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始まりの王へと至る道  作者: 社不帝
魔法国の陰謀編
42/83

魔法国の盗賊10

「おいおいどうした!!帝国の兵隊さんよ!!」

あとから来た盗賊の頭と思われる男が大剣を振り回しながらでかい声でそう叫んでいる。


今回の戦いで何百人もの命の奪い合いをしてるんだ。お互いにそんだけの命を賭けたんだから俺たちも責任としてリーダー同士の戦いと行こうじゃないか。


「オリビア!!あいつは俺が殺るからまだ包囲されたままの兵たちを助けてあげて!!」

「ですが、アレク様をあんな危険なやつと戦わせるわけには行きません!!」

「あいつは俺の手でケリを付けなきゃならない!!この戦いのリーダー同士の責任だ!!・・オリビア!頼んだよ!!」


そう言うとアレクは全速力で駆け抜け男の元へと走った。


「・・そう言われては断れないではないですか。皆の者まだ仲間が包囲されている助けに行くのだ!!」

「おおおおお!!」


さっきまで居た80人の兵は65人ほどになってしまいかなり厳しい状況ではありますがなんとかあの男をアレク様が抑えていただけていれば勝てる!!

ああ、アレク様が怪我をされたらどうしましょう?やはり一緒に行くべきだったのでは?

いやオリビア、アレク様を信じるのよ。


「アレク様、武運をお祈りしています。」

そう言ってオリビアは盗賊達に斬りかかっていくのだった。





敵を五人ほど斬ったところだろうか俺から5メートルほど先に男を視認し叫びながら敵を更に斬っていく。

「邪魔だ!!どけええ!!」


魔法を使いながら敵を屠り続けついに目の前に敵の頭を見つけた。


「お前がこの盗賊共の頭だな!!魔法国の兵と言ったほうがいいのかな?」

「この盗賊の俺を魔法国の兵と見間違うとは目の悪いやつも居たもんだ。で、、、なんでお前のようなガキがいる?」


、、、待て。事前の情報じゃ砦には皇子と皇女が来てるって話だったよな?こいつはどう見ても兵じゃねえ。

なら皇子だ、こいつを人質に撤退する。

これが一番いい選択肢だ。

ガキ相手に大人気ねえが俺の命が一番だ。

馬鹿なガキだ。




「この俺をガキとは失礼な男だな!!」

いや、失礼でもないのか。どう見ても俺の体、子供だし。

「俺の名はブリュッセル!!決闘を提案する。」

決闘?

客観的なおれがすぐに

相手は俺が応じだと分かっていて決闘に勝ち人質にして撤退する気だと言ってくる。

なら

「俺の名はアレク!!決闘を承諾する。」

バレてないかもしれないからフルネームではなくあだ名を言う。

そして俺は腰にある前の護身用の剣ではなく一般の帝国の兵が使うような長剣を抜く。ちょっと長めではあるが。

「おっと帝国の皇子様か、まあいい勝つだけだ!!」

ブリュッセルは開始と同時に大剣を振りかざす。



そうして、アレクとブリュッセルの戦いは幕を開ける。






フレイヤ視点



(空気が重い、体が重い、剣が重い。あまりに長時間剣を振りすぎたからだ。)


そう思っている間にも一心不乱に剣と振り続ける。


「フレイヤ皇女、はあ、はあ、やっと追いつきました。先行しすぎです。それに包囲されて今にも囲まれてしまいそうです。」

「ふっ、、お前たちが遅いからだ。だが我が愚弟が盗賊共の包囲を一部崩してくれたようだから私達は助かっているとも言える。」


私は愚弟の技量を見誤っていた。

奇襲してくる盗賊団のことは読めていた。おそらく包囲した私達を包囲して前と後ろから殲滅していくのだと。

だから私も砦の隊長や副隊長も厄介だと思っていた。

片方の盗賊団に戦いに行けばもう一つの方に必ず奇襲される。なら800人の兵を2つに分け400対400の戦場を2つにすればいいと思っていた。


だが愚弟は

「奇襲してくる盗賊がいるならそれを奇襲すればいい」


と言って奇襲するために森の中に円を作って潜むんだったら一箇所にいる盗賊も少ない。少数の盗賊を斬るならそんなに帝国の兵を森に潜ませなくていいから奇襲がバレることもない。

包囲に穴が空いているならそこから帝国の兵達は少しずつ包囲から出て来れるだろうからそしたら普通に正面から盗賊と戦えばいいと。


だがここで砦の隊長が包囲に穴を開けても穴に気づかれて盗賊をうまく使って穴を塞がれたら結局包囲されてしまうぞと言った。

愚弟は今回の盗賊は魔法国の兵と盗賊が混じった盗賊団。だから急に指示を出してもうまく動けないと言っていた。


今戦場はその通りになっている。


私は勘違いしていた。奇襲は守るもの、どう被害を減らすかというものだと勘違いしていた。



「これからどうなされるおつもりですか?」


「・・・そうだな。。。おそらくあいつが盗賊共の頭だ。あれを殺しに行く。」

距離は25メートルほど。

「兵があそこまでたどり着けるほど居ません。」


今フレイヤの周りにいるのは最初の200人から大きく減って110人程へとなっていた。


「それでも行くのだ。」

「で、ですが。このままではもっと数が減ってしまいます。」

「くどい、今しか好機はないのだ、今あいつらは包囲に穴があったことに驚いて隙きがある、今しかない!。」

「、、、そうおっしゃるのであればお供させていただきます。」







今の戦力は


フレイヤ 約110人

アレク兼オリビア 約130人

隊長 約120人

副隊長 約100人



ブリュッセル 約260人

レイズ 約180人

学園編入るまで一気に書いて一定の期間お休みしたら学園編スタートにしたいと思います。

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