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始まりの王へと至る道  作者: 社不帝
魔法国の陰謀編
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魔法国の盗賊9

おかしい、この俺ことブリュッセルはそう思う。

帝国の糞兵士共を包囲して1人残らず殺してやろうと思っていたのにどこかに包囲の穴があるかのようにそこから帝国の兵どもが逃げていってしまうのだ。

なんだ?何が起きてやがる。


「どうなってやがんだ!!」

「わ、、わかりません!!」

「ちっっ、うちの奴らの包囲を少し広くして全体をカバーさせろ!!!」


そう自分で言ってみるもののおそらく無理だろうとも分かっていた、こんな盗賊と魔法国の兵士をまとめた隊でそんな事ができないことを。


そう頭で思っている間にも帝国の兵士2人が斬りかかってきて

ガギィン、ガギィンと数回ほど剣を打ち合い、ブリュッセルは2人を斬る。


「乱戦のままじゃこっちに勝ち目はねえぞ!」


俺はスキル名を心に叫びながら帝国の兵士に斬りかかる。




少し時間は戻る。アレクの回想。


俺は盗賊を倒しに行くということでおじいちゃん師匠にスキルを詳しく聞いたのだ。{最近では師匠は妹たちに魔法を教えているらしい、妹達の年齢から始められたら負けてしまうかもって最近焦り始めている。}


スキルがあれば魔法も剣術も必要ないのではないかと。だが師匠の言葉は違った、簡単に説明するとこうだ。


スキルというものは天性の才能、神からの贈り物。

これがこの世界におけるスキルのイメージだ、そして俺もそう思っていた。

だがそれは全くの間違いだと師匠は言う。


スキルはあくまでスキル。スキルだけの才能ではちょっと強いぐらいが限界だと。

スキルの強さに溺れ自分のスキルは最強だと思っていた人間もすぐに自分より強い者と戦い死んだそうだ。


だからスキルを使うのは人間。だからこそ人間の技量が問われるのだと。




次にノーマルスキルとレアスキルとスーパーレアスキルのついてだ。


ノーマルスキルとレアスキルのほとんどが常時スキル型でありノーマルスキル剣士やレアスキル魔道士のようなスキルが大半を締めている。


スーパーレアスキルは半数が常時スキルで残った半数が特殊能力系となっている。



話を戻そう、なぜ魔法や剣がスキルがあっても必要なのかと。


1つ目の理由が常時スキル型と特殊能力型の使い方の違いだ。


常時スキル型は自分の素の剣の力量であったり魔法の力量というものに大きく左右されてしまうため自分で磨かなければならないということだ。

特殊能力系もインターバルが必要なためその間に自分の身を守れる力が必要だからだという。


そういうふうに弱点があるにも関わらずなぜ多くの人たちがスキルに頼るか?それはスキルを得て初めてスキルを使った時に今までの自分よりも何も訓練もしていないのに強くなってしまっているため地道に訓練というのがなかなかやる人間が居ないためスキルでほとんどの勝負が決まってしまうことになるわけだ。


2つ目は地道に努力した魔法や剣がスキルを越えたという話があるからだ。

昔にノーマルスキル剣士の男とスーパーレアスキル剣士の男が居た。互いに剣士のスキルではあるがノーマルスキルとスーパーレアスキルの剣の使い方がうまくなるのは数倍ほどの差があったわけだ。


だがノーマルスキルの方の男は何年も何年も修行に修行を重ね、人間の話だが30年かけてスーパーレアスキルの男に剣の勝負で勝ったという話があるからだ。


だから剣と魔法というのは修行しなければならないということなのだ。





時間は戻りアレクの視点に戻る。


「何だあれは!!」


盗賊の頭と思われる男が大剣を振り回しながら帝国の兵をどんどん斬っていくのだった。


「アレク様!!急いで戻らなければあの一帯の兵は皆殺しになってしまいます!!」

「分かってる!!行くよ!!オリビア!!」


アレクとオリビアは馬に乗り暴れている盗賊の元へと向かうのだった。

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