表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
始まりの王へと至る道  作者: 社不帝
学園1年目
59/83

1年生編5

俺達が最初のターゲットにしたのはネイルベアー。普通の異世界なら最初の魔物は弱くて一人でも倒せるくらいの強さだがこの世界は違う。盾役がいない俺達パーティーは攻撃をもろに受ければ死だ。


俺達はまず隠れた状態から俺が遠距離魔法を撃つ。

「我は使徒、力をサンダーアロー。」

俺の得意の雷魔法はネイルベアーの頭に直撃し一瞬感電させる。その隙に


「フィミス!!」

「死ね!!!!!」

フィミスは掛け声と共にネイルベアーの脇を下の方から2本の長剣で大きく深く斬る。

でもそれより眠いとさっきまで言っていたフィミスが死ねというだなんて意外だ。


ネイルベアーは感電から回復し斬られていない腕でフィミスを攻撃する。上から無造作に振られた爪をフィミスの前に入ったリアムが刀で防御する。


「アリシア!!」リアムの声でフィミスの後ろから一気にアリシアは現れネイルベアーの首元を深く斬る。だが、まだ仕留めきれず俺達は一旦下がり距離を取る。


だがこれはネイルベアーの間合いだった。脇と首から出血しながらも斬られていない脇の方の腕を振りかぶり俺たちの方に振るう。すると5本の爪から斬撃のようなものが飛び地面を引っ掻いたように地面がえぐれる。


俺達は何とか躱し攻撃に当たらないように4人ばらばらで逃げてしまっている。

これでは万が一攻撃が当たるとまずいと俺が判断して俺は立ち止まって

集中し左にサンダーアローを右にウインドカッターを詠唱する。

「我は使徒、力をサンダーアロー。我は使徒、力をウインドカッター。」

俺はまずサンダーアローをネイルベアーの顔面に2度目の被弾をさせる。そして一瞬感電した隙にウインドカッターをネイルベアーの首にうちネイルベアーはもろに直撃し出血多量で死んだ。


「ナイス、レオン。」

「出番奪われたー。」

「殺したかった。」

フィミスはどうやら戦闘になると言葉が過激になるようだ。


「やっぱりスキルは共有したほうがいいな。」

「僕もそう思う。」

「私も思う。」

「わ~たーしーは~どっち、、で、、も、、。」

「じゃ、僕からスキルを言うよ。剣鬼っていうコピースキルで一撃の威力を上げるっていうのがスキルの主な能力かな。」


「個人情報だからあんまり人に言うんじゃないぞアリシア。」

「なんで私だけ!!??」

「アリシア、、、気をつけろよ。」

「そんなに私信用ない?」

「ない。」

「うわーーーーーレオンが私をいじめるーーーーー。」

そう言ってアリシアはフィミスに抱きつこうとするが俺とリアムと違ってアリシアがフィミスに触れた瞬間にフィミスがアリシアのことを抱きまくらのように抱きしめる。


「フィミス、ギブギブ。はあはあ、フィミスがこんなに怪力だなんて。」

「アリシア、コントはもういいからスキルを言え。」

「レオン、アリシアのこともうちょっと優しくしてあげたら?」

「ああ、善処する。」

リアムはレオンの言葉を聞き絶対に善処しないやつだと悟る。


「私のスキルは永久出血っていうオリジナルスキルで私の短剣で斬った傷は回復魔法を使っても出血が止まらなくなるっていうスキル。」

「じゃあ治すにはどうするんだ?」

「私の斬った傷の部分を他の人が斬るとスキルの効果が切れる。」

「なるほど。じゃあアリシアのスキルを解除するにはさらなる傷が必要ってことだね?」

「リアムそういうこと。」


「わーたしのースキルはー身ー体ー強ー化ー。」

「身体強化って魔力使って使うんじゃないの?」とリアムがナイスな質問をする。


「わ~たーしーは魔力が一切ないー。だーかーらースキルでーしーんーたーいきょーかーすーるー。」

と言って魔物が出る森だというのにフィミスは立ったまま目をつぶっている。

「なるほどさっきアリシアが抱きつかれて痛かったのはその身体強化のせいだろう。」

「なっとくー。次はレオンの番だね。」

「俺のスキルは」

「待ってレオン。私が当ててあげる。賢者ってスキルでしょ?当たりでしょ?ねえ当たりでしょ?」

と言ってくる。


賢者と言うスキルはこの世界でもかなり有名で300年に一度くらい現れる大魔術師は皆が持っていたそうだ。


「不正解だアリシア。俺のスキルはスーパーレアスキルで魔術師ってスキルだ。」

スキルをまだ持っていないとは言えない。

「さっきの両手に魔法を出してたのもスキルの能力?」

とリアムが確認してくる。

「ああ、かっこいいだろ。」と自慢する。


そんなことを話してからネイルベアーを3体ほど狩り次の日は学校が休みということで次の日もネイルベアーを2体狩って魔石というものを取り出して船に乗り学園に戻る。


ギルドのランクカードには魔物の魔力を感知して自動的に討伐したかを記録してくれる。だから俺のランクカードにはネイルベアー2体討伐と書いてある。なぜ2体なのかは最後の攻撃をした者に討伐数が入るからだ。


俺達はギルドに戻って討伐報告をする。


「4人パーティーでネイルベアーを6体討伐しました。」と言って4人のランクカードを出す。

「討伐確認しました。皆さんは資格を目指しているのですか?」とギルドの受け付けの人が聞いてくる。


「なぜそう思うんですか?」

「資格のお話を学園でされて次の日にもう狩りに行っているようなので資格をほしいのかと思いまして。あ、、ちなみにC2冒険者になるにはネイルベアーであれば一人5体討伐が必要です。」

どうやら冒険者ランクを上げるのは容易ではないらしい。


魔石を渡してお金にしてから冒険者ギルドを出る。

「みんなお金どう分けよっか。」

「確かにどうしようか。」

「私はいらない。実家からお金送られてくるし。」

「わーたーしもーですー。」

「それなら僕もいらないね。」

「そうなるとこのお金はどうしたらいいんだ?」


「レオン!!名案浮かんだ!!」とアリシアが言ってくる。

「却下だ。」

「ひどーーーーーー」そうアリシアは言ってフィミスに抱きつこうとするが昨日のことを思い出したのかギリギリで止まる。

「まあまあ、レオン聞いてあげようよ。」とリアムが言うので

「リアムがそう言うなら。」

「旅のお金として貯めるのはどう?」

「うん、まずアリシアよ。俺たちが全員たびに出るか分かんないし同じ場所に行くかわかんないし旅のお金は校長が出してくれるって言ってたし。」


「でもせっかく4人共剣を使うんだし剣の流派習いに行くのもいいかな?って。あと校長が出してくれるお金って最低限でしょ?せっかく旅に行くなら美味しいご飯食べたいし。」


「く、、悔しいがアリシアの言うとおりだ。」

「確かにそれいいね。」

「でお金の管理はレオンね。私の意見を聞こうとしなかったバツ。」



俺はパーティーのお金管理の役に任命されたようだ。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ