」

「ああ、この4人で組もう。だが問題はリーダーだ。この4人のリーダーってことは迷宮探索のときだけじゃなく冒険者パーティーとしてのリーダーもその人になる。やりたい人。」

「はい!!」とアリシア。

「、、、俺もやる。」と俺も言う。


「レオン、私達は一度白赤はっきりさせないといけないみたいだね。」

「ああ、アリシアとは戦いででどちらが上かはっきりさせないとな。あと白赤じゃなくて白黒な。」

「僕もどっちが強いか知りたい。」

「わ~たーしーもー。」

「じゃあ、唯一資格がなくても使える校庭で戦お?」

「ああ。」



俺達は校庭に4人で行った。

「レオン、ルールはどうするの?」リアムが聞いてくる。

「俺は剣も使えるから魔法ありスキルありで5メートルくらい離れたところから模擬剣で急所もありで。審判はレオンお願い。」

フィミスは戦闘が見れるからか目をぱっちり開け俺達の戦いを見ようとしている。

「レオン、負けたからって泣かないでよね。」

「アリシアこそ負けて泣くなよ。」


俺とアリシアは模擬剣を持ち5メートルぐらい離れて構える。模擬剣はちなみに真剣だ。

俺は中段に構えアリシアは2本の短剣を逆手持ちして中段に構える。


「始め。」


リアムの声を聞き、俺とアリシアは、じりじりと距離を詰め3メートルほどの距離に近づく。

俺は身体強化を使い3メートルの距離を一気に縮める。それはアリシアも同じで身体強化を使い距離を一気に縮めてくる。


俺が振り下ろした長剣をアリシアは短剣2本で防ぐ。




流石だアリシア、面白い戦いになりそうだ。

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